この記事では、完ミの夜間のミルクはいつまで必要かについてまとめます。
100人のママにアンケートした結果、生後10ヶ月~1歳頃に夜中に起きなくなってミルクをやめた子が多かったです。
一方で、夜中のミルクをやめたいと思った人は、寝る前に飲ませる量を増やすなどして生後7か月までに夜間断乳をした人もいました。
アンケートの結果ややめる方法を詳しく見ていきましょう!
完ミの夜中のミルクいつまで?100人にアンケート
完ミの夜中のミルクはいつまでか100人にアンケートをしたところ、生後9~10ヶ月と答えた人が一番多かったです。
アンケート期間:2023年4月9~11日
アンケート対象:完全ミルクで育児をした人
アンケート数:100人
結果を見ていきましょう!
夜中のミルクはいつまで?
完ミの夜中のミルクは、生後9~10ヶ月まであげた人が最多でした。
生後12ヶ月までに夜中のミルクをやめた人が全体の78%と、1歳の誕生日ごろが目安のようです。
もちろん、赤ちゃんによって個人差があるので、生後6ヶ月未満で夜間授乳がなくなる子もいます。
逆に、1歳を過ぎても夜にミルクを欲しがる子もいるので、赤ちゃんのペースで進めてあげたいですね。
夜中のミルクはなぜやめた?
完ミで夜中のミルクをやめた理由は、「赤ちゃんが夜中に起きなくなった」と答えた人が多かったです。
9割近くの子が自然と夜中のミルクがなくなっていました。
夜中に起きてもミルクなしで再入眠できる子もいて、ミルクを作ったのに寝たケースもあるでしょう。
離乳食が始まって日中に摂れる栄養の量が増えてくると、夜中にお腹が空いて目を覚ます赤ちゃんは減ってきます。
ただ、食べる量や夜泣きには個人差があるので、ママが夜間断乳を工夫してやめたケースもありました。
完ミの夜間のミルクをやめる方法
完ミで「夜間のミルクをやめたい」と思って断乳を工夫したママは、全体の9%でした。
完ミで夜間のミルクをやめる方法を見ていきましょう。
就寝時間前のみミルク量を増やし腹持ち良くした。
(~生後6ヶ月)
離乳食をたくさん食べるようになったので食べる量を増やしたのと補食でカロリーは補うようにしました。お水や麦茶などのミルク以外の水分にも慣れるようにしたのと、ミルクでの寝かしつけではなく抱っこでゆらゆらなど別な方法の寝かしつけを試して定着させました。(生後9~10ヶ月)
ミルクの間隔を徐々に長くしていって夜間の断乳をした。
(生後11~12ヶ月)
食事をしっかりとり昼間はできるだけ外遊びをした。夜泣きもしたが抱っこやお茶で何とか乗り切った。(1歳~1歳半)
離乳食も3回きちんと食べていたので1歳を過ぎもうミルクを足さなくても大丈夫だと判断した為。(1歳~1歳半)
赤ちゃんは夜間断乳をすることで、朝までぐっすり寝てくれるようになる場合が多いです。
- 離乳食を進める
- 寝る前のミルクを増やす
- 日中にいっぱい遊んでぐっする眠れるようにする
これらの工夫をして、夜中のミルクをやめているママもいました。
完ミの場合には、母乳のような夜間断乳で乳腺炎のリスクがないので、赤ちゃんのペースで進められます。
離乳食を進めたり、寝る前のミルクを増やすことで、夜中に起きなくなる赤ちゃんもいますよ。
また、夜中に起きてしまっても、お茶を飲ませて再度寝かしつけるなど、ミルクなしで対応して、徐々に夜通し寝れるように工夫することもできます。
赤ちゃんの離乳食の進みや、一度に飲めるミルクの量などによって、断乳のタイミングを決めましょう。
完ミの夜間のミルクは生後7ヶ月で起こさない人も
完ミの夜間のミルクは、赤ちゃんの成長で自然にやめた人も多かったです。
生後7ヶ月の夜間のミルクは、赤ちゃんが寝ていると起こすか迷いますよね。
アンケートの声の一部を見ていきましょう。
生後7ヶ月までに自然と夜中のミルクをやめた
もともと産まれてから夜はよく寝る子で、日中はあまり寝ない子でした。そのため、生後6ヶ月頃には夜起きずに朝まで寝ていることが増えて、起きても抱っこしたら寝るようになりました。なので、生後6ヶ月頃には夜間のミルクはやめることにしました。(~生後6ヶ月)
