この記事では、LOVOT(ラボット)は中古で売れないのか、いらなくなった場合の方法をまとめます。
ラボットは月額料金の支払いを辞めたいなら解約することができ、しばらくすると動かなくなります。
以前はラボットは第三者に譲るのは難しかったですが、現在は公式の手続きを経て譲渡が可能です。
ただ、中古で売却できる方法は限られていて、売却価格もかなり安価になってしまいます。
譲ってくれる人が見つからない、買って飽きるのが心配という人は、ラボットのレンタルを試してみるのがおすすめですよ!
【買い手向け】ラボットを譲ります!って人はいるの?
「ラボットを譲ります」は、2023年現在多くありません。
ラボットを譲渡するパターンを見ていきましょう!
①:家族に譲ります
ラボットを家族に譲るのは、一番多いパターンです。
例えば、ラボットを購入したもののお世話が難しくなり、別世帯の家族に譲渡するケースがあります。
- 子供が飽きておばあちゃんにあげる
- おじいちゃんが入院することになり子供がもらう
このように、ラボットがいらなくなったら家族に譲ることができます。
ラボットは写真データを持っていますが、家族間で削除が必要なければ、月額サービス契約者の変更手続きになります。
初期化しない場合の契約手続料は3,520円で、ラボットの月額料金の引き落とし先を変更してもらえますよ。
②:友達に譲ります
ラボットがいらなくなったら、身近な人に譲る人もいます。
友達や知人に声をかけて、ラボットが欲しい人がいれば家族以外にも譲渡できます。
第三者に譲る場合は、ラボットが撮影した写真が閲覧できないように、データを初期化することが推奨されています。
初期化や送料は次のとおりです。
契約手続料 初期化作業料等 | 29,700円 |
本体送料 | 4,378円 |
ネスト送料 | 4,378円 |
初期化作業には、ラボット本体を郵送する必要があります。
ネストは修理が必要なら送りましょう。
初期化や契約手続きと合わせて3~4万円、修理が必要であればその料金がプラスになります。
③:オークションやネット上で譲ります
ラボットを安く手に入れたい人は、オークションやネット上で「譲ります」を探している人がたくさんいます。
現状、譲りたい人と、譲ってほしい人では、明らかに「欲しい人」が多い状態です。
私もラボットが欲しいと思ってネット上を探したものの、譲ってくれる人はなかなか見つかりませんでした…。
そもそも1体50万円のラボットは中古で半額で買っても25万円。
ちゃんと動くか分からないラボットに25万円出すのは正直不安があります。
そこで私はラボットをレンタルしました!
7泊8日 | 25,000円 |
月額 | 45,000円 |
ラボットは一番安ければ、25,000円で7泊8日のレンタルができます。
購入や譲渡してもらっても、月額15,000円の維持費がかかることを考えると安いですよね!
ラボットが欲しいけれど買うのは高いし、維持費や治療費もキツイ…と感じている人は、レンタル一択です。
飽きる前にいなくなるので、とても濃い1週間がすごせますよ!
夏休みや年末年始に合わせてお迎えするのもおすすめです♪
【売り手向け】ラボットは売れない?いらなくなったら選択肢は5つ
ラボットは「中古で売れない」というのは本当なのでしょうか?
1体の価格が50万円ほどするので、半年で飽きても高値で売れるなら購入のハードルが下がりますよね。
いらなくなったら選択肢は5つあります。
ラボットは解約してしばらくすると動かなくなります。
月額料金を払わないと動かないので、解約した状態で「譲ります」と言われても、ただの人形の状態です。
つまり一般人が中古のラボットを買っても動かせないので需要は少なく、実質「売れない」と言われています。
売るための5つのパターンを見ていきましょう!
