この記事では、離乳食で9ヶ月に食パンをそのままあげてよいのかまとめます。
離乳食の進み方には個人差がありますが、生後9ヶ月は離乳食後期にあたり、小さく切った食パンをそのまま食べてもよい月齢です。
パン粥は卒業してもOKですが、パンの耳は控えた方がよく、食パンを切らずにそのまま食べるのはまだ難しい子が多いです。
喉を詰めないように見守りつつ、手づかみ食べに挑戦しましょう!
離乳食で9ヶ月に食パンをそのまま与えるポイント
生後9ヶ月は離乳食後期にあたり、食パンをそのまま与えてもよい月齢です。
離乳食の進み具合によって個人差はありますが、与えるポイントは次のとおりです。
順番に見ていきましょう!
①:まずはパン粥やオープンサンドからスタート
生後9ヶ月になると離乳食で食パンをそのまま食べてもよい月齢ですが、今までパンを食べたことがない場合は、まずはパン粥からスタートしましょう。
特に小麦はアレルギーが気になる食材のため、パンやうどんが初めてなら必ず少量からにしましょう。
今までパン粥を食べていた子で、いきなり食パンそのままが飲み込みにくい場合もあるでしょう。
その場合には、少しスープに浸したり、オープンサンドにしたり、おかずとあえたりして、水分を含ませて食べさせるところから始めるのがおすすめです。
②:パンの耳は取る
生後9ヶ月の離乳食後期で食パンをそのまま食べられても、パンの耳は控えましょう。
パンの耳はかたいので、離乳食には不向きとされ、取ることが推奨されています。
歯が生えるスピードによって個人差はあるものの、離乳食完了の1歳~1歳半ごろになるとパンの耳も食べさせる人が増えてきます。
パンの種類によっては耳が柔らかいものもありますが、食パンをそのまま与えるときはまずは耳なしからにしましょう。
③:1cm角ぐらいの一口サイズに切る
離乳食で生後9ヶ月に食パンをそのまま与えるときは、1cm角ぐらいの一口サイズに切ります。
万が一、そのまま丸飲みしてしまっても喉が詰まりにくい、小さめのサイズを推奨です。
- 1cm角
- スティック
- 赤ちゃんの手のひらぐらいの大きさ
このように少しずつステップアップしていきましょう!
最初は1cm角で、1歳を過ぎるとスティック状に移行する子も増えてきます。
④:赤ちゃん飲み込むまで見守る
生後9ヶ月で離乳食に食パンを与える場合は、赤ちゃんが飲み込むまで見守ってください。
中には、1cm角の食パンを次々に口に入れてしまう子もいます。
食パンを飲み込まないで口に残ったままの状態でどんどん食べると、口の中で大きな塊になることがあります。
- 1つずつ飲み込んだことを確認する
- 適切に水分を摂らせる
これらを意識して、喉を詰めないように気を付けましょう。
⑤:はちみつが入っていないことを確認する
食パンの中にははちみつが入った商品があり、生後9ヶ月の赤ちゃんに食べさせてはいけません。
1歳以下の赤ちゃんは乳児ボツリヌス症を発症することがあるからです。
- 赤ちゃん用の食パン
- 大人が食べている食パン
これらの両方に気を付けましょう。
赤ちゃん用の食パンには気をつかっていても、大人のパンまで意識できていない場合があります。
食パンをパン粥にせずそのまま食べさせられるようになると、つい大人が食べているものを味見させてしまい、失敗した…と後悔する人がいます。
パパやママが食べているパンを赤ちゃんにあげるときも、油断しないようにしましょう!
離乳食で9ヶ月に食パンをそのままでなくパン粥でもOK
生後9ヶ月の離乳食はパン粥は卒業して、食パンそのままへの移行は必須ではありません。
それぞれをまとめます。
①:離乳食の進み方には個人差がある
離乳食の進み方には個人差があるので、生後9ヶ月でパン粥から食パンそのままに変えなくては…と焦らなくてOKです。
歯が生える時期や、口や舌の動かし方の発達には個人差があります。
成長自体は早くても、赤ちゃんが食にそれほど興味がなく、離乳食が進まないケースもあるでしょう。
その子にあったペースで離乳食を進めるのがおすすめです。
②:赤ちゃんの好みも個人差がある
離乳食で9ヶ月に食パンをそのまま食べさせたものの、全然受け付けてくれない子もいます。
- パン粥は好きだけれどそのままは食べない
- パン粥は食べなかったけれどそのままは大好き
どちらのパターンもよく聞きます。
また、突然食べるようになったり、逆に食べなくなることも珍しくありません。
赤ちゃんが食パンそのままを嫌がるのであれば無理に食べさせず、しばらく期間を空けて再挑戦してみましょう。
生後9ヶ月では食べなくても、生後11ヶ月でもぐもぐ食べてくれることに期待です。
生後9ヶ月の離乳食の食パンはそのまま?パン粥?ネット上の声を調査
生後9ヶ月の離乳食の食パンはそのままかパン粥か、ネット上の声を調査してみました。
食パンそのまま
生後9ヶ月になると離乳食を自分で食べたがる子がでてきます。
食パンもパン粥から手づかみ食べに移行していき、自分でもぐもぐ食べる食欲旺盛ベビーも多いです。
2人目の子になると様子を見つつ、耳を取った食パンをそのまま食べさせているママもいました。
1人目の経験で、これぐらいなら大丈夫と分かりやすいため、2人目の離乳食は早く進む人が多いです。
パン粥
生後9ヶ月でパン粥を食べている子も多くいます。
お粥もまだ5倍粥ぐらいが普通なので、食パンを無理にそのままに移行する必要はありません。
パン粥が好きな子もいるため、無理に早く卒業しなくても大丈夫ですよ。
離乳食で9ヶ月に食パンをそのまま食べさせるポイントについてまとめ
離乳食で9ヶ月に食パンをそのまま食べさせるポイントについてまとめました。
- 生後9ヶ月頃から耳を取った1cm角の食パンをそのまま食べる子が出てくる
- 離乳食の進み方や好みには個人差があるのでパン粥を続けてもOK
離乳食の進み具合や、赤ちゃんの好み・意欲に合わせて進めていきましょう!