この記事では、ベビーサークルは発達に悪影響なのかをまとめます。
ベビーサークルは一日中入れっぱなしにすると、発育や運動能力の発達に影響することから賛否が分かれます。
ベビーサークルを置く必要性を感じない人は、無理に導入しなくてOKです。
正しく使えば便利なアイテムなので、赤ちゃんを危険から守りたい人は導入を検討しましょう!
ベビーサークルは発達に悪影響を及ぼす場合も
ベビーサークルが発達に悪影響だといわれる理由は次の3つです。
その理由を詳しく見ていきましょう。
①:手狭なベビーサークルに入れっぱなし
ベビーサークルが悪影響になるのは、赤ちゃんを手狭なサークルに入れっぱなしの場合です。
- 動きが制限され運動機能が低下する
- 好奇心が高まっている赤ちゃんの体験機会を奪う
ベビーサークルの大きさにもよりますが、月齢によっては動きが制限されます。
ハイハイでたくさん動き回りたいのに、狭いベビーサークルに入れっぱなしでは身体能力の発達の妨げになります。
ハイハイやずりばいが始まった赤ちゃんは、初めて見るものに興味津々です!
「やりたい」「触りたい」「これはなに?」という興味をもち、体験をして学びながら成長します。
長い時間サークル内に入れっぱなしだとその機会を奪うことになるため、大人が見ている時間はサークル外の刺激も与えて上げましょう。
②:ベビーサークルに入れたら安全と放置している
ベビーサークルが悪影響といわれるのには、赤ちゃんをベビーサークルに入れて放置する親がいることもあります。
サークル内は危険なものがなく安心で、ベビーサークルを使うこと自体は悪くありません。
ただ、赤ちゃんをベビーサークルに入れて、ゲームやテレビ、電話に夢中になっていたり、泣いても放置するのは悪影響です。
赤ちゃんを入れっぱなしにしないように、家事をする間や、手が離せないときなど決まった時間にしましょう!
大人も入れる大きいサイズのベビーサークルを選んで、サークル内で赤ちゃんと一緒に遊ぶのも良いですね♪
③:2歳以降もベビーサークルに入れている
ベビーサークルは赤ちゃんの安全のためのベビーグッズなので、2歳以降の子供が使うと悪影響になることもあります。
ベビーサークルをいつまで使うかは子供の発達によって個人差があるでしょう。
ただ、ある程度大人の言うことが分かってきたり、身の回りの危険への理解が深まると、ベビーサークルは使わない方がよいです。
「ママはご飯を作るからおもちゃで遊んで待っててね」
「カーテンを引っ張ったり、外に出てはだめだよ」
これらのやりとりが上手くできず、言うことを聞かなかったらベビーサークルに入れるのでは、子供が大きくなるにつれて悪影響が増えます。
善悪の判断がつくようになってもベビーサークルに入れ続けると、外出時や保育園・幼稚園でしつけを守れない子になる可能性もあるでしょう。
使い方さえ工夫すればベビーサークルは便利なアイテムなので、導入するときは慎重に検討しましょう。
ちなみに我が家は下の大きめのベビーサークルを買って、1歳過ぎまではベビーサークル、それ以降はテレビ前のガードに変形して重宝しましたよ!
ベビーサークルは良い影響もある
ベビーサークルは悪影響が心配されますが、あると安全性や利便性がUPする育児グッズです。
順番に見ていきましょう。
①:赤ちゃんの活動範囲の危険から守れる
ベビーサークルの良い影響の1つ目は、赤ちゃんの行動範囲での危険から守れることです。
- 電化製品のコンセント
- 冷暖房器具
- 家具の角
- ドアに指を挟む
- 何気なく置きっぱなしになっている鞄
赤ちゃんは何にでも興味を持ち、すぐに口に入れてしまいます。
きちんと片付けたつもりでも見落とすこともありますし、赤ちゃんは大人が思いもしない行動に出るものです。
少しでも心配があるならベビーサークルを使うことで家事に集中することができますよ!
②:毎日の掃除に手が回らなくても清潔を保ちやすい
部屋をこまめに掃除する余裕がない人は、ベビーサークルが必要です。
赤ちゃんは部屋のホコリやゴミに敏感に気付いて、口に運ぶことがよくあります。
ベビーサークルを設置すれば、毎日の掃除はベビーサークルで、他は3日に1回などの工夫ができます。
ベビーサークル内のゴミを取って拭くだけなら2~3分でできるため、掃除に手が回らなくても赤ちゃんが1人で過ごすスペースの衛生対策はできます。
③:ワンオペ育児で赤ちゃんから目を離すタイミングができる
ベビーサークルは、ワンオペ育児で赤ちゃんから目を離すタイミングに活躍します。
日中はどうしても赤ちゃんと2人きりで過ごすことが多いなら、ベビーサークルがあると便利ですよ。
- 食事を作りたいとき
- トイレに行きたいとき
ワンオペ育児だと、どうしても目を離さないといけない瞬間がありますよね。
ベビーサークルを利用すると、焦らずに物事に取り組めるので日中のストレスも減少します♪
もちろん完全に目は離せませんが、料理で包丁を持っているときに気づけば赤ちゃんが足下にいた…などのヒヤリハットを減らせます。
ベビーサークルがいらない人
ベビーサークルは赤ちゃんへの悪影響や、部屋が狭くなるなどデメリットもあります。
無理にベビーサークルを買う必要はなく、いらない場合は次のケースです。
それぞれをまとめます。
①:赤ちゃんの活動範囲に危険が少ない
ベビーサークルがいらないのは、赤ちゃんの行動範囲に危険が少ない部屋です。
- 赤ちゃんの手が届く範囲にあるのはおもちゃだけ
- テレビガードなどで電化製品に触らないよう対策済み
赤ちゃんが触れたら困るものに対策をしてあるお部屋なら、ベビーサークルがなくても安心です!
