この記事では、里帰り出産のお礼は親同士で必要なのかまとめます。
息子の嫁が実家へ里帰り出産するときに、義実家からもお礼をするべきなのか悩みますよね。
お礼が必要と言われる理由や、受け取りたくない理由を見ていきましょう!
里帰り出産のお礼は親同士で必要な2つの理由
里帰り出産のお礼は親同士で必要との理由には、次の2つがあります。
それぞれを見ていきましょう。
①:昔からの風習によるもの
昔からの風習や伝統を重んじる家庭の場合、里帰り出産のお礼は親同士で必要です。
- 結納をした
- 長男の嫁の立場がはっきりしている
- 内孫で跡継ぎになる
結婚の際に結納をした場合には、夫の家に嫁ぐ認識を両家が持っていることが多いです。
嫁いできた嫁が実家に帰るので、お世話になるお礼を渡すイメージです。
また、産まれてきた赤ちゃんに対して夫の実家が「内孫」「跡継ぎ」の認識があれば、赤ちゃんがお世話になるお礼の意味合いもあります。
最近では結納をすること自体が減ったり、結納もカジュアルに行われることが多いです。
「嫁いできた嫁がお世話になります」の表現が、逆に嫁の実家に良く思われない場合もあるので、ケースバイケースと言えるでしょう。
②:直接サポートできなかった分をお礼で渡す
最近では、結納をせずに嫁ぐ意識が薄い結婚が多いです。
「自分たちのことは自分でする」と、夫婦が嫁の実家にお礼を渡すことが増えています。
ただ、夫の実家として、お嫁さんや生まれてきた赤ちゃんに何もしないのも申し訳なく感じる人もいるでしょう。
- 産後のサポートは両家でするもの
- 里帰り先は嫁の実家だった
- 夫の実家はお礼を形にしておく
「嫁」「内孫」などは関係なしに、「何もお手伝いできなくて…」と嫁の実家にお礼を渡すのも印象が良いです。
「夫の実家は何もしなかった」と思われるのも、尾を引く可能性もあるため、カジュアルにお礼をしておくのがおすすめです。
夫の実家から里帰り出産のお礼いらないと思う嫁の実家も
里帰り出産のお礼は親同士との声が多いですが、中には不要と思う嫁の実家もあります。
それぞれを見ていきましょう。
①:娘の面倒をみるのは当然
息子の嫁の実家が「実娘の面倒をみるのは自分たちである」と思っているケースがあります。
娘が嫁いで家を離れたと考えておらず、「いつでも帰ってきて良い」「里帰り出産は親孝行」と認識している家庭もあります。
親子の関係性が深いなら、夫の実家が「○○さんがお世話になります」と言うと角が立つことも考えられます。
「私の娘ですが?」と気を悪くされないように配慮しましょう。
②:夫婦から食費やお礼を受け取った
息子の嫁の実家が、夫婦から食費やお礼を受け取ることが増えています。
「娘夫婦からお金をもらっているのに、お婿さんの実家からももらえない」と考える人もいるでしょう。
昔のように、「夫の実家」「嫁の実家」という家の繋がりだけでなく、夫婦が自分たちでお礼をするのが一般的になりつつあります。
里帰り出産のお礼を誰がするかは、気持ちの面も大きいので決まりはありません。
息子さんとコミュニケーションが取りやすければ、お礼をする予定はあるか相談してみるのもよいですね。
里帰り出産の夫の実家からのお礼はお金?それ以外?
里帰り出産の夫の実家からのお礼はお金が多いですが、それ以外もあります。
里帰り出産のお礼を親同士でする相場
里帰り出産のお礼を親同士でする相場は、3~10万円です。
里帰り出産の期間にもよりますが、1ヶ月の食費の3万円以上が目安と言えるでしょう。
期間が長かったり、嫁の実母が会社を休むなどの調整をしている場合には、5万円・10万円などをお礼にすることもあります。
里帰り出産のお礼を親同士でするならお金以外にお米も
里帰り出産のお礼を親同士でするなら、お金以外にお米が選ばれることもあります
お礼を1万円包むなら少ない印象を受けますが、食費としてお米を贈るなら金額が見えにくいです。
お金3万円とお米など、組み合わせてお礼をする人もいます。
里帰り出産のお礼は親同士で必要なのかまとめ
里帰り出産のお礼は親同士で必要なのかまとめました。
- 昔からの風習や伝統を重んじるならお礼は必要
- 両家でサポートする認識でお礼を包むの好印象
- 息子夫婦がお礼をすることも増えている
お礼は渡す方も受け取る方も、考え方はそれぞれです。
悪い印象を与えないように、スマートにお礼ができると良いですね。