この記事では、鼻吸い器メルシーポットで鼓膜が破れる危険があるのかまとめます。
メルシーポットは鼻づまりが取れると話題ですが、吸引力が強いので鼓膜が破れないか気になりますよね。
実際は事故に繋がる危険はない商品ですが、耳を傷める危険はゼロではないので、正しい使い方をマスターしましょう!
メルシーポットは鼓膜が破れる?
メルシーポットは鼓膜が破れるという噂がありますが、使用方法を守れば危険はありません。
詳しく見ていきましょう。
あまりに強く鼻をかむと鼓膜が破れることもある
メルシポットに危険があるか以前に、あまりに強く鼻をかむと鼓膜が破れることもあります。
- 両方の鼻を同時にかむ
- あまりに強く鼻をかむ
あまりに強く鼻をかむと、鼻から耳に向かって多くの空気が送り込まれます。
すると鼓膜の内側から外側にむかって圧力がかかり過ぎてしまい、鼓膜が破れる危険が…。
特に両方の鼻を同時に噛んだときに、圧力が大きくなりやすいので注意が必要です。
メルシーポットを使わない普通の鼻かみでも、鼓膜が破れる危険があるのですね。
ティッシュで鼻をかむときは、片方の鼻を押さえてゆっくり鼻水を出すようにしましょう。
子供が両方の鼻を勢いよくかんでいるのは、耳を傷める危険が高いです。
メルシーポットの吸引力は安全に考慮
鼓膜が破れる条件は、あまりに大きな圧力がかかったときです。
メルシーポットの最高吸引圧は-83kPa±10%です。
この吸引力は強すぎるのでしょうか?
他の電動鼻吸い器と比べてみました。
商品名 | (最高)吸引圧 |
---|---|
メルシーポット | -83kPa±10% |
ピジョン電動鼻吸い器 | -80kPa±15% |
スルルーノ | -80kPa |
ベビースマイル | -60kPa±15% |
すいとりくんライト | -60kPa±10% |
ハナクリア | -55kPa±5kPa |
メルシーポット・ピジョン電動鼻吸い器・スルルーノは据え置きタイプです。
メルシーポットはこの中では一番吸引圧が強いですが、他の据え置きタイプと比べて大差がないことが分かります。
一方で、ベビースマイル・すいとりくんライト・ハナクリアはハンディタイプのため吸引圧は弱めです。
具体的にどれぐらいの数値で鼓膜が破れるかのデータは見つかりませんでしたが、メルシーポットの吸引力は耳鼻科の8割程度であると記載されています。
病院で使われるものより強く吸引できないので、医療従事者ではなくても安心して使うことができますよ。
鼓膜が破れるのがどうしても心配なら、メルシーポットのハンディタイプを選べばさらに耳にかかる圧は減ります。
ただ、吸引圧が高い方が鼻水は良く摂れるので、メルシーポットS-504が一番人気です。
メルシーポットは強い力で使い続けると耳が痛む原因に
電動鼻吸い器メルシーポットで鼓膜は破れないとわかりましたが、使い方を間違えると耳を痛める原因になることもあります。
メルシーポットを安全に使うためのポイントを見ていきましょう!
5秒以上の連続はダメ!
メルシーポットで鼻水を吸うときのコツを見ていきましょう。
まず、鼻水の溜まっているポイントを見つけます。
ノズルを鼻に水平に当てて少しずつ角度を変えていくことで見つけやすくなりますよ。
鼻水がどんどん出てくるポイントが見つかると、そのまま一気に吸い取りたくなりますが焦らないのが重要です。。
長く吸い続けると耳に負担がかかるので、ゆっくり少しずつ吸い取るようにしましょう。
- 3〜4秒吸引して、一旦離す
- また3〜4秒吸引して、離す…
このように、5秒以内の吸引を繰り返します。
左右交互に吸うのもポイントです。
長く吸い続けてしまうと、耳を痛める原因になるので注意しましょう。
何度かに分けて吸うのがポイント
メルシーポットで耳を痛めないように吸引するコツはまだまだあります。
- 鼻水の吸引は、何度かに分けて行なう
- 鼻水を吸引しているときに、もう片方の鼻を押さえない
苦しそうな子供の様子を見ていると、一気に吸い取ってあげたくなりますが我慢です。
鼻水の吸引を一気にするのは避けて何度かに分けて行なうことで、耳への負担を減らせますよ。
もう片方の鼻を押さえてしまうと、強い圧力がかかって耳を痛めやすいので注意しましょう。
メルシーポットは1日のうち何度使っても、使いすぎるということはありません。
こまめに鼻水を吸ってあげると、耳に圧がかかりにくく、子供もすっきりしますね。
メルシーポットより鼓膜が破れる危険があるのは…
メルシーポットは電動で最高吸引圧が決まっているので、間違った使い方さえしなければ鼓膜が破れたり、耳が傷つく心配はありません。
逆に危険がある2つをみていきましょう。
①:口で吸う鼻吸い器
大人が口で吸うベビー用の鼻吸い器があります。
値段がお手頃で手軽に使えますが、勢いよく吸いすぎると耳を傷めがちです。
口で吸うタイプは電動と違って自分で強さを調節する必要があります。
強く吸いすぎなければ危険はないものの、「もう少しで取れそう!」と吸いすぎることには気を付けてくださいね。
②:鼻水を吸わずに放置する
風邪のときに鼻水をかんだり吸わずに放置すると、最悪の場合には鼓膜が破れる危険があります。
鼻水が多いときにウィルスが耳の中に入って、中耳炎になる場合が起こりえます
さらに放置すると鼓膜の奥で膿が出て、鼓膜がただれてしまう危険があるのです。
たかが鼻水と甘くみず、鼻がかめない年齢の幼児は病院に行ったり、自宅で鼻水吸引をしましょう。
メルシーポットは鼓膜が破れる以外に後悔ポイントはある?