寝る前に一回飲ませると、朝までぐっすり寝てくれるので、夜中に起きてミルクを飲ませたのは、生後間もないころの頻回授乳時ぐらいでした。(~生後6ヶ月)
何かしたわけではありませんが、自然と夜10時ころミルクを飲んで朝7時くらいまで寝ていたからです。自分も寝てしまい、成長も良かったので起きてまであげなくても良いかなと思いあげませんでした。(~生後6ヶ月)
生後6ヶ月未満でも夜間のミルクのために起こす人より、そのまま朝を迎えている人が多かったです。
成長に問題がなければ、夜間授乳なしで朝まで寝かせても問題ないと言われています。
良く寝る赤ちゃんの中には、生後3ヶ月で好きなだけ寝かせることで、早くも夜中のミルクをやめたケースもあります。
生後7ヶ月以降に自然と夜中のミルクをやめた
夜中、必ず1回はお腹が空いて起きるのでミルクセットを寝室へ持って行っていました。しかし、生後8ヶ月くらいから離乳食もうまく進んでいたためか夜中起きない日が続き、そのまま夜間のミルクを卒業しました。(生後7~8ヶ月)
生活リズムが整い始め、夜しっかり眠れるようになり、朝まで寝てくれるようになった。(生後9~10ヶ月)
もともと夜の寝付きのよい子で、それでも11ヶ月ぐらいまでは1回ほど夜泣きでミルクを飲ませていましたが、昼間でもミルクをほしがらなくなってきたので、夜ミルクをやめたらあっさり欲しがらなくなりました。(生後11~12ヶ月)
夜間はやめようと思ったことがなかったですが、そもそも起きないのでやめました。(1歳~1歳半)
生後7ヶ月になると2回食に移行する赤ちゃんが増えます。
1歳に近づくにつれて、少しづつ日中に食べるご飯の量が増えていくので、夜中にぐっすり寝るようになる赤ちゃんも多くなります。
ミルクの間隔が空くことを心配するよりも、起こしてまであげなくて良いと考えるママが多数派でした。
完ミの夜中のミルクの工夫
完ミは夜中のミルクが面倒…という声が多いです。
完ミの夜中のミルクをやめる方法を考えることも大切ですが、赤ちゃんによっては夜の栄養を必要としている場合があります。
離乳食がある程度進むまでは無理に夜間断乳をせずに、ミルクの作り方を工夫して乗り切りましょう。
最初の頃は、とにかくコストより楽をすることを考え、液体ミルクを使っていました。
お湯の温度を70度に設定できる電気ポットを使用してすぐに適温になるようにしたり、ミルク1回分を計量して容器に移しておきすぐに作れるようにしていました。
キューブタイプのミルクは計らなくて良いので夜間は便利だった。粉タイプだと眠い中でやると何杯入れたか分からなくなりやすいので。
夜中にT-falなどの湯沸かしは時間かかる為、寝室にコンビの調乳ポットで常に保温状態にし、らくらくキューブと水を置いてすぐに作れる体制にした。
寝室ではなく、キッチンに近いリビングに布団を敷いて寝ていました。
夜中のミルクづくりを楽にするためには、ミルクを測らなくて良いのが便利です。
- 1回分を計量して容器に移しておく
- キューブやスティックタイプのミルクを使う
- 液体ミルクを使う
夜の眠い状態でミルクを作っていると、何杯入れたか分からなくなるのはよくあることです。
衛生面には気を付けてあらかじめ1回分を計量して置いたり、キューブやスティックタイプのミルクを使うことで負担が減ります。
コスパを考えて日中は缶のミルク、夜間だけ時短できる液体ミルクを使っている人もいました。
夜間のミルクでの授乳は、負担を抑えられるように工夫したいですね。
完ミの夜中のミルクいつまで必要かまとめ
完ミの夜中のミルクいつまでかについてまとめました。
- 夜間のミルクは生後9~10ヶ月頃に赤ちゃんが起きなくなってやめる人が多い
- 中にはミルクをやめるために工夫した人もいる
- 離乳食が進むまでは無理に夜間断乳はしないほうがよい
夜間のミルクづくりは面倒に感じることが多いです。
時短できる方法を見つけて、赤ちゃんの成長を負担を少なくサポートしましょう!
液体ミルクは万が一の災害時にも役立つので、常備しておくと安心ですよ。