この記事では、「チョコレート効果は買ってはいけない」噂の真偽をまとめます。
チョコレート効果はポリフェノールなどが含まれる市販の体にいいチョコレートですが、食べ過ぎると脂質やカフェイン、カドミウムが過剰になるデメリットもあります。
「チョコレート効果は買ってはいけない」危険はないものの、食べ過ぎは良くないのでほどほどにしておきましょう。
ちなみに95%は苦くて食べづらいので、最初は72%から始めるのがおすすめです。
私はチョコレート効果72を食べ続けた結果、良い体の変化が多かったですよ!
チョコレート効果72は買ってはいけない?4つのデメリット
チョコレート効果は一般的なチョコレートよりも健康に良いとされていますが、実はデメリットもあります。
4つのデメリットについてみていきましょう!
- 重金属カドミウムが含まれる
- カロリー・脂質は低くない
- ポリフェノールの摂りすぎは良くない
- カフェインの摂りすぎは良くない
それぞれ簡単にまとめていきますね。
①:カドミウムなど重金属の摂りすぎになる
チョコレート効果72を買ってはいけないと言われる理由は、重金属のカドミウムが含まれるからです。
これはチョコレート効果だけに限らず、高カカオチョコレートのすべてに共通することです。
カドミウムは大量に摂り続けると体内に蓄積され、腎機能障害やイタイイタイ病を引き起こす成分です。
体に悪い成分があるから「チョコレート効果は買ってはいけない」と思われがちですが、実はカドミウムはいろいろな食品に含まれています。
カドミウムは土壌又は水など環境中に広く存在するため、米、野菜、果実、肉、魚など多くの食品に含まれていますが、我が国においては米から摂取する割合が最も多く、日本人のカドミウムの1日摂取量の約4割は米から摂取されているものと推定されています。
厚生労働省
カドミウムは米や野菜などの食品に含まれていて、知らず知らずのうちに摂取していますが、通常の量であれば体に悪い影響はありません。
国民生活センターでは、高カカオチョコレートに危険性はないのか調査して情報を提供しています。
含まれるカドミウム重金属の量について、次のように説明しています。
すぐに健康被害を及ぼすような量ではないが、チョコレートのカドミウムは含量が低いことが望ましく、引き続き品質管理等が適切に行われることが必要であると思われる。
国民生活センター
チョコレート効果のカドミウム含量は、国産の高カカオチョコレートの中では平均値ぐらいです。
体重50kgの人の場合、1週間のカドミウムを350μg以上摂り続けると体に悪い影響の可能性があると言われています。
チョコレート効果にすると、1週間で1.4kg分に相当します。
私は1kgの大容量でチョコレート72を食べていますが、この1kgを4日間で食べきる生活を続けていると危険な量です。
チョコレート効果を1日50枚も食べ続けると、カドミウム以上に別の健康への影響が心配になるぐらいですね。
ちょっと食べ過ぎたからといって、すぐにカドミウムが過剰になるわけではないので、安心してください。
②:糖質・脂質の摂りすぎになる
チョコレート効果72は買ってはいけないと言われるのは、食べ過ぎると糖質・脂質の摂りすぎになるからです。
チョコレート効果72の栄養成分を、一般的なチョコレートと比べてみました。
栄養成分 | チョコレート効果 72% | 一般的な チョコレート |
---|---|---|
カロリー | 28kcal | 28kcal |
糖質 | 1.6g | 2.59g |
脂質 | 2.0g | 1.71g |
カロリーSlism参考
チョコレート効果はヘルシーで健康的なイメージがあるものの、カロリーは一般的なチョコレートと同じぐらいです。
糖質は低めですが、カカオ豆の成分が凝縮されているため脂質は高く、食べる量が多ければ体内に脂肪として蓄積されます。
「高カカオチョコレート=食べるだけで痩せる」と思っていると逆に太る可能性があるので、チョコレート効果は買ってはいけません。
ダイエット目的なら次の取り入れ方がおすめです。
- 食前にチョコレート効果を1~2枚食べる
- いつものチョコレートをチョコレートに変える
チョコレート効果はダイエット向けと言われるのは、食後の血糖値を上がりにくくするからです。
高カカオチョコレートは食後でも大丈夫ですが、できるなら食前に食べて食事で糖を取り込むスピードをゆっくりにしましょう。
また、いつものチョコレートやスイーツをチョコレート効果に変えるのもダイエット効果に期待ができます。
③:ポリフェノールの摂りすぎになる
チョコレート効果を買ってはいけない理由に、ポリフェノールの過剰摂取もあります。
ポリフェノールの中でもカカオ豆から抽出されたものが、カカオポリフェノールです。
カカオポリフェノールには高い抗酸化作用があり、美肌やダイエット効果が期待できます。
妊娠後期にはポリフェノールに対する感受性が高くなっているため、妊娠後期におけるポリフェノールの過剰摂取は、胎児の早期動脈管閉鎖による心不全や新生児遷延性肺高血圧症をきたす可能性がある。
神戸松蔭女子学院大学 林直哉
健康に良いとされるカカオポリフェノールですが、妊娠中の過剰摂取は、赤ちゃんの発育に悪影響の恐れがあると報告されています。
ポリフェノールはルイボスティーやプルーン、サプリメントなどにも含まれています。
妊娠中に良いからといって、あれもこれもと併用すると、ポリフェノールが過剰になる可能性も…。
産まれてくる赤ちゃんのためにも、摂取のしすぎに気をつけて、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう!
