この記事では、一姫二太郎が勝ち組と言われる5つの理由をまとめます。
一姫二太郎は育てやすいという意見が多く、どちらの性別も育ててみたい人から羨ましいと感じられる場合もあります。
およそ25%の確率で叶う一姫二太郎にはどんなメリットがあるのか見ていきましょう!
一姫二太郎は勝ち組?羨ましい5つの理由
一姫二太郎は勝ち組・羨ましいと言われる理由は次の5つです。
それぞれを詳しく見ていきましょう!
①:穏やかで育てやすい女の子が1人目だと安心
一姫二太郎が勝ち組と言われるのは、一人目が女の子だからです。
初めての育児では、何かと戸惑うことが多いですよね。
一般的に、女の子は男の子よりも育てやすいと言われています。
- 夜泣きが少ない
- 病気にかかりにくい
- 穏やかな遊びを好む
あくまでも「男の子と比べて」なので、女の子を育てるのはラクということではありません。
それでも、女の子はお絵かきやお人形遊び、おままごとなどゆったりとした遊びを好む傾向があります。
男の子のように、高いところによじ登る、高いところからジャンプするなど、見ている方がヒヤヒヤする遊びはあまりしません。
夜泣きをする女の子もいますが、男の子のほうが夜泣きの声の大きさや勢いが激しいと感じるママパパもいます。
②:1人目が女の子(自分と同性)だとママの不安が少ない
ママにとって同性である女の子の成長は、自分の経験と重ねることができます。
そのため、思春期の体の成長や、友だち関係の悩みも察して、寄り添うことができますよね。
男の子では体のつくりも違い、気持ちの面でもわからないことが多いです。
最近では、男性も育児休暇を取得する流れになってきてはいますが、まだまだ子育てはママが担っている家庭が多いのではないでしょうか。
自分の経験が活かせる女の子の育児だと、不安が少ないと言えます。
そういったことから、育児がしやすくて女の子ママは勝ち組だ言われることが多いです。
③:女の子は世話好きな子が多く、弟の面倒を見てくれる
女の子はママに憧れるものです。
女の子はママが2人目の子のお世話をしているところを見て、「私も!」と弟の面倒を見てくれるようになります。
一姫二太郎の姉弟とはいえ、すっかり小さなママですね。
下の子あるあるかと思いますが、ママの言うことは聞かなくても、お姉ちゃんやお兄ちゃんの言うことには、従うという経験ありませんか?
しっかりお世話をしてくれる分、弟もすっかりお姉ちゃんを頼るようになるのも一姫二太郎が羨ましい理由です。
2歳差はメリットだらけと言われることも多いですが、一姫二太郎の逆の場合には、兄妹の精神年齢が同じぐらいと感じることもあるでしょう。
④:しっかり者の姉を見て育つと、弟も型破りな行動をしにくい
お姉ちゃんは小さなママになるという話をしましたが、その影響は下の子にもあらわれます。
お姉ちゃんの憧れがママなら、弟の憧れはお姉ちゃんです。
お姉ちゃんが大人のように立ち振るまう姿を1番近くで見て育った弟は、危険な行動をとりにくくなることも一姫二太郎のメリットです。
親としては、一分一秒も目が離せない状況より、安全に遊んでくれたほうがいいですよね。
とはいえお姉ちゃんも子供です。時には、高いところに登るなどの大人がビックリするような遊びをすることも。
ただ、女の子は男の子に比べると、危険なことは避け、安全に遊ぶ傾向があるので安心です。
⑤:男の子も女の子もどちらも育てられる
折角なら、男の子と女の子どちらも育てたいという願望はありますよね。
もちろん生まれてきた我が子は性別がどちらであっても関係なくかわいいものです。
ですが、ママとパパにとっても、自分と同じ性別の子どもがいることで男同士・女同士の楽しみが増えます。
男の子が勝ち組と言われることも多いです。
「娘が生まれたら一緒にショッピングに行きたい」という女性や、「将来は息子とキャッチボールをするのが夢」という男性もいますよね。
そういった面では、一姫二太郎は勝ち組といわれる理想的な兄弟パターンなのかもしれません。
一姫二太郎はなぜ良い?デメリットも…
羨ましいと言われる一姫二太郎ですが、なぜ良いのか分からないとの声もあります。
それぞれをまとめます。
①:子供部屋が2部屋必要
同性の兄弟なら、子供部屋は1部屋でもなんとかなります。
ところが、一姫二太郎の場合だとそうもいきません。
大きくなってから子供部屋が1部屋というのは、お姉ちゃんにとっても弟にとっても辛いもの。
特に女の子の場合、小学生高学年に上がる頃には、精神面が大人と同じくらいに成長します。
そのため割と早い段階から、子供部屋を2部屋用意する覚悟を決めないといけませんね。
部屋数の少ない賃貸に住んでいるなら、引っ越しを検討しないといけないなど、金銭面のデメリットがあります。
②:お下がりを着せづらい
お下がりを着せつらいのも一姫二太郎のデメリットで、洋服代がかさみます。
男の子の洋服は、女の子でも着られるものがほとんどです。
お兄ちゃんのお下がりを着ている女の子は、ボーイッシュで可愛いですよね。
しかし、女の子デザインの洋服を、男の子が着るのは難しい場合が多いです。
特に、スカートなど女の子特有のものを着せるわけにいかないので、買い直す必要が…。
なるべく男の子でも着られるようなシンプルな洋服を購入したいところですが、お子さんの好みもあるでしょう。
女の子ならなおさら、「自分で選びたい!」という意思を持つようになる子多いです。
親の都合で洋服を選べる期間は、おしゃれに目覚めるまでの短い間だけかもしれません。
一姫二太郎の確率は25%
勝ち組と言われる一姫二太郎ですが、どれぐらいの確率なのでしょうか?
