この記事では、前編に引き続き私たち家族か獲得したビザについて、取得方法・手続きをまとめました。
またビザの種類に関係なく、マレーシアに入国する際に必要なデジタルアライバルカードの登録についても
記載しているので、移住・旅行に限らずマレーシアに来られる方は参考にしてください。
マレーシア移住【証明写真の失敗】
パスポート申請やビザ取得の手続きの際に証明写真が必要ですが、注意しておきたいのが
写真とデータの両方が手に入る証明写真機での撮影ということでした。
- 就労先によって、証明写真の背景色に指定がある
- 携帯電話アプリで証明写真は撮影できるが申請時に弾かれることが多い
- 子どもの証明写真撮影はかなりハード
- 証明写真機によってはデータがもらえないことがある
上記が私の経験談です。
証明写真は意外と値段が高く、安く抑えたかった私ですが携帯電話アプリで用意した証明写真では
申請が進みませんでした。
なので証明写真機で撮影をしましたが、まさかデータを就労先に送るとは知らず、パスポート申請用の
写真しか準備していなかったんです。
苦労して子ども2人の撮影をしたのに、データ獲得のため再度撮影することになり、
労力も費用も倍以上かかりました。
結局、証明写真だけで7,200円も出費。勉強代にしてはたこついたわぁ
マレーシア移住【ビザ発行費用・送金用wiseアプリ】
就労先から夫以外の家族のビザ申請費用は自己負担だと案内を受け、海外に初めて送金する必要がありました。
wiseという海外へ送金できるアプリは、マレーシア問わず海外では割と主流だとか。
しかしアナログおかんは、使ったことのないアプリに初めての海外送金、家族3人分のビザ費用として
5万円ほどを送金するのは、なかなか手が震えました。
wiseアプリを利用した送金で注意することがあります。
- wiseアプリではアカウント作成時に本人確認書類が必要
- 本人確認は時間に余裕をもって行う。
- ネットバンキング、その番号で大丈夫?確認必須
より詳しく説明すると、本人確認には早くて30分程度、遅くて1日以上も要することがあります。
万が一急ぎで送金したくても、初めての送金に合わせて本人確認を申請してしまうと、必要以上に時間が
かかるので、送金予定のある方は予め本人確認を済ませておくと便利です。
また郵貯をはじめとする、ネットバンキングを利用する際に、携帯電話番号を利用して認証コードが送られてくる
場合は、ネットバンキングに登録してある電話番号を解約すると、認証コードが受け取れず送金もできません。
なんも考えんと日本の電話番号を解約して日本を出国。マレーシアに来てwiseが使えずえらい目におうたで...。気をつけなはれや!
マレーシア移住【eVISA申請】
eVISA(Single Entry Visa)とはこのビザを持っていれば、日本を出国する際、マレーシアへ入国する際に、イミグレーションで自分はマレーシアで就労ビザを取得することを許可され、マレーシア入国後に就労ビザを受給しますという証明になります。
申請時の注意点は、
- 携帯・タブレットの画面ではログインボタンが押しづらく、新規追加が難しい(パソコンがおすすめ!)
- パスポートのスキャンが難しい
- パスポート用の証明写真データが添付しづらい(サイズ変更を求められる)
- 添付するデータ名を変更する必要がある
- 申請最後に一人につき3,000~4,000円の支払いが必要
- 子どもの申請をする際は親のeVISAのPDFを添付する必要がある
申請フォーマットを入力中、とにかく不具合やエラーが多かったです。
就活エージェントからも聞いてはいましたが、やはり申請時にエラーになることが多く、先へ進めないという状況が続き、何をどう変更すれば良いかもわからず手こずりました。
申請されたことのある方の体験談でも、実際に私が入力していたときも、
なんでできた?というタイミングでいきなりデータが添付できたりしたので、根本的な解決策や手順は
いまいちよく理解していません。
ほんま大変やったわ! eVISAが申請されたらビザ関係の手続きは全て終了やで!おつかれさん♪
マレーシア移住【出国直前!アライバルカード:MDACの申請】
マレーシアに入国する際には、移住でも旅行でも、マレーシア デジタル アライバルカードの申請が必要です。
乗り継ぎや、日本国籍以外の方などで申請免除になる場合もありますので、ご自身が対象となるのか
確認する必要があります。
基本は申請必須と思っといたらええな!
- 申請できるのは、マレーシア到着3日前から!!
マレーシア空港に到着後も手続きは可能ですが、到着3日前からフライト当日までに完了しておくと
当日スムーズです。
マレーシア移住【後編:まとめ】
ビザを取得するためには多くの工程が必要です。また情報が更新され、必要な手続きの方法が追加・変更されることは
珍しくありません。時間に余裕を持って準備することで、少し不安は和らぎます。
- 証明写真をはじめ、申請書類は全てデータ化する必要がある
- 海外送金にはwiseアプリが便利
- eVISA申請は気力が試される
- マレーシア到着3日前からMDACの申請を忘れずに
無事にビザが取得できれば、憧れのマレーシア生活はもうすぐそこ!
慣れない作業は負担も大きいですが、この記事を参考にしていただいて、スムーズに申請が完了することを応援しています。