妊娠検査薬が陽性になり、高ぶる気持ちを抑えて病院へ。
エコー画像を見ると胎嚢の形がいびつで、流産の危険があると診断されました。


2人目の妊娠初期に胎嚢の形がいびつと診断された私が、出産への道のりと今できることをお伝えします。
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【6週エコー画像】胎嚢の形が悪い(いびつ)と診断されました

妊娠検査薬が陽性になり産婦人科に行くと、さっそく胎嚢の形が悪い(いびつ)と診断されました。
胎嚢は赤ちゃんを包んでいる膜のようなもので、通常は丸か楕円形。
私は妊娠6週1日で、心拍確認はできたものの、胎嚢の形がいびつなため流産の危険があると言われてしまったのです。

家に帰って調べてみると、妊娠初期で胎嚢の形が悪く悩んでいる人はたくさんいました。
- 三日月型
- 細長い
- バナナ型
- しずく型
- ギザギザ
いびつな形はいろいろあるようですが、私は突起のようになっていて今にも赤ちゃんが飛び出しそう。
これは素人目で見ても、正常な胎嚢の形ではないと感じました。
胎嚢の形が悪い(いびつ)原因は?
そもそも胎嚢の形が悪い(いびつ)原因は何なのか、病院の先生に聞いてみました。
尿検査や血液検査などで異常があれば、ホルモンバランスや黄体機能不全など母体による原因の可能性があります。
だた、特に異常がない場合は母体ではなく、原因は赤ちゃんによるものです。

妊娠初期の約10%は流産してしまうことから分かるように、誰もが教科書どおりの妊娠経過という訳にはいかないようです。
平たい言い方をすれば、”たまたま胎嚢の形がいびつ”だったということでした。
胎嚢の形が悪い(いびつ)と流産になる可能性も…まずは9週を目指そう!
次に、胎嚢の形が悪い(いびつ)だと、流産になる確率はどれくらいあるのか聞いてみました。
流産の確率は一概になんとも言えず、これからの妊娠経過を見守っていくしかないとのこと。
次の項目を満たせば、流産の危険は下がると言われました。
- 9週まで妊娠を継続
- 胎嚢と中の赤ちゃんが大きくなる
- 胎嚢の形がだんだん丸くなる
まずは9週まで妊娠を継続できて赤ちゃんが順調に育てば、希望の光が見えてきます。
まだ形がいびつであれば、次は12週、その次は16週の安定期を目指していくことで、だんだん流産の確率は下がっていきます。

もちろんその間にも検診はあるので赤ちゃんや胎嚢の経過を見ることはできますが、不安な日々を過ごすことになります。
いびつな胎嚢の形を正常にするためにできる3つのこと
そして一番肝心なのが、いびつな胎嚢の形はどうすれば正常になるのかということ。
私が実践した方法は大きく3つです。
①:先生に言われたことを守る
私の場合は、胎嚢の張りが弱くて赤ちゃんがいる場所が突き出てしまっています。
そのため、できる限り自宅で安静にするようにと言われました。
安静の度合いや薬の有無は妊婦さんによってそれぞれかと思いますが、とにかく先生に言われたことを守ってお祈りするしかありません。
とはいえ悩みすぎるとストレスになってしまうので、「もしダメでもきっとまた会いに来てくれる」っと考えて前向きに過ごしたいですね。
②:安静にするために家族や実家を頼る
自宅安静と診断された場合は仕事や家事は控えて、できる限り旦那さんや家族を頼って休めるようにしましょう。
そうは言っても実家が遠方だったり、家族が仕事で忙しいと上手くいかないときは宅配弁当を利用して家事の負担を減らすのもおすすめです。
私は妊娠後期にも切迫流産で安静になったため、その時と産後に宅配弁当のお試しセットを注文しまくりましたよ!
私が実際に頼んだコスパと栄養価が良い冷凍弁当はこちらの記事で紹介しています。
③:葉酸サプリで赤ちゃんに栄養を届ける
赤ちゃんに少しでも栄養を届けるために、葉酸サプリも飲んでいました。
葉酸サプリは妊娠初期に摂ることが一番大事です!
miteteの葉酸サプリは、妊活・妊娠中に効果的な成分が詰まっていてコスパ抜群と口コミ良好です。
モノグルタミン酸型葉酸が使われていることも高評価で、私が選んだ決め手になりました。
【体験談】胎嚢の形が悪い(いびつ)だったが安静を経て出産へ
胎嚢の形が悪い(いびつ)と診断された6週目からの妊娠経過とエコー写真の変化をお見せします。
6w1d:心拍は確認できたが胎嚢の形がいびつで自宅安静に

最初の6週1日の検診で胎嚢の張りが弱く形が悪いと言われ、自宅安静になりました。
動いたり重い物を持ったりすると、大量出血して流産になる可能性が上がるとのこと。
育休中で仕事は休みでしたが、平日の日中は1歳半の息子と2人きりです。
やんちゃ盛りの子供と安静にするのは難しいと考え、2人一緒に実家でお世話になることを決めました。
協力してくれた実母と実父には感謝です。
7w0d:胎嚢の形は丸みを帯びて希望の光

およそ1週間後の検診でエコーを見ると、突起のように飛び出ていた部分が丸みを帯びました。
まだ綺麗な楕円ではありませんが、前よりも状態がよくなっています。
引き続き自宅で安静にしつつ、赤ちゃんと胎嚢が大きくなっていくのを待ちます。
10w1d:妊娠経過は良くなってきて日常生活の動きはOKに
妊娠10週目の検診で、胎嚢の形・赤ちゃんの大きさが正常に近づいたため、安静が解除になりました。
まだ流産の可能性はゼロではないですが、近所への買い物など日常生活の動きはOKに。
ところが私はつわりがピークで、せっかく安静が解かれたのにスーパーへ行けないほどの吐き気に見舞われる毎日。
ちょうどお盆のタイミングだったため自宅に戻って、息子のお世話やお惣菜の買い出しは旦那さんに頑張ってもらいました。
16w:無事に安定期を迎えたが胎盤の位置が低くやや安静に
妊娠16週になり無事に安定期を迎えることができました。
「胎盤の位置が低いため無理はしないように」と言われましたが、つわりもピーク治まってきてようやく前向きなマタニティライフに。
安定期なのに軽い運動やウォーキングができないのが残念ですが、安産に向けて栄養やストレッチを頑張っていました。
妊娠後期:切迫早産で再び安静になるも出産へ!
胎嚢の形・胎盤の位置が低い問題をクリアしたものの、妊娠後期で再び安静に。
今度は子宮頸管が短くて切迫早産の危険があるとのことでした。
1人目は妊娠経過が順調だったのですが、2人目は山あり谷ありで、妊娠・出産は本当に奇跡の連続なんだなぁと感じました。
まとめ:胎嚢の形が悪い(いびつ)でも正常に戻る場合もある!
胎嚢の形が悪かった体験談と対策をお伝えしました。
● 胎嚢の形が悪くても週数が進めば流産の危険は下がる
● 先生に言われたことをできるだけ守る
● 赤ちゃんに万が一のことがあっても、いつか戻ってきてくれると強い気持ちを持つ
妊娠初期に不安なことがあると心が沈んでしまいますが、周囲のサポートを受けながら乗り越えられることを祈っています。
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