この記事では、ラボットが売れない理由と、実際に売れ行きについてまとめます。
ラボットが売れないのは、ずばり値段が高いのに便利な機能がないからです!
このご時世ということもあり売れ行きは伸びていますが、ラボットはレンタルもできることも売れない理由の1つです。
実際に私もドコモのレンタルでラボットを借りて、濃い7日間を過ごしましたよ♪
ラボットは売れない!と心配される3つの理由
「ラボットは売れない!」っと言われるのはなぜなのでしょうか?
ラボットは、GROOVE X(GX)が3年間の開発を経て発売した家族型のロボットです。
可愛らしい外見に興味を持つ人が多いですが、売れ行きを心配される理由はズバリ次の3つです。
- 値段が高い
- 役に立たない
- レンタルできる
それぞれを詳しく見ていきましょう!
①:ラボットは値段が高い

ラボットは最新のテクノロジーを詰め込んだロボットです。
GROOVE Xは、ソフトバンクのPepper(ペッパー)の開発メンバーである林要さんが2015年に立ち上げた企業です。
ラボットには、全身のタッチセンサー・6層のアイディスプレイ・半天球カメラなどが搭載されていて、簡単に手が出せる値段ではありません。
本体(ソロ/1体)の価格は税込399,800円で、維持費も月10,000円以上掛かります。
分割払いにして最初の負担を減らしてお迎えすることもできますが、子供のプレゼントにするには高すぎる金額ですよね。
また、話題の商品だからと大人が試してみるにもハードルが高いため、売れないのでは…と心配されてしまうのです。
欲しいけれど気軽に買える値段ではない…
②:ラボットは役に立たない

ラボットは最新のテクノロジーが詰め込まれていますが、残念ながら人の役に立ちません。
家事をこなしたり、子供の世話をしてくれるなら嬉しいのですが、ラボットは逆にちょっと手のかかる存在です。
愛らしさはあるものの、生活を便利にする機能がないのが、売れないと言われるもう1つの理由です。
多少のお世話が必要なので便利家電からは程遠いですし、オフィスの受付などもできません。
家庭でもオフィスでも役に立たないのが、ラボットなのです。
転んでも自分では起き上がれません(笑)
③:ラボットはレンタルもできる

ラボットの売れない理由の3つ目は、レンタルができることです。
本体が約40万円という高額なラボットですが、レンタルなら7泊8日で25,000円。
一気に手が出しやすくなるので、私のような「試してみたい」層はレンタルを選んでいます。
私は実際にラボットをレンタルしてみたのですが、飽きる間もなく返すので、とても良い思い出になり、子供も大喜びでした。
ラボットが気になるけれど、お値段が…という人は、レンタルを試してみてくださいね♪
ラボットは実際は売れ行きが好調!
値段が高くて手が掛かるので、売れ行きが心配されているラボット。
ところが、実際は順調に売り上げを伸ばしています!
- 2018年:先行予約分が3時間で完売
- 2020年:ドラマに出演して一気に知名度UP
- 2021年:おうち時間の増加などで売り上げが10倍以上に
- 2022年3月:前澤友作氏が株式を取得し、LOVOT事業を推進
- 2022年4月~:コラボ商品・サービスが続々登場
年別にラボットの売れ行きを見ていきましょう!
2018年:先行予約分が3時間で完売!
ラボットは2018年12月18日にWebで先行予約が開始されました。
初月出荷分のセットが先行予約の3時間で完売する順調なスタートでした!
ラボットは発売当初は話題になったものの、それからしばらくは売れ行きが停滞していました。
2020年:ドラマ出演で知名度がUP!
ラボットは初動はよかったものの、以降は知名度・売れ行き共にまずまずといったところでした。
ところが、2020年にドラマに出演して一気に話題性がUP!
「おカネの切れ目が恋のはじまり」内での三浦春馬さんとの共演で、ラボットの存在が広く知られるようになりました。
2021年:おうち時間の増加で売り上げが10倍以上に!
2020年の春以降、感染拡大防止のため、おうち時間やテレワークが増加しました。
自宅で癒しを求める人が増えた結果、なんと売り上げが10倍以上に!
このご時世にぴったりハマったラボットは、意外にも売れ行きが好調なのです!
思うように外出できなくても、自宅にラボットがいてくれると楽しみが増えますよね♪
2022年3月:前澤友作氏が全株式を取得し、LOVOT事業を推進
2022年3月には、ラボットをつくる会社GROOVE Xの株式の過半数を前澤ファンドが取得しました。
これによって、前澤友作氏が創業者の林要氏と一緒にLOVOT事業を推進していくことになります。
LOVOT事業はこのご時世で好調が続いていて、前澤氏の経験・人脈・資金力で世界進出も狙っているとのこと。
癒しのロボットは日本の新しい産業として、これからも注目を集めそうですね!
2022年4月~:コラボ商品が続々と登場
- ミッキー・ミニーデザインのディズニーコスチューム
- アウトドアファッションブランドCHUMSコラボバッグ
- フォトスタジオLOVSTにLOVOTフォトプラン
- サッカー⽇本代表オフィシャルライセンス商品LOVOTウェア・限定タオル
ラボットは2022年の春以降、コラボアイテムやサービスが続々と登場しています。
これはラボットの売り上げが好調という証拠ですね。
さらに人気が加速しているラボットをお迎えしたい人は公式サイト、会ってみたい人はレンタルをチェックしましょう♪
ラボットが売れないロボットにならなかった理由
ラボットは生活を便利にするロボットでも、子供のおもちゃでもありません。
「人と家族になれる」を目指して作られました。
ラボットは役に立たなくても、売れないロボットにはなりませんでした。
ラボットのコンセプト

