この記事では、5歳差育児がしんどい理由についてまとめます。
5歳差育児は年が離れすぎていて遊ばないとの声がありますが、それぞれの子供とじっくり向き合えるメリットがあります。
しんどいと感じるのはなぜか詳しく見ていきましょう!
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5歳差育児がしんどい5つの理由
5歳差育児がしんどいと言われる理由は5つあります。
順番に見ていきましょう!
①:きょうだいが一緒に遊ばない
5歳差育児がしんどいと言われる理由1つ目は、きょうだいがあまり一緒に遊ばないことです。
下の子が歩けるようになる1歳ごろ、上の子は6歳。
幼稚園年長から小学生になると、友達と遊ぶことも増え、赤ちゃんと同じ遊びはなかなかしてくれません。
面倒見のいい子なら遊んでくれるかもしれませんが、年が離れすぎて一緒に遊ぶよりもお世話をする形になってしまいます。
そのため、ママはきょうだいがそれぞれ思い切り遊べる時間を作れるよう、工夫しなければなりません。
②:お出かけの行先に悩む
きょうだいが一緒に遊ばないということは、行きたい場所や楽しめる場所もそれぞれ違うことになります。
例えば、下の子がアンパンマンショーを見たい時、上の子はヒーローショーを見たいと言うかもしれません。
レストランは、上の子が食べたいものに合わせて選ぶと、下の子が食べられるものがない…。
5歳差育児中のママは、きょうだいがどちらも満足する行き先を探すために、出かける前からしんどくなってしまうこともあります。
③:赤ちゃんのお世話や離乳食を忘れている
5歳差育児では、下の子が生まれるときに、お世話の仕方をほとんど忘れているママも多いです。
おむつや肌着のつけ方、ミルクや離乳食の作り方など、1人目で毎日お世話していたはずなのに、5年もたつと覚えていないものです。
2人目なのに、1人目のような感覚になるママも。
また、育児グッズや予防接種など、月日がたって変わっていくことに戸惑うこともあります。
④:いつまでも子育てが終わらない
5歳差育児がしんどい理由4つ目は、歳が離れすぎていつまでも子育てが終わらないことです。
2歳差なら、上の子が小学3年生になるときには下の子も小学校に入学し、ママがお世話することもぐっと減っていきます。
5歳差だと、上の子が小学3年生でも下の子はまだ3歳。
まだイヤイヤ期だったりトイトレ中だったりと、子育ての終わりが見えずしんどいと思うママも多いです。
また、大きくなってからも、経済的な負担が長く続くことが考えられます。
⑤:2人目で体力の衰えを感じる
5歳差で2人目を出産するとき、多くのママは体力の衰えを感じています。
例えば、1人目を28歳で産んだ場合、2人目のときには33歳。
20代と30代の差は大きく、1人目のときより疲れる、疲れがなかなかとれない人もいます。
また、下の子が公園で走り出すころにはさらに年齢を重ねているため、ついていけない、ということも。
きょうだいの年齢差を考えるときは、ママの体力面も考慮する必要がありますね。
5歳差育児は離れすぎだからこそメリットだらけ?
5歳差育児は離れすぎだからこそメリットだらけとの声ももあります。
順番に見ていきましょう!
①:久しぶりの赤ちゃんがとても可愛い
5歳差育児のメリット1つ目は、久しぶりの赤ちゃんがとても可愛いことです。
上の子は5歳になるとすっかり大きくなっておしゃべりも達者になり、自分のことは自分でできるようになります。
赤ちゃんだったのは遠い昔というころに赤ちゃんが生まれると、新鮮な気持ちで迎えることができ、より愛おしく感じるものです。
1人目のときは泣くと慌てていたのが、泣いていても可愛い、何をしても可愛いと感じるママも多いでしょう。
②:それぞれの子供とゆっくり向き合える
5歳差育児なら、上の子が幼稚園に行っている間にゆっくり赤ちゃんのお世話ができます。
帰ってからも、「赤ちゃんがお昼寝したら一緒に遊ぼう」と言えば、上の子はきちんと待ってくれるはずです。
上の子が小学生になればお世話の必要もほぼなくなり、下の子がイヤイヤ期やトイトレで大変な時期もじっくり向き合えます。
2人が同時に泣いてしまうことも少なく、ママはそれぞれの子供とゆっくり向き合える余裕ができます。
③:上の子が下の子の面倒を見てくれる
5歳差育児のメリット3つ目は、上の子が下の子の面倒を見てくれることです。
歳が離れすぎているからこそ、上の子が一緒にお世話をする大きな戦力になってくれます。
ママが忙しい時も、お兄ちゃんやお姉ちゃんがそばにいれば下の子もぐずることは少ないでしょう。
これが年子や2歳差では心配になりますが、5歳差なら上の子が上手に面倒を見てくれるため、安心して任せられます。
④:年が離れているのできょうだい間で喧嘩になりにくい
5つも年が離れているので、きょうだい間で喧嘩になりにくいところも5歳差育児のメリットです。
デメリットのところでも触れましたが、年が離れてすぎているとあまり同じ遊びをしません。
一緒に遊ばないなら、自然とおもちゃなどの取り合いも少なくなります。
もし同じもので遊びたがっても、上の子が譲ってあげることが多く、喧嘩に発展することはあまりないでしょう。
上の子がママと同じように下の子をかわいがるため、喧嘩なんてしたことがないきょうだいもいます。
5歳差育児の1年目のスケジュール
5歳差育児は年が離れていて、年子や2歳差より1年目が楽と思われがちです。
とはいえ、保育園や幼稚園に通っている以上、スケジュールを考えないといけないので、どんな感じになるのか把握しておきましょう!
- 6:30 起床・授乳
- 7:00 朝食・お弁当作り
- 7:30 上の子のご飯
- 8:00 登園準備
- 9:00 幼稚園の送りから帰宅
- 10:00 下の子のお昼寝・家事
- 12:00 昼食
- 14:00 幼稚園のお迎え
- 14:30 下の子のお昼寝
- 15:00 上の子のおやつ・遊び
- 16:00~ 子供2人をワンオペ
- 18:00~ 晩ご飯・お風呂・寝かしつけなど
5歳差育児のスケジュールは、基本的に上の子に合わせる形になります。
幼稚園の登園時間やお迎えの時間が決まっている以上、下の子が寝ていても出発しなくてはいけません。
午前睡や午後睡が送迎時間と重ならないようにスケジュールを組むのが理想です。
とはいえ、特に月齢が低いうちは「やっと寝たと思ったら10分後にはお迎えに行かなくては…」という事態もよくあります。
上の子が習い事をしていたり、長期休暇中はさらに慌ただしくなり、5歳差育児はしんどい…と感じる人もいるでしょう。
一方でスケジュールやリズムが上手く掴めれば、下の子と一緒にお昼寝をしたり、息抜きをする時間をつくれるメリットがありますよ!
5歳差育児はしんどい理由についてまとめ
5歳差育児はしんどい理由についてまとめました。
- きょうだいで同じ遊びをしない・行き先に迷うのがしんどい
- 5年ぶりで色々忘れている・体力が衰えている
- 上の子が下の子をお世話してくれる・それぞれにゆっくり向き合えるのがメリット
年が離れすぎていると苦労も多いですが、5歳差だからこそ味わえるメリットも多いです。
きょうだいの年の差を考えるときの参考にしてみてくださいね。