離乳食を簡単に手作りしたい!
そんなパパママにぴったりの、初期・中期・後期別のレシピや離乳食グッズをまとめました。


私は無理のない簡単な調理法で、息子が1歳になるまでほぼ手作りで離乳食期を乗り切りました。
● 離乳食準備グッズを紹介します
● 離乳食初期・中期・後期の簡単に進めるレシピを解説します
簡単に離乳食を作りたいママにおすすめの記事です。
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【離乳食準備】食器・フリージング・ブレンダー・無料アプリ
まず、離乳食スタートに欠かせないアイテムをまとめます。
最初に必ず必要な3つの離乳食グッズ

離乳食グッズはいろいろ買い込んで使わないともったいないので、最初は最低限で様子を見るのがベター。
- 離乳食スプーン
- プラスチックボウル
- フリージングトレイ
この3つは必ず必要になってくるので、迷わず買っておきましょう。
お安く手に入れるなら、西松屋は定番商品からコスパの良いものまで幅広く揃っているのでおすすめです。
フリージング容器は、100均の製氷皿も使えますが、取り出すのがかなり大変。
リッチェルの<わけわけフリージングブロックトレー>は半分の力で1キューブずつ取り出せるので便利ですよ。
離乳食の調理器具
離乳食の調理器具を選ぶポイントは、まとめて作るか、そうでないかで変わってきます。
- 1食ずつ作る:離乳食調理セット
- まとめて作って冷凍:ブレンダーとチョッパーを併用
私はまとめてフリージング派だったので、フレンダーとチョッパーを準備しました。
ブレンダーは、お鍋で使えるパンブレンダーを選ぶと洗い物が減ります。
チョッパーは、ぶんぶんチョッパーがお手軽に使えてコスパもばっちりです。
離乳食準備のさらに詳しい内容は、こちらの記事で紹介しています。
離乳食スプーンと冷凍容器は時期別に使い分け
離乳食のフーディングスプーンと、おかゆの冷凍容器は初期・中期・後期で買い足していくのがベストです。
食べる量がどんどん増えていくので、最初のスプーンや容器では小さくなってしまいます。
プチプラグッズや100均を活用することで費用を抑えることもできます。
【離乳食初期】米粉VS炊いたご飯!レンジで1分の10倍粥レシピ
炊飯器で10倍粥を作ると大量にできすぎてしまうので、離乳食初期に合った方法をまとめます。
離乳食初期の前半は米粉10倍粥

米粉はお米を粉末状にしたものなので、すりつぶしたりブレンダーを使わなくても素早くポタージュ状に。
とってもトロトロに仕上がるので、離乳食のスタートにはぴったりです。
- 小さじ1/2の米粉を耐熱のベビー食器(ボウル)に入れる
- 米粉の5倍強のお湯(小さじ3)を加えて混ぜる
- 電子レンジで10~20秒チン
離乳食初期の後半は炊いたご飯から10倍粥

離乳食初期の後半になると、今までのポタージュ状から少しずつドロドロに移行しなければいけません。
そのため、大人と同じ炊いたご飯から10倍粥を作ります。
- 炊いたご飯50gを耐熱容器に入れる
- ご飯の5倍の熱湯(250g)を加えて混ぜる
- 電子レンジで5~7分チン
- ブレンダーやすり鉢で細かくする
- 15gの製氷器に入れてフリージング
10倍粥のさらに詳しい内容は、こちらの記事で紹介しています。
【離乳食初期】野菜レシピ集!ブレンダーでペーストとポタージュ
離乳食初期に赤ちゃんが食べる野菜の量は1~3さじ。
ブレンダーで調理するならたくさん作ってもあまり手間は変わりません。
野菜ペーストをたくさん作って、フリージング・大人のポタージュスープにも活用しましょう。
離乳食の野菜ペーストのレシピ
今回は離乳食の定番、にんじんを使ったレシピを紹介します。
- 鍋に野菜と被るぐらいの水を入れる
- 最初は中火、沸騰後は弱火で蓋をせずに30分煮る
- ブレンダーで細かくする
1週間分をフリージング容器に入れてストックしておきましょう。
大人のポタージュスープのレシピ
残った野菜ペーストを使って大人のポタージュスープを作ります。
- 鍋のペースト(残り)に水・コンソメ・バターを入れて中火
- 弱火にして牛乳を入れて温めれば完成
水:100ml 牛乳:200ml
コンソメ:小さじ1 バター:小さじ1
冷やして飲んでも、温めても美味しいです。
他の野菜のレシピはこちらの記事で詳しく紹介しています。
【離乳食初期】タンパク質レシピ集!豆腐・しらす・卵を攻略
離乳食初期の難関であるタンパク質を簡単に調理できる方法を紹介します。
離乳食初期の豆腐

