この記事では、ベッドインベッドで事故は防げるのかについてまとめます。
赤ちゃんを大人のベッドで寝かせると、マットレスが柔らかくて窒息したり、誤って落下してしまう危険があります。
ベッドインベッドを使うことで、100%ではないものの赤ちゃんを安全に寝かせることができます！
ベッドインベッドとベビーベッドのどっちか迷ったら、添い寝をしたいならベッドインベッドがおすすめですよ。
ベッドインベッドで死亡事故は起きる？
ベッドインベッドは安全性が高いと評判が良いですが、死亡事故が起きる確率はゼロではありません。
就寝時の赤ちゃんには危険がつきものです。
- 大人のベッドから落下
- ベビーベッドの柵を乗り越える
- ベッドガードに挟まる
消費者庁によると、0～1歳児が5年間で大人のベッドから落下する死亡事故が9件発生しています。
ベビーベッドやベッドガードでも事故やヒヤリハットが起きているのと同様に、ベッドインベッドにも事故の可能性はあります。
危機意識を持ちながらベッドインベットも使うことで、安全性が増すでしょう。
ベッドインベッドを使うと事故を防ぎやすい
ベッドインベッドを使うと、就寝中の思わぬ事故を防ぎやすいです。
添い寝はスキンシップが多くできて、ママのお世話も楽で赤ちゃんもよく眠れる…とメリットがたくさんです。
一方で、窒息や落下などの事故が心配…。
ベッドインベッドで事故は防げるのか見てきいましょう！
ベッドインベッドは窒息や落下のリスクを減らせる
ベッドインベッドは、頑丈なフレームがパパやママの寝返りや大人の布団から赤ちゃんを守ってくれ、よく動く赤ちゃんにも安心です。
また、ベッドインベッドのマットレスは、赤ちゃんに適した硬さで作られているので、赤ちゃんが埋もれて窒息してしまう心配はありません。
落下事故のリスクも、ママとパパの間に、ベッドインベッドで赤ちゃんを寝かせることでかなり減らすことができるでしょう。
安全性は100%ではないので注意を払おう
ベッドインベッドは、窒息や落下の事故のリスクを減らすことができます。
しかし、安全性は100％ではないので注意が必要です。
フレームの高さ、頑丈さ、マットレスの硬さなど安全性の高い商品を選ぶことが大切です。
夫婦のベッドが小さい場合は、ベッドインベッドを置くと、かなり窮屈になってしまうことも。
きょうだいがいる場合には危険もUPするので、ベッドインベッドとベビーベッドどっちが便利かも合わせて検討しましょう。
窮屈な状態では、思いがけない事故が起こってしまうかもしれません。
夫婦のベッドはダブル以上の広さで、ある程度余裕があった方が良いでしょう。
そして、首すわり、寝返りなど赤ちゃんの成長の段階に合わせて、その場その場で安全な環境かどうかチェックしてあげてくださいね。
ベッドインベッドはいつまで使えるのか把握した上で、赤ちゃんに合った使い方をしましょう。
ベッドインベッドなしで大人のベッドは事故になりやすい
ベッドインベッドも事故を100%防ぐことはできませんが、大人のベッドに赤ちゃんが添い寝する方がずっと危ないです。
どんな危険があるのか見ていきましょう！
①：柔らかいマットレスは窒息の危険
柔らかいマットレスや敷布団は、赤ちゃんの顔が埋まってしまい、口や鼻がふさがれて窒息する危険があります。
大人が使っている寝具をそのまま使うと、赤ちゃんにとっては柔らかすぎることがあるので注意が必要です。
マットレスや布団は赤ちゃん専用の硬いものを選びましょう。
②：大人の掛布団や寝返りで窒息の危険
大人の掛布団は、赤ちゃんには重く、顔にかかってしまうと払いのけることができず、窒息の原因になってしまう危険性があります。
また、大人の体温で温められた掛布団は、湿気を含み、赤ちゃんが熱くなりすぎてしまうことも。
赤ちゃんのかけものは、大人と共用せず、払いのけられる軽いものを使用し、顔にかぶらないようにしましょう。
パパやママが寝返りをした時に、体の一部で圧迫され窒息してしまう、という悲しい事故も実際に起こっています。
「自分は寝相がいいから」「すぐ気がつくから」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、夜間の授乳やお世話が続いて疲労が溜まっている状態だと、いつもと違い、深く眠ってしまって気がつけない、ということも考えられます。
「自分は大丈夫」と思わず、しっかり対策することが大事です。
③：ベッドからの落下の危険
赤ちゃんとのベッドでの添い寝には、落下にも注意が必要です。
まだ寝返りをする前だからと言って油断は禁物。
バタバタ動いているうちに少しずつ移動していたり、大人が動いた時や布団を動かした時にはずみで落下したり、思わぬ事故が起こってしまうことも考えられます。
ベッドガードなどで対策をしていても、ベッドガードがずれた時に、その間に挟まってしまう事故も起こっているので、よく考えて対策することが大事です。
ベッドインベッドで事故は防げるのかについてまとめ
ベッドインベッドで事故は防げるのかまとめました。
- ベッドインベッドで窒息や落下のリスクは減らせる
- 安全性は100％ではないので注意が必要
ベッドインベッドでリスクを減らしつつ、赤ちゃんの成長や個性をよく見て対策してあげましょう。
安全で快適な環境を整えて、ママと赤ちゃんの健やかなおやすみタイムを過ごしてくださいね♪