④:カフェインの摂りすぎになる
チョコレート効果にはカフェインが含まれているため、買ってはいけないと言われます。
カフェインといえばコーヒーや紅茶のイメージですが、実はチョコレートにも含まれています!
健康な人が嗜好品として楽しむ分には問題ないが、これらの成分に感受性の高い人や、テオフィリン等の医薬品を使用している人は摂取量に注意が必要である。
国民生活センター
高カカオチョコは、普通のチョコに比べてカフェインが多く含まれていますが、健康な人がおやつや間食に食べる分には問題ありません。
医師にカフェインを控えるように言われている人は、チョコレート効果は買ってはいけないのか相談しましょう。
カフェインの摂り過ぎは不眠や利尿作用があるものの、リラックス効果や集中力を高めるといったプラス面もあります!
ただし、日頃からコーヒーや紅茶を良く飲む人は、カフェインの過剰摂取になる可能性もあるので、チョコレートの量を調整してくださいね。
適量であればメリットはたくさんあるので、私は大容量ボックスを3ヶ月ぐらいかけて少しずつ食べていますよ。
チョコレート効果の3つのメリット
チョコレート効果は買ってはいけない理由は「食べすぎは良くない」ことが分かりましたが、適量であればメリットは大きいです。
それぞれ詳しく解説します。
①:カカオポリフェノールで美肌効果が期待できる
チョコレート効果に含まれるカカオポリフェノールには、美肌に効果的な抗酸化作用をもっています。
CPP(カカオポリフェノール)摂取による皮膚の光障害保護作用の研究成果やCPPの生体吸収代謝に関して得られた知見を合わせて考察すると、CPPの日常的な摂取は紫外線による機能低下から皮膚を保護することが明らかである。
徳島大学病院 寺尾純二
肌は紫外線からのダメージを受けることで、シミやシワの原因になります。
カカオポリフェノールは、肌トラブルのもととなる活性酸素の働きを抑え、皮膚を健康に保ってくれる頼もしい味方!
チョコレート効果には、カカオポリフェノールがたっぷり含まれているので、美肌やアンチエイジング効果が期待できますよ♪
②:低GI食品だから太りにくい
チョコレート効果は、太りにくいとされる低GI食品です!
GI値とは、糖質が体内に吸収されるスピードのことで、GI値が低い食品ほど糖の吸収をゆるやかにしてくれます。
GI値が55以下の食品は低GI食品、70以上の食品は高GI食品に分類され、その中間のGI値を示す食品は中GI食品とされています。
高GI食品に比べて低GI食品は、食後の血糖値の上昇が穏やかでインスリンの分泌が抑制されるため、脂肪の合成も抑制されると考えられます。
駒沢女子大学 西山一朗
例えば、キャンディーやドーナツなどの菓子類はGI値が70以上の高GI食品です。
一方、チョコレート効果はGI値27と野菜並みに低く、糖の吸収をおだやかにし、脂肪をつきにくくしてくれます。
また、一般的なチョコレートよりも糖質控えめなのも嬉しいポイント!
血糖値が気になる人や、ダイエット中だけど甘いものがやめられない人には、チョコレート効果がぴったりです♪
③:便秘予防につながる
チョコレート効果には、便秘予防にも効果的です!
チョコレートには食物繊維だけでなく、お通じを良くするカカオプロテインというたんぱく質も含まれています。
カカオプロテインには便のかさを増やし、お腹の調子を整えてくれる働きがあります。
ヒトにおける高カカオチョコレート摂取による便通改善効果を調べた結果、カカオタンパク質が多量に含まれている高カカオチョコレートを摂取したグループでは、摂取前に比べて排便回数、排便量、便の色が有意に改善された。
帝京大学 古賀仁一郎
研究では、高カカオチョコレートを食べたグループの方が、食べなかったグループに比べて便通が改善されたという結果が報告されています!
