この記事では、アンパンマンジュースはいつから飲めるのかについてまとめます。
アンパンマンジュースには果汁(野菜)100%のりんごジュースや、いちごオレなどの清涼飲料水で何歳から飲めるかが変わってきます。
果汁は果物そのものよりは栄養価は劣るものの、食事の一部として取り入れるのはOKです。
清涼飲料水は砂糖が多く含まれているので、毎日は体に悪いという意見もあり、飲ませすぎには気をつけましょう。
アンパンマンジュースはいつから飲める?
アンパンマンジュースは、果汁(野菜)は生後6ヶ月頃からOKですが、乳成分が含まれるものは1歳頃まで与えない方がよいでしょう。
アンパンマンの幼児向け飲料は大きく2種類に分かれます。
果汁(野菜)100%には4種類があり、これらは野菜と果物の濃縮還元ジュースです。
一方で、ヨーグルトジョイやいちごオレには乳製分が入っています。
アンパンマンジュースの中でも、これらの違いによって、いつから飲めるのかが違ってきます。
- 果汁(野菜)100%:生後6ヶ月以降
- 清涼飲料水:1歳以降
先に飲めるのが果汁(野菜)100%で、生後6ヶ月頃からです。
完熟りんごは使われている食品がりんごのみなので、りんごにアレルギーがない子は挑戦しやすいですね。
他の果汁(野菜)のアンパンマンジュースは、アレルギーがないことを確認の上で飲ませましょう。
ちなみに、アンパンマンジュースの清涼飲料水(ヨーグルトジョイやいちごオレ)には、乳成分が入っています。
離乳食で牛乳などを与えるのは1歳からと言われることが多いです。
離乳食の進み方や、アレルギー品目に注意して与えるのがよいですね。
アンパンマンジュースは体に悪い?
アンパンマンジュースは体に悪い添加物は抑えられていますが、栄養面では不安があります。
それぞれを見ていきましょう。
果汁(野菜)100%のアンパンマンジュース
- 完熟りんご
- ぶどうとりんご
- やさいとりんご
- みかんミックス
アンパンマンジュースで生後6ヶ月から飲めるのは「果汁(野菜)100%」です。
アメリカの小児科学会の「子どもに果汁を与えるリスクと適切な摂取方法についての勧告」を元に解説します。
アメリカの小児科学会の論文をタップで見る
結論として次の9つが書かれています。
アメリカ小児科学会「子どもに果汁を与えるリスクと適切な摂取方法についての勧告」
- 果汁は生後6ヵ月未満の乳児にはなんら栄養学的な利益はありません。
- 生後6ヵ月以降の乳児や子どもに対して果汁は果物そのものに優るような栄養学的な利益はありません。
- 果汁や濃縮還元果汁はよくバランスのとれた食事の一部として摂取されるなら、健康的な食事の一部分となりえます。しかし、果汁飲料は栄養学的に果汁と同等ではありません。
- 果汁は脱水の治療や下痢の管理に用いる飲料としては不適切です。
- 果汁の過剰摂取は栄養障害に関係するかもしれません(栄養過剰や栄養不足)。
- 果汁の過剰摂取は下痢、鼓腸、腹部膨満、そしてう歯と関係する可能性があります。
- 殺菌されていない果汁は重篤な疾患を引き起こす病原体を含んでいるかもしれません。
- 各種の果汁は、小児の年齢に応じて適切な量が与えられる限り、問題となる臨床症状を引き起こすようなことはないでしょう。
- カルシウムを強化した果汁は有効なカルシウム源となりますが、母乳や人工乳そして牛乳に含まれるほかの栄養素は存在しません。
要約してアンパンマンジュースに置き換えると次のとおりです。
- 生後6ヶ月未満の乳児に果汁はよくない
- 栄養価は「果物そのもの>果汁>アンパンマンジュース(果汁)」
- アンパンマンジュース(果汁)も食事の一部としての摂取は良い
- 過剰摂取は栄養過剰・栄養不足・下痢・虫歯と関係する
果汁は生後6ヶ月の未満の乳児には「何のメリットもない」と書かれています。
つまり、果汁のアンパンマンジュースが飲めるのは生後7ヶ月以降という認識でよいでしょう。
アンパンマンジュースは毎日飲むと体に悪いのか気になりますよね。
アンパンマンジュースにも野菜や果物の栄養素は含まれていますが、果実そのものには劣るため、食事の一部として取り入れるのが推奨されています。
栄養価は「果物そのもの>果汁>アンパンマンジュース(果汁)」なので、野菜や果物の代わりにアンパンマンジュースを飲ませればOKではありません。
もちろんそのような日があっても良いですが、「野菜・果物=アンパンマンジュース」と思ってしまうと栄養不足の危険があり体に悪いです。
清涼飲料水のアンパンマンジュース
- ヨーグルトジョイ
- いちごオレ
アンパンマンジュースには果汁でない「ヨーグルトジョイ」や「いちごオレ」があり、砂糖が多く含まれています。
カルシウムや乳酸菌が摂れて一見良さそうですが、砂糖菓子を食べているのに近いイメージです。
子供に日常的に飲ませるのは体に悪いでしょう。
たまのおやつやご褒美に与えるなど、取り入れ方に工夫したいですね。
アンパンマンジュースのどれかを飲ませるなら、「りんご」「ぶどう」「やさい」を選んだ方が体には良いです。
アンパンマンジュースに体に悪い添加物はある?
