お子様の英語教育はいつからやった方がいいの?とお悩みのお父さん、お母さんは多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今後はグローバル化が進み、英語の必要性はより高まってくることは間違いないでしょう。
2020年からは小学生からの英語授業も必須化され、より英語に触れる機会が多くなりましたね。
この記事では、お子様の英語教育はいつから始めるのが良いかとおすすめの教材などをご紹介しています。
是非参考にされてみてください。
英語教育はいつから始めると良い?
子供の英語教育を始めるなら、遅くても7歳までに始めるのがおすすめです。
子供と遊んでいると、「同じことを何度も繰り返したがる」場面が多いと感じる人もいるでしょう。
幼児期は、一度楽しいと感じたことは、何度でもやってみたくなる年齢。
また、「感覚的に何かを吸収する力が高い」という特徴もあります。
大人にはまねできないそれらの能力を発揮できるこの時期は、言語を獲得するのに適した時期と言えるでしょう。
子供の英語教育を早く始める理由
子供の英語教育を始めるのはなぜ早い方が良いのか、理由を詳しく見ていきましょう!
英語の習得には「臨界期」がある
言語を自然に習得できるのは、7歳までと言われています。
9歳を過ぎると、言語を習得する能力が落ちていく「臨界期」を迎えてしまうからです。
そのころにいきなり英語を詰め込もうとしても、子供が「英語は難しいもの」「楽しくない」と感じてしまうかもしれません。
無理なく英語を習得するには、幼児期~7歳までに始めるのが適していると言えるでしょう。
幼児期は聴き取る力が高い
7歳までの子供は、耳の力がぐんと発達し、聴きとる力がとても高い時期。
大人が聴き取れない英語の周波数(700~12,000Hz)も聴き取れると言われています。
日本で暮らしていると、大きくなるにつれ日本語の周波数(125~2,000Hz)を聴き取る耳へと成長。
母国語以外は聴き取りにくく、英語の勉強をしていても何を言っているのかわからないと感じてしまいます。
そうなる前に、ネイティブの英語にたくさん触れる・英語が身近に感じる環境で過ごすことが大切です!
幼児期は音を聴き分ける力も高い
英語に触れないで成長した日本人は、LとRの区別がつかない、聴き分けられないと言われています。
日本語にはLとRの音がなく、すべて「らりるれろ」に含まれるため、聴き分ける必要がないからです。
子供の英語教育をするなら、日本語にない音も区別できるようになってほしいですよね。
乳幼児期の頃から英語を聴き、LとRを区別する環境で過ごせば、当たり前のように聴き分けられるようになりますよ♪
子供はあごが柔らかい
子供のあごはまだ成長途中のため、大人に比べて柔らかいのが特徴。
あごがやわらかいと、聴いた音のまねや再現がしやすいため、言語の習得もしやすいと言えます。
日本語しか使わない生活をしていると、先述の耳だけでなくあごも日本語仕様に成長してしまい、英語の発音が難しくなってしまいます。
あごがやわらかい10歳くらいまでの間に、英語を発語する習慣がついていれば、発音能力も維持されるでしょう。
3歳までに脳の80%ができあがる
脳科学では、「人間の脳は3歳までの間におよそ80%が完成する」と言われています。
脳のほとんどが幼児期に出来上がるため、習得したいことは早めに始めるのがおすすめ。
英語教育も、早く始めるのは効果があると言えるでしょう。
子供の英語教育には、幼児期のうちにたくさん英語を聴く、英語を好きになるのがポイントです!
子供の英語教育を早く始めるデメリット
お子様の英語教育を早く始めることで、多少デメリットが発生する場合があります。
セミリンガルの問題
英語教育を早期に始めると、日本語・英語ともに同レベルで使いこなせても、母国語だけで育った子供よりもそれぞれの言語能力が低い「セミリンガル」になる可能性があります。
セミリンガルはダブルリミテッドとも言われ、それぞれの言語が年齢に見合ったレベルに達していないことが問題とされています。
しかし、日本に住んで通常の学校に通っていれば、セミリンガルにはなりにくいと考えられます。
インターナショナルスクールに通うなど特殊な環境でなければ、心配はいらないでしょう。
日本語の思考能力が育たない
学校では、言語だけでなく他にも色々な教科を学びますよね。
まずは日本語が理解できていないと、その他の教科も深く理解できません。
英語教育に力を入れすぎて、日本語の思考能力の成長がさまたげられてしまうと、子供にとってマイナスになる可能性も。
ただ一般的には、第二言語である英語は第一言語の日本語を超えることがないと言われているため、過剰に心配する必要はないでしょう。
日本人としてのアイデンティティーが薄まる
子供が早い時期から英語や英語圏の国に親しむことで、日本人としてのアイデンティティーが育たないのではないかというデメリットも考えられます。
海外の文化に触れるのは、日本や自分自身を客観的に見るきっかけにもなり、決して悪いことではありません。
英語学習や外国人とのコミュニケーションを通じて、日本文化を学ぶ機会があると良いですね。
普段の学習では気づけない、新たな発見があるかもしれません。
小学校の英語教育ではどのような事を学ぶの?