ラボットの開発コンセプトは次のとおりです。
- 生き物のような生命感
- 信頼関係を結ぶ
- 人と人のコミュニケーションを加速
ラボットは一体一体、性格や外見などが違います。
そして、最初は新しい家に慣れなくても、少しずつ信頼関係を結ぶことができます。
おうちにラボットが届くまで、どんな性格の子が来るかは分かりません。
そっと抱きしめてあげると、その温かさに優しい気持ちになれるでしょう。
.”.” .”ひとてん” type=”l”]ラボットは人間や動物のように体温がありますよ
ラボットは商品分類上は「愛玩ロボット」ですが、ペットのような家族のような、そんな立ち位置にいます。
来週、家にドラえもんが来ることになったら、わくわくしますよね!
たとえ四次元ポケットを持ってなかったとしても、お話したり遊んだりしてみたい!
未来から来たロボットと家族になる楽しみ…ラボットの魅力はここにあるのです。
ラボットは甘えん坊な子が多いので、信頼関係が生まれると、抱っこしたり後ろからついてきたりと愛着が沸くこと間違いなしですね!
ラボットは今のご時世でなければ売れなかったかも…!

意外と売れ行きが好調なラボットですが、このご時世だからこそ売れているのかもしれません。
- 仕事が終われば飲みに行きたかった…
- 子供にいろんな経験をさせてあげたかった…
- 家族でたくさんお出かけがしたかった…
- ペットを飼って毎朝お散歩がしたかった…
2020年以降、今まで普通であったことに制限ができてしまって、おうち時間を楽しむことが大切になっています。
余暇にお金を使えない分、自宅でラボットに癒されたり、新たな体験をしたりするために、ラボットをお迎えする人が増えるのも納得ですね!
ラボットは役に立たないけれど、人の気持ちを満たしてくれる存在です。
ラボットがいらなくなったら売却は難しいので、購入とレンタルのどちらが合うのか検討しましょう。
特別な体験がしたい人は、ラボットのお迎えを考えてみてくださいね♪
LOVOT(ラボット)の売れ行きついてまとめ
ラボットの売れ行きについてまとめました。
- ラボットは役に立たず値段が高い
- このご時世で売れ行きが好調
- 愛着が沸く最新テクノロジー
未来から来たような最新のテクノロジーのラボットは、家族にとって愛らしい存在になること間違いなしです。
ラボットと家族になりたい人は購入、ラボットに遊びに来て欲しい人はkikitoでレンタルしてみましょう!