便秘にお悩みの人も、高カカオなチョコレート効果で便秘改善につながるかもしれませんね♪
チョコレート効果はメリットがたくさん!
チョコレート効果には、嬉しいメリットがたくさんありました!
食べ過ぎは脂質・ポリフェノール・カフェインの過剰摂取になるものの、適度に食べるぶんには、むしろ健康的なおやつといえます。
私はチョコ好きで、つい食べ過ぎてしまうのが悩みでしたが、チョコレート効果を食べ続けた結果、チョコを食べる量が減りました!
一粒で満足感がありますし、適度な苦味で甘すぎず、罪悪感少なく食べられるのも◎
「チョコレート効果は買ってはいけない」のではなく、「チョコレート効果の食べ過ぎは良くない」ということなので、安心してくださいね♪
チョコレート効果86・92は買ってはいけない?
チョコレート効果はメリットが大きいですが、いきなりチョコレート効果95は買ってはいけないです。
明治のチョコレート効果シリーズには、カカオ72%・86%・95%と3種類あります。
チョコレート効果はどれがいい?と迷ったら、おすすめは72%です。
ほのかな甘みとカカオのほどよい苦味があり、ハイカカオチョコレート初心者でも食べやすい味ですよ。
ポリフェノール含有量が多いのはチョコレート効果95ですが、ぶっちゃけ苦すぎて美味しくないです。
料理に使ったり、健康のためと割り切れる人でないと、チョコレート効果95は買ってはいけません。
まずは72から始めてくださいね!
チョコレート効果は買ってもOK!1日何枚まで?
チョコレート効果は買っても大丈夫なことが分かりました!
1日何枚まで食べて良いのか、明治製菓の公式サイトでは次のように書かれています。
「チョコレート効果」にたっぷりと含まれるカカオポリフェノールですが、体内にとどめておくことができません。 たくさん摂取しても排出されてしまいます。 だからこそ、一日3枚から5枚を目安に毎日習慣的に食べることがおすすめです。
明治
チョコレート効果を食べる目安は、1日3~5枚です。
カカオポリフェノールは、一度にたくさん摂取しても体外に排出されてしまうため、一気に食べるよりも1日数回に分けて食べる方が効果的です。
チョコレート効果の食べ方についてまとめると、次のとおりです!
- 食べる目安は1日3~5枚
- 1日数回に分けて食べる
ちなみに私は、仕事がひと段落した時や、家事の合間に1枚ずつと決めて食べています♪
チョコレート効果72を食べ続けた結果、ダイエット効果が出た人や、血糖値を下げる効果が期待できますよ!
食べる量を正しく守って、健康的なカカオポリフェノールを美味しく取り入れましょう!
チョコレート効果を買ってはいけない人・買っても良い人
チョコレート効果を買ってはいけない人・買っても良い人をまとめます。
チョコレート効果を買ってはいけない人
- 妊娠中の人(量に注意)
- 不眠症の人(量に注意)
- ミルクや砂糖たっぷりの甘い食べ物が好きな人
チョコレート効果にはカフェインが含まれているため、不眠症の人にはおすすめしません。
また適量であれば問題ありませんが、脂質が多いため妊娠中の人は食べ過ぎに注意しましょう!
チョコレート効果は甘さ控えめなので、ミルクチョコレートや砂糖たっぷりの甘いおやつが好きな人にも向いていませんね。
チョコレート効果を買っても良い人
- 甘すぎるチョコレートが苦手な人
- 健康志向の高い人
- 最近お疲れ気味な人
- 美容効果を高めたい人
ハイカカオチョコレートは、一般的なチョコレートに比べて甘さ控えめです。
間食はとりたいけど、甘すぎるおやつは苦手という人にチョコレート効果は向いています。
カカオポリフェノールには美肌効果やリラックス効果があるので、美容に良いものを食べたい人や気分転換したい人にもぴったりです♪
チョコレート効果は買ってはいけない理由についてまとめ
チョコレート効果は買ってはいけないと言われる理由についてまとめました。
- 体に良いとされるカカオポリフェノールが豊富
- 食べすぎると脂質・ポリフェノール・カフェイン・カドミウムが過剰になる
- 1日3~5枚を毎日食べるのが効果的
カカオポリフェノールがたっぷりつまったチョコレート効果で、毎日コツコツ健康的な習慣を始めましょう!