この記事では、ベビーオイルのデメリットについてまとめます。
ベビーオイルは肌の表面をカバーできるので、ベビーローションより保湿力が高そうなイメージですが、水分は多くないため、乾燥が悪化する場合があります。
乾燥が気になる子には保湿力の高い商品を選ぶか、ローションとオイルの重ね付けも検討しましょう。
ベルタベビーローションは、ローションとオイルの2層式で天然由来成分100%のため、2つの良いとこ取りをしたい人に選ばれています。
ベビーオイルの5つのデメリット
ベビーオイルのデメリットは次の5つです。
順番に解説します。
①:うるおいが少なく乾燥が悪化する場合がある
ベビーオイルは乾燥肌向けで保湿力が高いイメージですが、実はうるおいが少ない商品が多いです。
ベビーローション | うるおい(水分) |
ベビーオイル | バリア保湿(油分) |
ベビーローションが肌にうるおい(水分)を与えるのに対して、ベビーオイルは肌に油分で膜を作って保湿します。
ベビーオイルは水分を逃がさない目的で使う商品が多く、そもそも肌のうるおいが不足している状態で使っても、乾燥が悪化してしまう場合があります。
肌自体がうるおっていないと、表面は皮脂でベタついているのに、肌の角質は水分不足で乾燥してしまいます。
インナードライと呼ばれていて、肌荒れやかゆみの原因になります。
商品にもよりますが、「ベビーオイルを付ければ角質までうるおう」とは限りません。
②:塗った後にべたつく
ベビーオイルのデメリットは、塗った後にべたつくことです。
ベビーローション | 水分(さらさら) |
ベビーオイル | 油分(ベタベタ) |
ベビーローションには美容液タイプと乳液タイプがありますが、どちらも塗った後はさらさらしっとりします。
一方で、油分でできたベビーオイルは塗った後にべたつきやすいです。
塗ったことが分かる状態が長く続くので、子供によっては気になって触ってしまう場合があります。
ケアした大人の手もティッシュオフしたり洗い流さないと、べたつきを感じやすいでしょう。
③:油分が肌に合わないことがある
ベビーオイルのデメリットの3つ目は、油分が肌に合わない人がいることです。
ベビーオイルは油分なので、肌の皮脂が多めの場合には、さらにテカったりべたついたりする場合があるでしょう。
肌荒れの種類によっては、相性が悪い点に注意が必要です。
④:匂いがイマイチと感じる人もいる
ベビーオイルは、良い香りの商品が少ないです。
ベビーローションは天然由来成分でラベンダーアロマの香りなどがありますが、天然由来のオイルには香りが良い成分はあまりありません。
赤ちゃんのスキンケアには基本的に香料などは使われないため、成分本来の匂いがイマイチと感じることもデメリットです。
⑤:鉱物油の商品が多い
市販のベビーオイルの多くは、ミネラルオイルが使われています。
ミネラルオイルとは鉱物油のことで、肌に悪い危ない成分ではないものの避けている人もいます。
そのため商品によっては、パッケージに「鉱物油不使用」と書かれてるものもありますね。
- 食物由来:ホホバ種子油・オリーブ果実油など
- 鉱物油:ミネラルオイル
鉱物油は石油を作るのと原材料はよく似ていて、安価で生産できます。
オイルとして膜をはる効果は期待できるものの、うるおいが少なく乾燥が悪化する場合があります。
ベビーオイルを選ぶ場合には、肌の状態によってはミネラルオイルは避けた方が良いです。
ベビーオイルが危ない噂は本当?
ベビーオイルには「危ない」と言われる噂があります。
それぞれを見ていきましょう!
①:ベビーオイルは顔に塗るとシミができる?
ベビーオイルは顔に塗るとシミができる危険は少ないです。
オイル焼けといって、精製度の低いオイルを塗って紫外線を浴びると、色素沈着しやすいです。
ただ、これは昔の話で、現在は精製度が上がっているので、ベビーオイルに不純物は少なく、オイル焼けは起こりにくいと言われています。
成分によってはオイル焼けしやすい商品もあり、「使用上の注意」に紫外線を避けるように書かれている場合があります。
肌に合わない場合を除いて、ベビーオイルは顔に塗っただけでシミになる危ない成分はありません。
②:ベビーオイルは発がん性が危ない?
