この記事では、マレーシア移住前の準備の一環としてやっておくべきことをまとめました。
私も実際「やっておけばよかった、知っておけばよかった」と学んだことが多くありましたので
各項目に分けて解説していきます。
移住前準備【身辺整理】
移住前準備としてぜひやっておきたい身辺整理があります。
- 住民票
- 運転免許証
- 銀行口座
- 電話番号
- 郵便物の受け取り
①:住民票を転出するか、住民票を残すか
住民票を転出した場合、今まで受けられていた行政サービスが受けられなくなること、逆に今まで支払いしてきた税金
等を支払わなくてよくなること、メリットとデメリットをご自身の状況に合わせて判断する必要があります。
②:運転免許証は数年毎で更新する必要があり
日本の住所で更新時に必要になるハガキが受け取れるよう、転送処理や転免許証の住所変更を行う必要があります。
更新期間内に日本に帰国し更新をする必要があるので、更新期間を把握し、
帰国時期と更新期間を合わせ、帰国費用を貯めておくことも必要です。
免許証が失効しないよう注意しましょう。
③:移住後も引き続き利用可能か銀行に確認する必要あり
日本在住者向けのサービスと海外在住者向けのサービスで、銀行によって違いがあるため確認が必要です。
加えてネットバンキングが使用できるよう、アプリのダウンロードが必要ないか知らべておきましょう。
移住後に不正利用等でカードが使用できなくなることも考え、念のため複数枚もっておくと安心です。
JCB、アメックスなどは使用できる店舗が少ないので、VISA、MASTERを選ぶと良いです。
wiseアプリは海外にいながらの送金に便利なサービスです。一度調べてみてください。
④:日本で使用していた携帯電話番号を解約 or 維持
解約した場合、金融機関や各契約時に登録している番号が、移住後に変更となった場合、
手続きができない、あるいは複雑である場合があるため、IP電話等を検討するか、番号を維持するか
契約内容含め確認しましょう。
⑤:郵便局の転送サービスまたは荷物が届く住所を利用する
実家に届くようにする場合が多いですが、送り先がないという方は郵便受け取り代行サービスなどを利用します。
移住前準備【海外保険を考える】
マレーシアでは国民健康保険のような制度はなく、就労先のグループ保険に加入するなどで対応します。
その保険がどこまでカバーできるのか知る必要がありますし、場合によっては任意保険を検討しましょう。
教育移住の場合は、インナーナショナルスクールに入学しガーディアンビザを取得する際に、マレーシア国内の保険会社に加入が必須となります。
なお、クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、居住している場合は対象外のことが多いので、
合わせて確認しておきましょう。
また日本で契約した保険がある場合は、継続・休止・解約を検討しましょう。
移住前準備【健康診断・歯科検診】
マレーシアで医療を受ける際は自己負担額が高額になる可能性があります。
移住前には必ず健康診断や歯科検診を行い、悪い箇所がある場合は日本で治療しておく方がよいです。
早期発見、早期治療を受け、少しでも不安なく移住できることをおすすめします。

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虫歯がなく、なんの治療もしなくても、これだけの料金が発生する場合があるので要注意です!
※病院により料金は異なります
移住前準備【ワクチン】
マレーシアでも各ワクチンを打つことは可能です。
しかしワクチン接種が完了するまでに、種類によっては期間を長く見積もる必要があります。
また子どもの場合、日本の定期予防接種のスケジュールを確認し、直近で接種するものはないか把握しておくことも
重要です。
移住後は慌ただしい生活が待っています。
接種漏れを防ぐためにも、また慣れない地で病院を探す手間を省くためにも
通い慣れた病院で事前に打てる場合は済ませてから移住すると安心です。
移住時に母子手帳を忘れずに持参しましょう!



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移住前準備【まとめ】
移住前は、荷造りやビザ申請に加え様々な準備が重なり大変ですが、身辺整理、保険、健診、予防接種といった
ポイントを押さえておくと時間も負担も軽減できます。優先順位を決め取り掛かれるとよいですね。
これから移住を検討されている方はぜひ参考にしてください。