小学校の英語教育は2002年からスタートし、2011年には5・6年生の外国語活動が必須化されました。
2020年からは、3・4年生の外国語活動が始まり、5・6年生は成績のつく「教科」に。
2024年現在、3・4年生は週1回程度、5・6年生は週2回程度の授業が行われています。
授業では、「聞く」「話す」活動を中心に、担任の先生やALT・英語専科教員と、英語を使ったやりとりでコミュニケーション。
歌やゲーム、音声教材を使い、楽しく学びながら英語に慣れていきます。
高学年では「読み」「書き」を学ぶ場面もあり、小学生にとって英語がより身近なものになってきています。
中学校の英語教育ではどのような事を学ぶの?
中学校では、2002年度から英語が正式に必須項目となりました。
2021年度からは、オールイングリッシュでの授業がスタート。
先生からの質問や、生徒同士での話し合いもすべて英語で行われています。
習う単語数は2,500語と、以前のおよそ2倍。
内容も、「長文を読んで訳す」という文法中心のものから、「口語表現」を使いコミュニケーションを重視する教科書へと変化しています。
子供の英語教育にオススメの教材3選
幼児期のうちから英語に慣れ親しんでおくと、小学校・中学校で英語が得意科目になるかもしれません。
子供の将来のためにも、早めに英語教育を始めておきたいですよね。
ここからは、さまざまな種類の英語教材から、子供の英語教育におすすめの教材を3つ紹介します!
実際に使っている人の口コミと合わせて、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①:ディズニー英語システム
ディズニー英語システムは、テキストや映像・カードなど、教材のあちこちにかわいいディズニーキャラクターたちがたくさん登場。
絵本や映像を見ながら自然と英語が身につくカリキュラムで、楽しく英語を学習できます。
対象年齢は0歳~12歳と幅広く、自宅にいながら親子で一緒に取り組めるのも大きなポイントです。
ディズニー英語システムには、子供が英語を覚えている・楽しんでいるという口コミがありました。
好きなキャラクターや歌、ストーリーがあると、やはり子供も夢中になって覚えられるようですね。
ディズニー英語システムの歴史は40年以上と長く、これまで多くの利用者がバイリンガル教育に成功しています。
本気で英語を習得させたいと考える方にもぴったりです!
無料体験では、実際の教材を自宅でお試しできますよ
②:ミライコイングリッシュ
ミライコイングリッシュは、毎日30分英語のDVDを見ることで英語に親しみ、学習習慣を身につけられる教材です。
対象年齢は0~8歳で、音声はネイティブのオールイングリッシュ。
字幕つきの映像によって文字と音のつながりも理解できるようになり、英語を読める・書けるようになるための「フォニックス」もしっかり学べます。
ミライコイングリッシュには、車で見ている・毎日の楽しみになっているという口コミがありました。
かわいい絵柄やストーリーで、自然に英語に馴染めたり毎日飽きずに見られるのはうれしいですよね。
保護者が付きそう必要がないため、忙しい人でも気軽に子供の英語教育ができます。
まずは英語学習の習慣を身につけたい、英語を好きになってほしいというパパ・ママにおすすめです!
③:ABCmouse
ABCmouseは、早期教育の専門家監修のデジタル英語教材です。
スマホ・タブレットを使って、どこにいても学習できるのが大きな特徴。
5,000個以上の豊富なアクティビティで、飽きずに夢中になれると人気です。
ABCmouseには、子供が発音する場面があって良い、米国版に加入できたという口コミありました。
デジタル教材なので、親子で取り組むのも楽しいですし、慣れれば1人で学習できるのも良いですね。
日本語版は2023年でサービスを終了しましたが、英語版は利用可能です!
英語版は表示もすべて英語なので、より子供の英語への理解力が深まりそうですね。
【まとめ】
子供の英語教育についてまとめます。
- 子供の英語教育は7歳までに始めるのがおすすめ
- 耳やあごの成長・脳科学的にも早い方が身に付きやすいと言われている
- 小学校・中学校では英語によるコミュニケーションを重視
- 英語を早期に学習することのデメリットもある
- 0歳から始められる英語教材もおすすめ
子供に合う英語教育・教材で、楽しく英語を身につけましょう♪