アンパンマンジュースには、添加物として「香料」が含まれています。
着色料や合成保存料は使われていないものの、無添加ではありません。
大人のジュースに比べると格段に添加物の量は少ないですが、気になる人は無添加の果汁100%のジュースを商品を選びましょう。
ちなみにアンパンマンパンにも香料が入っていて、アンパンマンパンポテトには加工でん粉などの添加物が使われています。
市販の商品で無添加のものは限られてくるので、離乳食や幼児食は手作りを心がけつつ、アンパンマンシリーズも上手く取り入れたいですね。
アンパンマンジュースをいつから飲ませているのか調査
アンパンマンジュースを何歳から飲ませているのか、アンケート調査しました。
アンケート期間:2023年3月12~13日
アンケート対象:3~6歳の子供の保護者
アンケート数:100人
結果は次のとおりです。
アンパンマンジュースは、1歳過ぎから飲んでいる子が多かったです。
アンケートに寄せられたアンパンマンジュースの口コミも紹介します。
アンパンマンジュースは子供が好きで喜ぶという口コミが多かったです。
アンパンマンシリーズの食べ物には他にもアンパンマンパンやアンパンマンポテトやアンパンマンカレーなどがあり、どれも人気です。
その中でも一番よく取り入れたのはアンパンマンジュースと答えた人が多かったです。
アンパンマンジュースは親子共に支持率が高いことが分かりますね。
Twitter上の評判も見てみましょう!
アンパンマンジュースを10ヶ月で飲ませているという口コミ
アンパンマンジュースを1歳4ヶ月で飲ませているという口コミ
アンパンマンジュースを1歳半から飲ませ始めたという口コミ
アンパンマンジュースは1歳頃から飲んでいる子がたくさんいました!
アンパンマンジュースは1歳頃から飲んでいる子が多かったです。
ぐずったときやご褒美として取り入れていたり、おやつに飲んでいる子などがいました。
中には「ジュースは1歳児には飲ませない」と決めているママもいて、このあたりは家庭の方針にもよります。
子供や家庭に合ったタイミングで飲ませてあげるといいですね。
アンパンマンジュースを3歳の子供に飲ませてみました
我が家ではアンパンマンジュースを2歳ごろから与えています。
この日は外食だったのですが、お子さまメニューにアンパンマンジュースがあるのを見つけると、「飲みたい」とおねだり。
アンパンマンジュースは真ん中を握るとこぼれやすいことは理解済で、端を持って飲んでいます。
とても嬉しそうで、ご飯が出てくるまで機嫌よく待っていてくれます。
アンパンマンのりんごジュースは濃縮還元ですが果汁100%なので、砂糖が入ったジュースのように体に悪くはありません。
原材料は「りんご」の他に「香料」が使われているものの、他に「着色料」などの食品添加物は入っていません。
エネルギーは1本59kcalなので、1日1本であればカロリー過多になることもなさそうです。
さすがにお茶代わりにするのは良くないですが、食事の一部として上手く取り入れることで、子供も喜ぶし、果汁の栄養素も摂れますね。
アンパンマンジュースのよくある質問
アンパンマンジュースのよくある質問に答えます。
アンパンマンジュースはいつから飲めるのかまとめ
- 子供が喜んで飲む
- 野菜や果実の栄養素が摂れる
- 大人向け飲料より添加物が少ない
- 生後6ヶ月未満には飲ませない方がよい
- 果物そのものより栄養価は低い
子供に大人気のアンパンマンジュースは果汁からデビューしましょう!
1歳でデビューする子が多い
アンパンマンの食品