メルシーポットは鼓膜が破れる危険はないことが分かりましたが、他にも後悔しがちなポイントはあるのでしょうか?
購入前に確認しておきましょう!
メルシーポットで後悔①:鼻水が出ずいらない(少数派)
メルシーポットを買ったものの、1~2回しか使わずに後悔したという声がありました!
鼻水で辛そうにしているのを見るのは心苦しいと思って買ったけれど…。
鼻水が出ない!
これは少数派ではありますが、メルシーポットを買ったけど鼻水が出なくていらないと後悔してしまいますよね。
通常は季節の変わり目や保育園の洗礼で鼻水が続く子が多いです。
「せっかく買ったのに…」という気持ちもありますが、健康なのが一番なので諦めましょう!
メルシーポットで後悔②:子供がギャン泣きする
メルシーポットで子供の鼻水を吸うとギャン泣きしてしまって後悔しているという声もありました。
中には、メルシーポットの稼働音を聞いただけでギャン泣きしてしまうという子も…。
ギャン泣きされると大人側も心が折れますよね。
足で体を固定して鼻水を吸っているというママもいました。
でも、メルシーポットを使った後は鼻水がとれてスッキリするのか、ケロッとしているという声が多かったです!
やっぱり鼻水は吸ってあげた方がよく眠れるなどメリットがあります。
いつか慣れてくれることを祈って使い続けるしかないですね。
我が子が鼻吸いでギャン泣きするか、平気なタイプか、病院に行ったときに試してみると心構えができていいかもしれません!
メルシーポットで後悔③:奥の鼻水が取れない
メルシーポットを買ったけど、鼻水が上手く吸えなかったり、奥が取れないという声もありました。
ねばついた鼻水だと吸わない場合がありますよね。
鼻水を柔らかくするため湿度を上げるのが気持ちよく吸引するコツです。
ちょっとした工夫で鼻水が吸い取りやすくなりますよ♪
④:ロングノズルも一緒に買えばよかった
メルシーポットを買うときに、ロングノズルも一緒に買えばよかったという後悔の声もありました。
メルシーポットには、付属しているノズル以外に「ボンジュール」というロングタイプのノズルがあります。
ボンジュールは通常のノズルよりも先端が長いので、ピンポイントで鼻の奥にたまった鼻水を吸い取ることが可能になりますよ!
別売品のため本体を買うときに、ロングノズルのセットを選ぶと損はなさそうですね♪
⑤:もっと早く買っておけばよかった
メルシーポットで後悔したことで1番多かったのは、「もっと早く買っておけば良かった!」という声です。
理由はこういったものが目立ちました!
- 吸引力がある
- 鼻水がよく取れる
- 子供の風邪がうつらない
メルシーポットは電動式なので吸引力には定評があります。
ハンディーよりもパワフルな吸引力でしっかり鼻水を吸いとってくれます!
口で吸うタイプの鼻吸い器は、安価のため手にしやすいですが、吸引するときの力加減がよくわからず上手く吸えないことが多いです。
また、子供の風邪が大人にうつってしまう可能性も…。
メルシーポットはスイッチを入れてノズルを鼻に当てるだけでいいので、子供の風邪をもらってしまう危険が少なくなります。
操作が簡単だと誰でも使えるのも嬉しいですね♪
電動鼻吸い器メルシーポットは鼓膜が破れるのかまとめ
電動鼻吸い器メルシーポットは鼓膜が破れるのかまとめました。
- メルシーポットは吸引力が高いが耳鼻科の8割程度で安心
- 不安ならハンディタイプは吸引力が弱め
- 実際に買って重宝している人が多い
メルシーポットは安全性を考慮してつくられているので、安心して子供の鼻風邪の対策ができますよ!