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臍帯血を保管すべきか知恵袋と割合で考える|後悔しない選択とは…

妊婦さん1

臍帯血を保管すべきか割合が気になる!
保管しないで後悔した人が知恵袋にいる?

この記事では、臍帯血を保管すべきかまとめます。

臍帯血は赤ちゃんを救う貴重な血液ですが、高額なだけに後悔しない選択をしたいですよね。

まだ臍帯血は認知度が低いため、全体の子供の数からみると、保管している人の割合は高くはありません。

臍帯血の研究は進んでいることもあり、直近10年で臍帯血プライベートバンクの累計保管数は2倍になるなど、これからの有用性に期待ができます。

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<臍帯血は何かを簡単に説明>
「臍帯血」とは、赤ちゃんが生まれる際に、臍帯(へその緒)を通じて母体とつながっていた血液のことです。
この血液には造血幹細胞が豊富に含まれており、これらの細胞は体内の異常な細胞を修復する力があるとされています。
そのため、臍帯血は医学的な研究や治療において重要な資源とされています。

タップできる目次

臍帯血を保管すべきか知恵袋でも話題

臍帯血を保管すべきかは、知恵袋でも話題になっています。(引用:https://chiebukuro.yahoo.co.jp

臍帯血に否定的な意見

高額な掛け捨ての保険…まさしく、その通り。
将来、その児が白血病など(骨髄移植が必要な疾患に罹患した時)の「保険」です。

産婦人科から臍帯血バンクについてのパンフレットをもらいましたが、病院自体は特に強くすすめてはきませんでした。
恐らく安全性とか手間のようなデメリットは特になく、メリットの方が大きいでしょうが、とにかく値段が高額な割りに、それ程の必要性が感じられなかったので、私は興味を持ちませんでした。

「臍帯血を保管すべきか」の知恵袋の回答には、値段が高いのに今は汎用性が少ないとの声が多くありました。

臍帯血の保管には、10年で20~30万円ほどの費用がかかります。

どんな病も治せる薬ではないため、見送った人の割合も多かったです。

臍帯血に肯定的な意見

私は医療者ですが、小児科で研修してる時に先生にご兄弟の臍帯血の保存はありますか?と聞かれる親御さんが、ない方は後悔された顔をされてましたし、あります!と答える方は1つでも治療の選択肢が増えたことに希望を持たれていました。
もちろん今は臍帯血がなくとも良い治療がたくさんありますが、我が子が大きな病になったとき、私もあります!と答えたいな、保険として持っときたいな、と思ったので。
ただ日本で利用できる疾患は限られてるので御守りみたいなものかな、と思います。
これから20年あればどんどん増えていくとは思いますが。

本心はやりたいです…お金に余裕があったらやっています。
5〜10万とかでしたら、余裕がなくても子どものために頑張るか…と思えますが、あまりにも高く…1人目も諦め、今お腹にいる2人目も、難しいかなと諦めています。

「臍帯血を保管すべきか」の知恵袋の回答には、実際に保管した人や、金銭的に厳しいが保管したい人の声もありました。

臍帯血は「もしもに備える保険」のため、家計が厳しければ見送るのも一つの方法です。

ただ、費用の工面ができそうで万が一に備えたいと考えるなら、家族と相談してみるのが良いでしょう。

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臍帯血は保管すべきか?割合はしない人が多い

臍帯血は保管すべきか悩みますが、2024年現在はしない人の割合が高いです。

臍帯血とはどんなもので、どのように採取するのか見ていきましょう。

臍帯血は脳性麻痺・自閉症・白血病などの治療に役立てられている

赤ちゃん

臍帯血(さいたいけつ)とは、妊娠中のママと赤ちゃんを繋いでいるへその緒と、胎盤に流れる血液のことです。

この臍帯血には、身体のもとをつくり出す「幹細胞」が多く含まれています。

  • 臓器
  • 筋肉
  • 赤血球などの血液成分
  • 神経
  • 皮膚

身体のさまざまな部分に変化する幹細胞は、病気の治療に役立てられています。

例えば、血液のもとになる「造血幹細胞」は白血球・赤血球・血小板をつくり出すことができ、血液疾患である白血病の治療に使われています。

臍帯血を採取できるタイミングは、出産するときのたった1回だけ。

治療に使うための臍帯血は、新鮮な状態で採取する必要があります。

無事に赤ちゃんが生まれた直後のわずかなタイミングでしか取れないため、後から後悔しない選択をする必要があるのです。

臍帯血を保管している人の割合は?

