出産費用明細を見返すとシビアでした…。
第二子ではこの経験を活かした分娩時の裏ワザを使って、自己負担を抑えようと決めました。


● 普通分娩の出産費用の内訳を紹介します
● 実際の出産費用の金額をお見せします
● 差額加算を減らす裏ワザを解説します
少しでも出産費用を抑えたい方におすすめの記事です。
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出産費用の裏ワザは差額加算を増やさないこと
出産費用が高くなってしまう原因には、差額加算があります。
お金が降ってくるような裏ワザはありませんが、この差額加算を抑えることが自己負担を減らす得策です。
お産には基本料金があり、その枠から出てしまった分については別途費用が発生するシビアな仕組み。
出産費用にはどんな加算があるのかを把握しておくことで、後から内訳明細書を見てびっくりしなくてすみます。
総合病院・普通分娩の出産費用の内訳明細書

私の産院は総合病院で、破水からの普通分娩です。
出産費用は大きく5項目に分かれていました。
入院料・分娩料 ・保育料・検査/薬剤/処置料・その他について、それぞれ説明します。
入院料

個室を選んだので、室料差額が加算されていました。
個室料は数千円の場合が多いですが、個室で過ごした日数分が必要です。4,000円が6日の場合は24,000円なかなか大きい金額です。
盲点だったのが入院の日数です。例えば夜中の0時基準の場合は、23時に入院しても1日の室料(産院によっては半日)が発生します。
また、産まれたのが夜中0時を過ぎていると、入院が1日長くなることも。
その分ゆっくりはできますが、あと1時間早く産まれていると数万円は費用が安くなります。
分娩料

私の出産費用が高くなった原因はまさにこれでした。出産したタイミングがいろいろな加算の対象だったのです。
私が息子を出産したのは、土曜日の午前0時47分。休日加算と深夜加算がそれぞれついていました。
休日だったので旦那さんもスムーズに立会できたけれど、あと1時間早く産まれていてば休日加算は免れたかもしれない。
ちなみに、平日のお昼が1番お安いです。
保育料

母子同室の産院で夜間に赤ちゃんを預かってもらったことがありましたが、特に金額の加算はされなかったです。
検査/薬剤/処置料

私は貧血気味で鉄剤が追加されていましたが、これはお安かったです。
そしてまたまた深夜問題です。分娩時の会陰切開にも深夜加算がついていました。
そしてさらに、分娩監視に1時間30分超の加算も。
分娩室に入ってからの時間が一定を超えると追加料金なのですね…。助産師さんもいっぱいいてくれたので無理もないですが、シビアな世の中です。
その他

特に高額なものや加算はありませんでした。
出産費用の合計と自己負担はいくらかかった?
以上で、合計金額が55万円台でした。
42万円の出産手当金を差し引いて、自己負担は13万円ぐらい。
当初は自己負担6~7万円ぐらいの方が多いと聞いてたので、私は産院の中では高い方でした。
出産費用を安くするためにできる3つの裏ワザ

出産費用を少しでも抑えたい方は、3つの裏ワザを試してみてください。
個室などの加算項目を検討する
個室料金がいくら掛かるのか把握して、どの部屋を選ぶのか決定しましょう。
産院によっては、途中で部屋を変えることができるので、最初は大部屋にしておいて、過ごしにくければ個室に移動という方法も。
大部屋で過ごした日数分は、金額は加算されません。
出産のジンクスや内診グリグリは週の始めに
なかなか昼に産もうと思って産めるものではありませんが、日にちについては普通分娩でも若干の調整は可能。
出産予定日の前後になると、検診で内診グリグリをする先生が多いです。
内診グリグリとは、内診の際に、卵膜剥離という赤ちゃんが産まれやすくするの医療行為のこと。
その後、数日以内に出産に繋がったという妊婦さんが多いので、検診の日を調整すれば休日加算は免れる可能もあります。
月曜日に内診グリグリをしてもらえれば、平日に産める確率がアップです。
また、出産ジンクスを試そうと思っているママも、週の始めにチャレンジしてみるのがいいかもしれませんね。
出産で無理難題を言わない
陣痛が始まって病院に入院して以降、痛みとの闘いになります。
人格が変わるほど辛いので、助産師さんに無理難題を言ってしまうこともありますが、ここにも出産費用の落とし穴が。
私の場合「もう無理だから今すぐ分娩室に連れて行ってくれ」と言い続けて、子宮口が前回になる前に分娩台に乗りました。
その結果、分娩監視時間が長くなり、きっちり加算が取られています。
体の異変はすぐに伝えるべきですが、部屋の移動や処置については別問題。
無理難題は言わず、助産師さんが適切なタイミングで声を掛けてくれるのを待つ方が賢明です。
出産費用を抑えつつ素敵なお産を
出産の費用を抑える方法を紹介しましたが、いかがでしたか?
出産は赤ちゃんが無事に産まれて母子共に健康であることが1番です。
出産費用のことを少し考えつつ、素敵なお産になるよう頑張ってくださいね。
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