この記事では、夜だけミルクのデメリットについてまとめます。
夜間に授乳が頻回になるときに、夜だけミルクにすれば少しは楽になるかも…と考えますよね。
- 寝る前をミルクにすると腹持ちが良い
- 家族に赤ちゃんのお世話を任せられる
特に新生児期は授乳回数が多いので、完母だった私もで夜だけミルクを足す混合育児を試してみました。
実際にやってみて分かったデメリットを解説するので、参考にしてみてくださいね。
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混合育児で夜だけミルクのデメリット
夜だけミルクのデメリットは5つです。
新生児から夜間だけ混合育児にして感じたことをまとめます。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
①:ミルクを作るのが面倒
夜だけミルクにするデメリットは、夜中に作るのが面倒なことです。
日中もミルクを作る混合育児であれば、調乳セットがキッチンに常備されていて、手際も良いです。
普段は母乳で夜だけミルクの場合、完ミのママよりミルクを作る経験値が劣っている分、もたついて時間がかかります。
準備していると「ミルクを作ったのに寝た…」などとなかなか上手くいかないものです。
完ミの夜中のミルクは、ボトルウォーマーや湯冷ましなどを用意して効率よく作っている人が多いですが、夜だけのために用意するのが億劫と感じます。
結局、母乳の方がラクと感じてしまう場合があり、夜だけミルクなら思い切って液体ミルクにする方がコスパが良いとも言えます。
②:ミルクにしても起きる
ミルクは母乳より腹持ちが良いと聞くので、夜だけミルクにすれば夜間授乳が減るかもと期待しますよね。
特に新生児期は夜間授乳も頻回なので、お腹がいっぱいになって少しでも長く眠っていてくれると助かります。
母乳で夜間に2回起きるのが、ミルクなら1回になれば良いな~と思っていたものの、私の場合は2回のままでした。
日によっては1回のこともありましたが、前述のミルクを作るのが面倒の方がデメリットと感じました。
せっかく夜中にミルクを作って混合育児にしても、母乳のときと同じだけ起きたら、軽く絶望します。
赤ちゃんが泣く理由は「お腹が空いた」以外にもあると気づきました。
泣いている理由を知りたいなら、パパっと育児の「泣き声診断」を使うのもおすすめです。
アプリ内に赤ちゃんの泣き声で感情を分析してくれる機能があり、「お腹が空いた」「眠い」などのが分かるので対処がしやすくなりますよ!
③:パパがちゃんと授乳しているか不安
夜だけミルクにすれば、パパや家族に夜間授乳を代わってもらえます。
この間にママはぐっすり眠れれば、体力を回復できます。
ただ、パパがちゃんと赤ちゃんが泣いたときに起きて、ミルクを作って与えるのか不安になることがデメリットです。
パパの育児スキルには個人差がありますが、赤ちゃんが泣いていて先に目が覚めるのは、母性が強い女性の場合が多いです。
私の場合、別室で赤ちゃんが泣いていても、パパが夜間対応をする前に自分が目を覚ましてしまいました。
- ちゃんとミルクをあげてるかな?
- まさか起きてないことはないよね?
- 寝かしつけは大丈夫かな?