赤ちゃん専用の子供部屋であったり、危険なものをガードしてある場合には、特にベビーサークルは必要ありません。
むしろ、広々と動ける方が赤ちゃんにメリットが大きいので、導入しなくてよいでしょう。
②:同居家族が赤ちゃんを見ていてくれる
ベビーサークルがいらないケースの2つ目は、同居家族が赤ちゃんを見ていてくれる場合です。
- ママが家事をするときはパパが赤ちゃんを見る
- 祖父母が遊んでくれる
- 歳の離れた兄弟がみていてくれる
自分以外の大人がいつでも赤ちゃんを見ていてくれる生活なら、ベビーサークルを使わなくても安心です。
パパ・祖父母・兄弟に赤ちゃんを危険から守ってもらい、家事などの作業に取り組めますね。
③:抱っこやおんぶ紐を使って家事をする人
赤ちゃんが寝ている間にだいたいの家事は済ませて、いざとなったら抱っこやおんぶ紐を使う人もベビーサークルはいらないです。
キッチンやベランダは危険が多いので注意は必要ですが、赤ちゃんを見ながら家事をできるバイタリティがあれば問題ありません。
そもそも昔はベビーサークルなどなかったので、その気になれば無しでも育児と家事はできます。
あくまでベビーサークルは赤ちゃんを危険から守る便利グッズです。
ベビーサークルがいらないと後悔しそうならレンタルも
べビーサークルは使う期間が限られているため、レンタルで使うのにぴったりな育児グッズなんです。
ベビーサークルがいらないと後悔しそうならレンタルを検討しましょう!
ベビーサークルのレンタルのメリット
- 赤ちゃんがベビーサークルを受け入れられるか試せる
- 使う期間がおわったら返却するだけでOK
- 家にモノが増えない
赤ちゃんによってはベビーサークルに入れるとギャン泣きしてしまう子もいるため、まずはレンタルで試してみるのも一つの手です。
「ベビーサークルはいつまで使える?」と気になりますが、テレビガードなどに組み換えができないものは1歳ぐらいまでです。
ベビーサークルを卒業したあとは返却するだけなので、処分する手間がないのも嬉しいですよね!
ベビーサークルのレンタルのデメリット
- 新品ではない
- レンタル料金がかかる
レンタルなので、新品ではなく、月々のレンタル料金がかかります。
レンタル料金が、購入したのと同じくらいかかるケースもあります。
それでも、レンタルで気軽に使えて卒業後に置き場に困らないのは大きなメリットなので、ご家庭の生活パターンに合わせて、レンタルするか購入するかを検討してくださいね。
ベビーサークルの代わりになるグッズ
「ベビーサークルはリビングが狭いからレイアウトが厳しい」など、設置に対して悩みもありますよね。
ベビーサークルの代わりに安全対策ができるグッズを紹介します。
商品名 | 特徴 |
---|---|
ママトールベビーゲート | キッチンなどに入れないようにガードできる |
はさマンモス | ドアの指はさびを防げる |
ジャンパルー | 赤ちゃんがジャンプを楽しめる |
順番に紹介します。
ママトールベビーゲート
クルーミーのママトールベビーゲートは、キッチンや扉の前などに設置するゲートです。
部屋に危険は少ないけれど、赤ちゃんがキッチンに入るのは困るなら、ベビーゲートがぴったりです。
ベビーゲートと違って部屋のスペースを取らないため、リビングが狭くても使いやすいです。
はさマンモス
はさマンモスは、ドアの指はさみから守ってくれるグッズです。
赤ちゃんがドアの隙間を触っているときに扉が閉まったら…と想像するだけで背筋が凍りますよね。
はさマンモスがあるとドア付近の危険が一気に減ります。
ジャンパルー
ジャンパルーは、赤ちゃんが乗ってジャンプすると音楽が流れたり光ったりするおもちゃです。
安全対策グッズではないものの、ご飯を作るときにジャンパルーに乗せて隣で遊んでいてもらうと安心できます。
ただ、ジャンパルーも使用時間を守らないと悪影響なので、長時間の使用は避けましょう。
ベビーサークルは悪影響でいらないのかまとめ
ベビーサークルは必悪影響でいらないのかまとめました。
- ワンオペ育児をしている人には強い味方
- 家族が赤ちゃんを見ていてくれるなら必要ない
- サークル内に入れっぱなしは運動能力の発達に悪影響
- 長い時間放置することは避けよう
ベビーサークルは、赤ちゃんを長い時間入れておかなければ発育に悪影響はなく、安全に赤ちゃんを育てられるアイテムです。
どうしても赤ちゃんを見ていられないときに適度に使ってくださいね♪