ベビーオイルは発がん性が危ないとの噂がありますが、これは嘘です。
ジョンソンのベビーオイルに発がん性があると言われるのは、次の理由からです。
- アメリカでタルクという成分に発がん性の議論があった
- ジョンソンのベビーパウダーはタルクが使われていた(今は変更)
- ジョンソンのベビーオイルも発がん性が不安視された
ジョンソンのベビーパウダーに含まれるタルクに対して、アメリカで発がん性の議論が起こった過去があります。
この問題のイメージで、ベビーオイルも危ないのでは?との声が挙がりました。
タルクはパウダー系の化粧品には使われるものの、ベビーオイルに入っている商品はほぼないです。
ベビーパウダーの発がん性を心配に思った人が、ベビーオイルについても気にしているだけで、実際は発がん性の危険がある成分は使われていないですよ。
ベビーオイルとベビーローションにはどちらもメリットとデメリットがある
ベビーオイルのデメリットや危険性を見てきました。
今までの内容だと、ベビーオイルよりベビーローションの方が優秀なのでは?と感じますが、どちらにもメリットとデメリットがあります。
ベビーローションは肌に水分を与えてうるおいますが、表面が覆われていないので、保湿が長続きしにくいです。
一方のベビーオイルは、肌に膜を作って水分を逃がさないようにできるものの、肌自体にうるおいは届きにくいです。
それぞれのデメリットを解消できる商品はないのか見ていきましょう。
ベビーローションのデメリットを解決
ベビーローションのデメリットを解決できる可能性がある商品に、アロベビーミルクローションがあります。
アロベビーミルクローションは、ベビーローションに分類されるので、気になるのは「うるおいが長続きしにくい」ことです。
アロベビーの成分には、ベビーオイルにも使われる「ホホバ種子油」が使われています。
ベビーローションでありながら、油分を含む成分も使われていることで、しっとり感のキープに期待ができます。
天然由来成分100%で肌にもやさしく、新生児から使えます。
ベビーオイルのデメリットを解決
ベビーオイルのデメリットを解決できる可能性がある商品に、FAMAのしずくがあります。
FAMAのしずくはベビーオイルに分類されますが、鉱物油ではなく馬油が使われています。
馬油は水分を捉える力があるので、お風呂上がりの濡れた肌に使うとうるおいを閉じ込められて保湿効果が期待できます。
馬油を含めベビーオイルはべたつきが気になる商品が多いですが、FAMAのしずくはサラっと肌になじみやすいです。
鉱物油と違ってお値段は高めな難点はあるものの、保湿が続きます。
ベビーオイルとベビーローションの併用もあり
ベビーオイルとベビーローションのどちらでも満足できない人は、併用するのもOKです。
使い方は次のとおりです。
- ベビーローションで肌にうるおいを与える
- ベビーオイルでうるおいに膜をはる
この2ステップで肌の乾燥を防ぐことができますよ。
とはいえ、毎日子供に2種類のスキンケアをするのは大変ですよね。
ベルタベビーローションは、水分(ローション)と油分(オイル)の2層式で、1本2役の商品です。
ベビーローションとベビーオイルのメリットが1本に詰まっていて、塗る前にシェイクして肌につけると、もちもちになれますよ。
天然由来成分100%で、新生児から使えるのも人気の秘訣です。
ベビーオイルは大人のクレンジングにはデメリットが多い?
ベビーオイルは大人のクレンジングに使っている人もいます。
一般的にベビーオイルには強い成分は入っていないので、肌が弱い人は優しくメイクをオフできます。
ただ、メイクを落とす効果は低いので、メイクが落ち切らないと逆に肌に負担がかかるデメリットもあります。
ベビーオイルをクレンジングとして使うなら、ポイントメイクは別の商品を使ったり、日焼け止め+おしろい程度の落ちやすいメイクに使うのがよいでしょう。
ベビーオイルは油分が多いので、ダブル洗顔は必要です。
ベビーオイルのデメリットについてまとめ
ベビーオイルのデメリットについてまとめました。
ベビーオイルは合う人と合わない人がいるので、悩みに合った商品を選びましょう!
ベルタベビーローションは、ローションとオイルの2層式で天然由来成分100%のため、2つの良いとこ取りをしたい人に選ばれています。