この記事では、臍帯血バンクの民間を比較した結果をまとめます。
2024年現在、日本で臍帯血の民間バンクの届出を厚生労働省が受理しているのは次の2つです。
ステムセル研究所とアイルは、臍帯血の10年の保管の費用は同じで、長期はステムセル、短期はアイルが安いです。
国内シェアはステムセル研究所が99%なので、ほとんどの妊婦さんはステムセルを選んでいることが分かります。
ステムセル研究所は資料請求をすると、保管の流れやセンターの様子が詳しく分かります。
強引な勧誘もないので、臍帯血保管を真剣に考えたい人は、まずは資料請求をしてみましょう!
■臍帯血は何かを簡単に説明■
「臍帯血」とは、赤ちゃんが生まれる際に、臍帯(へその緒)を通じて母体とつながっていた血液のことです。
この血液には造血幹細胞が豊富に含まれており、これらの細胞は体内の異常な細胞を修復する力があるとされています。
そのため、臍帯血は医学的な研究や治療において重要な資源とされています。
臍帯血バンクの民間7社を比較
臍帯血バンクの民間を比較した結果、ステムセル研究所が圧倒的に人気でした。
厚生労働省が2018年に行った調査によると、民間の臍帯血バンクは7社あります。
国への届け出とシェアは次のとおりです。
社名 | 届け出 | シェア |
---|---|---|
ステムセル研究所 | 済 | 95%以上 |
アイル | 済 | 約2% |
ときわメディックス | 準備中 | 約2% |
D社 | なし | 約1% |
E・F・G社 | なし | ? |
民間の臍帯血バンクの中で、2024年の時点で国への届け出をしているのは2社のみです。
ステムセル研究所とアイルは、2018年に国の実地調査を受けていて、次のことが確認されています。
① 臍帯血の品質管理・安全性に関する情報を提供できるようにすること(トレーサビリティー)を確保するための措置を講じていること
② 厚生労働省が示した望ましい契約書のひな形を踏まえ、契約者の意に沿わない臍帯血の提供をなくす観点から、これまでの契約書を見直し、契約終了時あるいは廃業時の臍帯血の取扱い等について明確化が図られたこと③ パンフレットの改訂を行う等により、契約者に正確でわかりやすい情報の提供に取り組んでいること
厚生労働省
まとめると、ステムセル研究所とアイルは、臍帯血の品質管理・安全性・契約の明確化・分かりやすい情報提供ができていると国に認められています。
民間の臍帯血バンクを利用する場合は、この2社から選ぶようにしましょう!
ステムセル研究所は2017年の時点で40,000人以上の臍帯血を保管してシェアは95%を超えていました。
さらに利用者数が増え続けていて、2021年11月には6万人を突破!
ステムセル研究所の臍帯血の口コミは良く、国内シェアは99%にまで拡大しているので、迷ったらステムセル研究所で間違いないですよ♪
民間の臍帯血バンクの保管費用を比較
民間の臍帯血バンクのうち、国への届け出を済ませているのは、ステムセル研究所とアイルです。
2社の臍帯血保管の費用を比較してみましょう!
保管年数 | ステムセル研究所 | アイル |
---|---|---|
1年 | 214,500円 | 187,000円 |
10年 | 264,000円 | 264,000円 |
20年 | 319,000円 | 352,000円 |
ステムセル研究所とアイルの料金は、10年保管の場合は同額になります。
それぞれ安いのは、10年未満の場合はアイル、10年以上の場合はステムセル研究所ですね!
子供が小学校を卒業するまで、成人するまで、と考えるのであれば、ステムセル研究所の方が安くなります。
ステムセル研究所は国内シェア99%で、60,000人以上の臍帯血を保管している最大手です。
臍帯血を保管すべきか悩むなら、まずはステムセル研究所の資料請求をしてじっくり考えましょう。
資料請求をしても無理な勧誘はなく、申し込んだ後でのキャンセルも無料でできる良心的なシステムですよ。
民間の臍帯血バンクは公的と比較して保管費用が高い?
民間の臍帯血バンクは公的と比較して費用が高いと言われますが、半分正解で半分間違いです。
というのも、公的な臍帯血バンクと民間では役割が大きく違います。
- 公的な臍帯血バンク:第三者を救う(ドナー)
- 民間の臍帯血バンク:産まれてくる赤ちゃんや家族を救う
公的な臍帯血バンクは第三者を救うための役割ですが、民間は産まれてくる赤ちゃんや家族を救うものです。
公的バンクの臍帯血を、自身の赤ちゃんや家族に使うことはできません。
ドナー(寄付)である公的バンクは無料なのに対して、民間は20~30万円が相場です。
民間の費用が高いというより、目的が違うので比べること自体に違和感がありますね。
10年間の保管で264,000円なら、1ヶ月あたりは2,200円です。
そもそも臍帯血は使うかどうかが分からないので、保険のようなものです。
毎月2,200円で万が一への備えができると考えると、一概に高いとはいえませんね。
臍帯血バンクの民間の比較についてまとめ
臍帯血バンクの民間の比較しました。
- 国への届出済はステルセム研究所とアイル
- ステムセル研究所は国内シェア99%
- 費用はステムセル研究所とアイルに大差はない
赤ちゃんや家族を守るための臍帯血バンクが気になる人は、ステムセル研究所の資料請求をしてみましょう!