赤ちゃんの泣き声が続くと、逆に不安になって眠れません。
産後すぐは特に赤ちゃんのことが気になって仕方ないので、授乳を変わってもらえても心が休まらない場合もあります。
④:母乳量が減ることがある
夜だけミルクにすれば、母乳を与える間隔が空くので、母乳が生成されにくくなります。
混合育児で日中の母乳量が減るデメリットがあります。
母乳の出には個人差があるものの、吸わせるほどよく出るようになります。
母乳が出てるか分からないから混合にしておこうと考えると、どんどんミルクに寄りがちです。
授乳回数が減ると、母乳の出は悪くなることは理解しておきましょう。
⑤:乳腺炎になる危険がある
夜だけミルクにすれば、母乳の出が良いママは乳腺炎になる危険があります。
母乳がたくさん作られているのに赤ちゃんに飲ませなければ、つまってしまうと大変です。
母乳がピューっと出るなら、夜間をミルクで混合育児すると乳腺炎になる確率が高いので、あまりおすすめできません。
夜間に胸が張って搾乳するなら、夜だけミルクのメリットがどんどん薄れていきます。
夜だけミルクで新生児期を混合育児にするポイント
新生児期に夜だけミルクで混合育児にするポイントをまとめます。
それぞれを解説します。
①:夜間にミルクが作りやすい体制を整える
夜だけミルクで負担を減らすなら、夜間にミルクが作りやすい体制を整えましょう。
ミルクづくりの工程が面倒だと、夜間だけ混合育児にしても逆に負担になります。
- キューブやスティック状のミルクを使う
- 液体ミルクを使う
夜だけミルクなら、ウォーターサーバーやボトルウォーマーを用意するのは少し勿体ないです。
ミルクの量が測りやすいようにキューブやスティック状のミルクを使うのがおすすめです。
負担を減らすことを最優先するなら、多少は割高になるものの液体ミルクを導入するのもいいですね。
液体ミルクは災害時など万が一のときにも常備しておくと安心です。
②:夜間授乳をパパに任せるなら24時までがおすすめ
夜だけミルクにして夜間授乳をパパに任せるなら、パパが起きている時間が安心です。
デメリットでも挙げたように、母性と父性では母性が勝つことが多いので、夜中に赤ちゃんが泣いていてもパパは目を覚まさないことがあります。
例えば24時までの夜泣き対応にして、ママはその間に仮眠をしておくと、夜間の赤ちゃんのお世話が体力的に楽になります。
パパも就寝前なら仕事への影響も少ないので、活躍が期待できます。
③:母乳量が減ったり乳腺炎にならないよう対策する
夜だけミルクに成功しても、母乳量が減ったり乳腺炎になってしまっては悲しいですよね。
母乳のトラブルを予防するために、ハーブティーを飲んでおくとよいです。
- ミルクアップブレンド:母乳量を増やす
- ミルクスルーブレンド:つまりを防ぐ
母乳量が減らないか心配なママは、日中にしっかり母乳が出るように午前中にミルクアップブレンドを飲みましょう。
逆に乳腺炎が不安なら、ミルクスルーブレンドを飲むとつまりを予防してくれますよ。
AMOMAは全国700以上の産院で取り入れられているので、安心して飲めます。
夜だけミルクの混合育児は生後1ヶ月でやめました
我が家の場合、夜だけミルクの混合育児は生後1ヶ月でやめました。
理由は次の3つです。
- ミルクを作る方が面倒になった
- 赤ちゃんがまとまって寝る時間が増えてきた
- 1ヶ月健診でミルクを足さなくて良いと言われた
夜だけミルクのデメリットで挙げたように、ミルクを作るのは面倒です。
ミルクを飲み終わった哺乳瓶を朝まで枕元に放っておくのはイマイチかと思い、少なくとも水ですすいでシンクに付けておく作業は必要でした。
母乳なら赤ちゃんに飲ませてそのまま寝られるので、母乳の方が楽という結論に至りました。
夜だけ混合にしたり、生後1ヶ月でネントレを軽くやったりと試行錯誤をしているうちに、徐々に赤ちゃんがまとまって寝る時間も増えてきたことも理由です。
1ヶ月健診でミルクを足さなくて良いと言われたこともあり、夜だけミルクは生後1ヶ月の途中でやめました。
もちろん夜だけミルクが合うか合わないかは、ママの性格や赤ちゃんの腹持ちによっても変わります。
やってみて夜中のお世話が楽になる可能性もあるので、試してみる価値はありますよ!
混合育児で夜だけミルクのデメリットについてまとめ
混合育児で夜だけミルクのデメリットをまとめました。
普段、母乳育児をしているママにとって、夜だけミルクは意外と面倒と感じる部分があります。
合う合わないは個人差があるので、一度試してみてくださいね!