ステムセル研究所は、臍帯血プライベートバンクのシェアが約99%です。

民間バンクのほとんどの人が利用していることになりますね。

ステムセル研究所の累計保管数は、次のとおりです。

累計保管数西暦
5,0002004年
11,0002007年
24,0002010年
32,0002013年
39,0002016年
50,0002019年
60,0002021年
保管数はおよその数

現在、ステムセル研究所での臍帯血の保管数は累計60,000を超えています。

2021年の出生数は81万1604人*なので、臍帯血保管の割合は多いとは言えません。

*厚生労働省「令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況」

そもそも臍帯血について知らない妊婦さんも多いため、検討をする人の割合自体が低いです。

臍帯血

ただ、臍帯血の研究は進んでいることもあり、直近10年で臍帯血プライベートバンクの累計保管数はおよそ2倍になっています。

2020年あたりから、急激に伸びているのが分かります。

近い将来、臍帯血保管がもっと一般的になる日もくるかもしれません。

万が一のときに子供や家族を救えるために、これから臍帯血が普及していくことを願います。

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臍帯血を保管して後悔すること

臍帯血を保管して後悔する点は次の2つです。

それぞれをまとめます。

①:値段が高い

お金

臍帯血を保管して後悔する理由は、値段が高いことがあげられます。

  • 採取するときにかかる初期費用
  • 年間の保管費用

臍帯血は、将来的に赤ちゃん本人に万が一のことがあったときの備えとして保管するため、保管期間が数十年になるケースがほとんどです。

国内トップシェアの民間バンク・ステムセル研究所で臍帯血を採取・10年保管すると、約30万円かかります。

臍帯血バンクの民間の費用を比較しても、30万円ぐらいが相場です。

お金をかけて採取・保管する臍帯血ですが、一度も使わない可能性もあります。

でも、子供が重い病気にかからず、健康に成長してくれるのはとても幸せなことですよね。

もし保管しておけば「やっててよかった!」となり、万が一のためにかけておく保険のようなものかもしれません。

②:使えない病気もある

幼児の歯磨き

臍帯血の後悔は、使えない病気もあることです。

臍帯血は名前のとおり血液なので、白血病や再生不良性貧血など血液の病気の治療に有用です。

ただ、万能薬ではないため、現在の医学では次のような治療には使えません。

  • ADHD
  • 視力の低下
  • 虫歯の治療

子供や家族が何かの病気や障害の疑いが出たときに、保管している人はふと臍帯血のことが頭をよぎるでしょう。

すべての病気に使うことはできないので、がっかりすることは考えられます。

臍帯血を保管しなくて後悔すること

臍帯血を保管しなくて後悔する点は次の2つです。

それぞれをまとめます。

①:子供に万が一のことがあったとき

将来的に子供が何らかの血液に関する病気を発症してしまう可能性はゼロではありません。

そんなときに「あのとき臍帯血を保管しておけば…」と後悔するのは悔しいですよね。

重い病気にかかる確率はとても低いものの、病気になったら確率なんて関係ないものに…。

保管していれば、治療の選択肢を増やせる可能性があります。

②:臍帯血の可能性が広がってきたとき

いま日本で臍帯血移植ができる治療は限られています。

ですが、臍帯血移植は今後も研究が進んでいく分野で、保管する人の割合も増えてくるでしょう。

さらにさまざまな病気の治療に使われる可能性もあり、臍帯血を保管しておけばよかったと後悔する可能性があります。

将来性に期待して保管しておくというのも選択肢の1つですね。

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臍帯血を保管する臍帯血バンクには、公的バンクと民間バンクがあり、それぞれ保管する目的はまったく違います。

保管機関採取と保管の費用使い道
公的バンク無料第三者
民間バンク有料赤ちゃん本人や家族

献血と同じく、寄付やドナーのイメージですね。

そのため、もし自分の子供が重い病気にかかったとき、自分が提供した臍帯血を指定して使うことはできません。

一方、民間バンクは将来的に赤ちゃん本人・ママ・家族のために保管され、万が一のときに利用することができるもの。

赤ちゃん本人が病気になった場合は適合率が100%であり、きょうだい間でも使えたと言う事例も多いのもポイントです。

民間バンクの国内シェア99%といえば、ステムセル研究所です。

臍帯血の申し込みはいつまでという決まりはありませんが、準備中に出産を迎えた場合には保管ができません。

資料請求をすると、臍帯血を保管する施設のオンライン見学会にも無料で申し込みができるので、まずは無料申請をしてみましょう。

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臍帯血保管をすべきかについてまとめ

臍帯血保管をすべきかについてまとめました。

  • 臍帯血に含まれる幹細胞が治療に使われている
  • 採取・保管するのにお金がかかる
  • 保管したけど使わなくて後悔することは少ない
  • 臍帯血移植は今後の発展が見込める分野

民間バンクで臍帯血を保管するには高額な費用がかかるのに対し、一度も使わない場合も多いです。

そのため保管すべきか悩みますが、万が一のときに赤ちゃんを助ける選択肢を増やせる可能性があります。

真剣に悩んでいる方は資料請求をして、後悔のない選択をしてくださいね。

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