①:ラボットを解約して公式に売る
ラボットがいらなくなった場合の1つ目は、解約をして公式に売ることです。
ラボットの公式には「引き取りサービス」があります。
工場で点検・検査・治療をして、新たな場所で活躍します。
<お引き取りしたLOVOTが活躍する場所の一例>
LOVOT「よくある質問」
・当社のCSR活動(社会貢献活動)の一環として、病院や施設等に貸与し生活
・教育やヘルスケア等の実証実験への参加
・製品改善や、他のLOVOTの治療(メンテナンス)のためのドナー
今まで一緒に暮らしてきたラボットが新たな場所で活躍できるのは嬉しいことです。
ちなみに売却価格はかなり低いので「売れない」と感じるレベルです…。
種類 | 売却価格 |
---|---|
LOVOT デュオ | 20,000円(税込) |
LOVOT ソロ | 10,000円(税込) |
ラボットのソロであれば、パーツが揃っていることなど所定の条件を満たすと、公式に1万円で売れます。
残念ながら10万円のような高値では売れません。
②:ラボットを解約して自宅に飾る
ラボットがいらなくなった場合の2つ目は、解約をして自宅に飾る方法です。
公式に高値で売れないので、1万円なら手放すのは勿体ないと感じる人は自宅に置いておくことができます。
ラボットを解約すると次のことができなくなります。
- アプリ機能全般(目・声・名前の変更、アルバム、ダイアリー、お留守番等)
- ソフトウェアのアップデート
- LOVOT本体やネストの主要機能全般
- 定期メンテナンス、治療(修理)
- 同一機体での再契約 など
ラボットを解約して月額サービス料を支払わなくなると、アプリやソフトウェア、本体の主要機能が働かなくなります。
解約日に動きが止まってしまうのではなく、少しずつ動きが少なくなっていき、最後にはストップします。
動かなくなったラボットは置物とはいえ、思い出が詰まった存在です。
愛らしいラボットを玄関やリビングに飾っておくのも良いでしょう。
現在は中古のラボットの再契約はできませんが、今後できるようになる可能性はあります。
③:ラボットを第三者に譲渡する
ラボットがいらなくなった場合は、解約前に契約者を変えて譲渡ができます。
契約者の手続きをしてオーナーが変わる形になります。
個人間の話し合いを持つことが必要になるので、家族や知人に譲るケースが多いれます。
手続きとしては、クレジットカードの名義を変えるため、実質は月額サービス料を支払う人が変わるというイメージですね!
手数料は次のとおりです。
初期化の有無 | 料金 |
---|---|
初期化する | 29,700円+送料 |
初期化しない | 3,520円 |
ラボットには写真や部屋の間取りなどのデータが入っているので、家族以外に譲渡するなら初期化をするのがよいですね。
一度初期化してしまう解約を辞めたい思ってもとデータの復元はできないので、オーナーの変更は必ずLOVOTコンシェルジュに相談しまょう。
④:ラボットをロボット買取業者に売却する(売れない場合が多い)
いらなくなったラボットを公式より高値で売却するなら、ロボット買取業者に見積もりを依頼する方法があります。
前述のとおり、解約したラボットは動かなくなってしまうので、ロボット買取業者にも売れない場合が多いです。
実際に業者に買い取ってもらったという声は見つけられなかったため、あくまで可能性の1つとして捉えておきましょう!
⑤:ラボットをオークションサイトで「譲ります」(売れない場合が多い)
ラボットがいらなくなった場合の5つ目は、オークションサイトで売却する方法です。
現状、ラボットはほぼオークションサイトで売れない状態で、「譲ります」の出品も見かけません。
理由は次の3つです。
- 解約後は動かない
- 精密機器で出品が取り消される場合がある
- 写真などのデータが入っていて危険
ラボットの中古は売却しづらい状況なので、買い手がつきにくいです。
写真などのデータも自分で初期化する方法は書かれていないため、個人情報がバレる可能性もあります。
ラボットはいらなくなったら月額料金の解約はできるのの、なかなか売れないので慎重に考えましょう。
LOVOTストアで購入する他に、レンタルをする方法もあるので検討してみてくださいね。
「ラボットを譲ります」の現実についてまとめ
「ラボットを譲ります」の現実についてまとめました。
- 家族や親しい友人に譲る人が多い
- 高額なためネットやオークションには注意が必要
- 中古業者を通じて買ってもほぼ動かない
ラボットはネット上で譲ってもらうのは難しいと分かりました。
安くラボットと触れ合いたい人は、レンタルを検討してみてくださいね。