この記事では、生理が来たのに妊娠発覚はありえるのかまとめます。
いつも通りの生理の場合は妊娠はしていませんが、中には着床出血を生理の出血と勘違いする人もいます。
がっつり生理でも妊娠の可能性はあるのか、詳しく見ていきましょう!
がっつ生理で妊娠してた体験談はある?
がっつ生理で妊娠してた体験談はゼロではありません。
- いつも通りの生理:妊娠の可能性はない
- 生理と思ったら違う出血:妊娠の可能性はある
それぞれをまとめます。
いつも通りの生理で妊娠の可能性はない

いつも通りの生理で妊娠していることはありません。
今にも生理がきそうなら妊娠の可能性も残されている状態ですが、生理がきたら可能性はなくなります。
妊娠成立は、子宮に受精卵がくっつくいて着床が完了したときです。
着床すると生理がくることはなく、子宮内で受精卵が育っていきます。
逆に、受精卵が子宮にくっつかなかったときに、子宮内膜が剥がれ落ちて生理がきます。
生理がきた=着床していない=妊娠していない
なにか変異的な事象がない限りは、生理がきて妊娠していることはないです。
いつも通りの生理ならリセットして、次の周期に向けて新たな子宮内膜が作られます。
生理と思ったら違う出血なら妊娠の可能性はある

「生理が来たのに妊娠発覚」との声があるのは、違う出血との勘違いで起こります。
妊娠超初期には、出血する事例がいくつかあります。(後ほど解説します)
妊娠超初期の出血について知らなかったり、深く考えていなかった人は、生理が来たのに妊娠したと思うことがあるでしょう。
実際には、「生理が来たのに妊娠発覚」ではなく、「妊娠超初期に出血した」となります。
生理が来たのに妊娠発覚と勘違いする3つのパターン
生理が来たのに妊娠発覚と勘違いするパターンは次の3つです。
妊娠超初期に起こる可能性がある出血についてまとめます。
①:着床出血
着床出血は、その名のとおり着床したときに起きる出血です。
受精卵が子宮にくっつくタイミングで、少量の出血が確認できるケースがあるので、生理と間違える人がいます。
着床完了サインの体験談で一番多かったのは着床出血で、着床出血完了サインを感じた人の30%は出血があったと答えていました。
ちなみに、着床出血はショーツに1~2回少量の出血がつくものです。
生理の1日目の始まりと勘違いする人もいますが、いつも通りの生理のように量が増えてくることはありません。
「生理が1日で終わった?」と不思議に思っている人は、着床出血で妊娠発覚の可能性があります。

②:子宮外妊娠
子宮外妊娠は、子宮内ではなく、外に受精卵が着床することです。
- 子宮内妊娠:通常の妊娠
- 子宮外妊娠:異常な妊娠
子宮外妊娠の場合も、妊娠検査薬は陽性になります。
多くの場合は卵管に着床し、受精卵が大きくなるにつれて、下腹部の傷みや出血が出やすいです。
この出血の量には個人差がありますが、いつも通りの生理と変わらないぐらいの量の場合もあります。
検査薬が陽性なのに、がっつり生理で妊娠発覚した場合には、子宮外妊娠の危険が考えられます。
残念ながら、子宮外妊娠は胎嚢ができないので、妊娠を継続することはできません。
放っておくと命に関わる場合もあるので、生理予定日1週間後に検査薬を使って陽性なら医療機関を受診しましょう。
③:不正出血
妊娠初期には不正出血をすることがあり、生理が来たのに妊娠発覚と間違えやすいです。
不正出血は、妊娠はしているものの流産の危険があるなど、良くない状況のことが多いです。
出血が一度の少量であれば気にしなくて良いと言われることがあるものの、いつも通りの生理と変わらない量なら心配です。
妊娠検査薬が陽性なのに、生理のような血が出る場合は病院を受診しましょう!
いつも通りの生理で妊娠かどうか気になるなら…

いつも通りの生理な気はするけれど、もしかしたら妊娠かもしれない…と思ったら、妊娠検査薬を使いましょう!
妊娠検査薬は生理予定日の1週間後から使えます。
妊娠検査薬のフライングを生理予定日の当日にする人もいますが、正確さを求めるなら1週間待ちましょう。
生理が来たのに妊娠検査薬が陽性になれば、生理以外の出血である可能性が高いです。
正常妊娠・異常妊娠のどちらの可能性もあるので、病院を受診するようにしてくださいね。

がっつ生理で妊娠してた体験談はあるのかまとめ
がっつ生理で妊娠してた体験談はあるのかまとめました。
- いつも通り生理が来たのに妊娠発覚は通常ない
- 生理並みの出血でも生理でなければ妊娠の可能性はある
- 着床出血や不正出血を生理と勘違いしやすいので妊娠検査薬で試す
妊活中に出血すると、生理と勘違いしやすいです。
妊娠検査薬を試して、陽性が出れば医療機関に相談しましょう!