実際に1人目が女の子で、2人目が男の子になる確率は、およそ25%です。
厚生労働省による「令和元年人口動態統計」によれば、令和元年に生まれた女の子が100とした出生性比は、男の子は105.1となります。(参考:厚生労働省 令和元年人口動態統計)
出生性比は昭和50年代から105台を推移しているとのことなので、出生性比を105.5として計算した出生性比率がこちらです。
- 男の子が生まれる確率52.6%
- 女の子が生まれる確率47.4%
ここから、1人目が女の子で、2人目が男の子になる確率を計算してみると…
47.4%(女)×52.6%(男)=24.93%
およそ25%だということがわかります。
4人に1人の割合でしかない一姫二太郎は、羨ましいと思われるのも納得ですね!
一方で、最近では一姫二太郎の逆も人気はあり、兄妹のきょうだいを理想とする家庭も多いですよ。
一姫二太郎の3人目は「かぼちゃ」「なすび」でどちらでもよい
「一姫二太郎の3人目は茄子でもかぼちゃでもなんでもいい」と言われることがあります。
一姫二太郎の次、3人目となると、すでに女の子も男の子もいる家庭にとっては「性別はどちらでもいい」になるのもうなずけます。
中には、3人目に男の子or女の子を希望している人もいるので、理由を見てみましょう♪
一姫二太郎の三人目は、女の子をもう一度育てたい
一姫二太郎の3人目には、女の子を希望する夫婦もいます。
女の子をもう一度育てたい!
生まれて初めて体験する育児は、ただただ必死ですよね。
とにかく忙しく、些細なことが気になり「本当にこれでいいのかな・・」という不安が常につきまとうことも。
そんな目まぐるしい子育てで、じっくり向き合う余裕がなかった女の子を、もう一度育ててみたいと希望する場合です!
1人目の女の子を育てる時に感じきれなかった喜びや楽しみを、余裕のある状態で体験できるのが大きなメリットかもしれませんね♪
女の子は体力的に安心
女の子は男の子に比べると穏やかな遊びを好むなど、育てやすい傾向があります。
2人目の男の子のわんぱくさに「体力が持たない…!」と感じて女の子を希望することもありそうですね。
女の子が2人いると華やかになるので、女の子ならではのおしゃれを楽しむことも出来そうです♪
続いて、一姫二太郎の三人目に男の子を希望する理由を見てみましょう!
一姫二太郎の三人目は、男の子だと下2人が仲良く遊べる
一姫二太郎の3人目には男の子を希望している夫婦もいます。
男同士で仲良く遊べる
女の子と男の子という異性の兄弟だと、やりたいと思う遊びが違うことが多いですよね。
お姉ちゃんはお人形遊びがしたいけど、弟はお外でボール遊びがしたいという感じに…。
そこで、3人目に男の子がいれば下の子2人、男の子同士で遊べます。
自立心が芽生えるのが早い女の子に比べて、男の子は親に甘える期間が長い傾向にあります。
親が同じ部屋にいれば1人でも遊べる女の子に対して、男の子は親と一緒に遊ぶことを好みます!
そんな中で、下の子同士で遊んでくれれば、親にとっては手が離れてちょっとラクに。
子供たちは、2人で遊べて楽しい!という、親にも子供にもいいことがあります。
姉と弟2人はバランスが良い!
ただ、男の子同士だと喧嘩が派手になりがちという話も聞きます。
お姉ちゃんがいれば仲裁してくれるので、一姫二太郎と3人目の男の子という3人兄弟は、最もバランスが取れた兄弟構成かもしれません。
さらに大人になった時、しっかりしたお姉ちゃんである娘と、息子が2人という頼もしさ溢れる兄弟になりそうですね。
一姫二太郎が羨ましいと言われる理由についてまとめ
一姫二太郎が羨ましい!勝ち組!と言われる理由や、デメリットを見てきました。
ひとくちに一姫二太郎と言っても、とても活発な女の子、世話好きな男の子など、子供にもそれぞれ個性があります。
当てはまる、当てはまらないをチェックしてみるのも楽しいですね。