豆腐で気を付けないといけない点は、冷凍ができないということです。
また、表面を殺菌するために加熱が必要。
電子レンジでチンすると、良い感じに爆発して多少細かくなるため、固めのスプーンでつぶして与えればOKです。
離乳食初期のしらす

しらすはそのままでは塩辛いので、熱湯につけると塩抜きをしてから食べさせます。
すり鉢を持っている方は、塩抜きしたしらすをすりつぶせば完成。
ブレンダーを使う場合は、量が少なく上手くいかないので、10倍粥に混ぜてブレンダーしましょう。
離乳食初期の卵

卵はアレルギーが出やすく、特に卵白にアレルゲンが多いので、必ず固ゆでの卵黄から始めます。
通常のゆで卵よりも長く、15分ほど茹でるようにしましょう。
白身のアレルゲンが黄身に移ることがあるため、できるだけ白身に触れていない部分をさっと取り出すと良いです。
卵黄は冷凍ができるので、細かくほぐしてストックしておくと時短になりますね。
タンパク質の詳しい調理方法はこちらの記事で紹介しています。
【離乳食中期】<ぶんぶんチョッパー>で時短!冷凍OKのレシピ集
食べられる食材や量が増えて、2回食に進む離乳食中期。
<ぶんぶんチョッパー>を使って、簡単に離乳食ストックのレパートリーを増やしましょう。
離乳食に便利な<ぶんぶんチョッパー>とは?

<ぶんぶんチョッパー>とは、低価格で手軽に使える手動のチョッパーです。
食材を入れて蓋をして紐を引っ張ると、たった10秒足らずでみじん切りが完成。
ドロドロにしたい場合は引っ張る回数を増やせばOKなので、食材の形状をステップアップしていけるのがポイントです。
<ぶんぶんチョッパー>で作るタンパク質ミックス

<ぶんぶんチョッパー>を使うと、大人の味噌汁やスープからの取り分けで離乳食が完成します。
今回は、カレイ(白身魚)・にんじん・玉ねぎ・ジャガイモ・モヤシを入れました。
- 大人サイズに食材を切る
- 赤ちゃんがOKな出汁や水で食材を煮る
- 十分に火が通ったら一部をぶんぶんチョッパーへ
- (残りは味噌を入れて大人の味噌汁に)
- ぶんぶんチョッパーで食材を細かくする
- フリージング容器に入れて冷凍
これ1つで4種類の野菜とタンパク質が摂れるので栄養も満点ですね。
他の<ぶんぶんチョッパー>のレシピはこちらの記事で詳しく紹介しています。
【離乳食後期】手づかみ食べレシピ集!主食もおかずも栄養満点
離乳食後期も<ぶんぶんチョッパー>を使って形状を進めていくのがおすすめ。
ただし、この頃になると自分で食べたい子もでてくるため、簡単に作れる手づかみ食べメニューを何パターンか持っておくと安心です。
野菜とミンチのお好み焼き

忙しい日はこれ1つでOKという鉄板メニュー。
副菜を添えてあげるとさらに栄養バランスばっちりです。
- キャベツ2枚・白ネギ4cmをぶんぶんチョッパー
- 小麦粉80g・水90ccを泡立て器で混ぜる
- キャベツ・白ネギ・豚or鶏ミンチ(30g)・鰹節(3g)を加えて混ぜる
- フライパンで両面を焼く
この分量でだいたい3食分ぐらいなので、倍量を作って冷凍ストックにしてもOK。
鰹節だけでは味が薄いと感じる子は、だしや醤油を足してあげましょう。
豆腐と魚のおやき

おかずの手づかみ食べレシピを柔らかく作るコツは豆腐を入れること。
まだ歯が生えていない子でも、歯茎で噛むことができます。
- ほうれん草をぶんぶんチョッパー
- 豆腐150g・ツナ1缶・ほうれん草・片栗粉大さじ2・小麦粉大さじ2を混ぜる
- フライパンで両面を焼く
豆腐は3個パックで売られているものが1つ150g程度です。
ツナはノンオイル・食塩不使用のものを選んで、汁気は切って使いましょう。
他の手づかみ食べレシピはこちらの記事で詳しく紹介しています。
手作り離乳食は簡単・時短で乗り切ろう
赤ちゃんは半年の間に離乳食初期・中期。後期と食べるものがどんどん変わっていきます。
月齢ごとに形状を変えていくのは大変ですが、疲れたときにはベビーフードを併用しつつ、上手く乗り切ってくださいね。
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