生後3ヶ月頃になると『首がすわる』という言葉をよく聞くようになります。
首がすわると赤ちゃんを縦抱きにできたり、抱っこ紐など使えるベビーグッズの種類も増えるます。
そのため、修得を楽しみにしているママも多いのではないでしょうか。


● 首すわりの確認方法の3ステップを解説します
● 首すわりの練習法を紹介します
● 首すわり後の注意点をお伝えします
赤ちゃんの『首すわり』が気になったり、早く修得してほしいママにおすすめの記事です。
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首すわりの確認方法は3つのチェック
首すわりの確認方法には3つのステップがあるので、順番に見ていきましょう
首すわり確認法①:うつぶせ寝と訓練

『首すわり』の確認法の1つ目は『うつぶせ寝』。
3つのチェックの中で、多くの赤ちゃんが1番最初にできるようになるのが『うつぶせ寝』です。
この状態で頭を持ち上げられるかチェックします。ポイントは腕を体の下に入れること。
まだバランスが上手くとれない赤ちゃんも多いので、転倒しないように要注意です。

生後2ヶ月ではまだあまり頭が持ち上がっておらず、この時点では『首すわり』はまだです。
ちなみにこの写真は『うつぶせ寝』の訓練中。
生後2ヶ月頃から始めることができ、練習を勧める助産師さんもいます。
窒息などの危険があるので絶対に無理はさせず、必ず目を離さないようにしましょう。
首すわり確認法②:縦抱きでグラグラしない

『うつぶせ寝』で顔を持ち上げられるようになると、首まわりの筋肉が少しずつ付いてきている証拠。
1つ目のチェックをクリアできれば、次は『縦抱き』です。
赤ちゃんの両脇の下に手を入れて抱っこし、首がグラグラしたり後ろに倒れないかをチェックします。

横から見るのが分かりやすいです。支えなしでも頭が倒れず安定していればOKです。
『首すわり』がまだであれば、勢いよく後ろに倒れてしまう場合があるので、慎重に抱っこするようにしましょう。
首すわり確認法③:引き起こしでついてくる

首すわりの確認法の最後のチェックは『引き起こし』です。
赤ちゃんを仰向けに寝たせた状態から、起き上がらせてみましょう。
小児科の先生や助産師さんは両腕を引っ張って起こす場合が多いですが、腕を引っ張るのが不安なママは背中を支えて起こすと安心です。

首が後ろに倒れることなく引き起こせ、赤ちゃんが自分で首を引ければ『首がすわった』となります。
ついてこない場合は、まだ首すわりが完了していないものの、チェック②までできれば首がすわる兆候は十分。
引き起こしもゆっくりと行い、赤ちゃんの負担にならないように注意しましょう。
首すわりが完了するのはいつからいつまで?
首すわりが完了する平均は生後3~4ヶ月です。
早い子の場合は生後2ヶ月、遅い子の場合は生後5ヶ月頃になります。
頭が大きいなど赤ちゃんの個人差や、ママがとても慎重に抱っこしていると遅い傾向にあるようです。

健診のときに首すわりの兆候がなければ、1ヶ月後に再検査になる場合も。
首すわりが遅くても小児科医がきちんとフォローとチェックをしてくれるので、指示に従って気長に成長を見守りましょう。
首がすわり後の注意点
赤ちゃんは徐々に筋肉が付いていくので、首すわりがある日突然できるものではありません。

小児科の先生も「だいたい首がすわったね」や「もう少しですわりそうかな」のような表現をすることも。
そのため『首がすわった』と言っても、まだ不安定なこともあります。
首すわり後しばらくは、抱っこ紐の使用や縦抱きでの移動は、赤ちゃんの様子を見ながら慎重におこないましょう。
『首すわり』の確認の仕方は3つのチェック
赤ちゃんの首すわりについてお伝えしました。
● うつぶせ寝・縦抱き・引き起こしの3つのチェック
● 遅いと感じる場合はうつぶせ寝の訓練
● 不安があれば生後3~4ヶ月の健診で確認
3つのステップがクリアできれば晴れて『首すわり』。
少しの間は注意が必要ですが、完全に首が安定すると抱っこが楽になります。
「早く首がすわってほしい!」っというママは、赤ちゃんの機嫌のいい時間にSTEP1『うつぶせ寝』の練習をしてみてくださいね。
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