この記事では、男性の妊活中にやってはいけない事をまとめました。
妊活とは女性だけのものではなく、夫婦で一緒に行う必要があります。
男性のサポートがあると、妊活も順調に行えるので、男性のサポートは必須です。
妊活中のNG行動10選
妊活を始める前に、やってはいけない事・気をつけたい事は知っておきたいですよね。
妊活中の男性の主なNG行動は、以下の通りです。
- 喫煙
- 過度な飲酒
- カフェインのとり過ぎ
- 偏った食生活
- 肥満
- 睡眠不足
- ストレスをためる
- 無理な禁欲
- 下半身をあたためる
- 下半身を圧迫・刺激
喫煙は血管を収縮させ、血流にも悪影響を及ぼします。
男性器や精子にも影響を与え、不妊を引き起こす可能性も。
また、たばこから出る副流煙は、パートナーの卵子の質の低下を招く恐れがあります。
アルコールやカフェインは、適量なら問題ありません。
適量を超えると精子の質を低下させると言われているため、妊活中は過剰摂取に注意しましょう。
食生活では、精子の製造や運動率、前立腺機能の向上に効果があるとされる「亜鉛」の不足に気をつけてください。
亜鉛は、肉類・魚介類・牡蠣などに多く含まれています。
その他ビタミン類・オメガ3脂肪酸・鉄分など、妊活に良いとされる栄養を含み、バランスのとれた食事を心がけましょう。
そして、男性が肥満であるほど不妊になりやすいと言われているため、食事の管理だけでなく適度な運動も忘れずに。
睡眠不足は精子の数や質、ストレスは男性ホルモンの分泌など、妊娠に大きな影響を与えると言われています。
禁欲するほど質の悪い古い精子がたまってしまうため、妊活中だからと無理な禁欲も避けましょう。
女性の場合は冷えが大敵ですが、精子や精巣は熱に弱いので、男性が下半身をあたためるのは逆効果。
長時間の入浴やサウナ、自動車・バイクなどの長距離運転や、密着する下着など、圧迫・刺激になるものも控えましょう。
男性に必要な心の準備とパートナーサポート
妊活の知識は以前よりも広まってきていますが、まだまだ「妊活は女性ががんばるもの」と考えている人は多いです。
妊活には、男性・女性ともにお互いの協力やサポートが欠かせません。
男性も、パートナーと情報や気持ちを共有し、妊活へ向けて心の準備をしておきましょう。
治療が必要な場合、通院する病院やどこまで治療するのかについても、一緒に決められると良いですね。
妊活中の検査と治療について
妊活を始める前に、男性も風疹の抗体の有無を確認しておきましょう。
女性が妊娠中風疹にかかってしまうと、おなかの赤ちゃんにも影響を与えてしまいます。
風疹の抗体がないと判明したら、早めにワクチンをうっておくと安心です。
また、不妊治療をする場合、男性も検査・治療を受けなければならないケースも。
不妊の原因は、精子の状態が悪い「男性因子」による「男性不妊」も意外に多いと言われています。
なかなか妊娠しないと悩んでいる人は、パートナーと一緒に受診するのがおすすめです。
妊活中の体重管理とストレス対策
妊活中は、普段よりもさらに健康的な生活を心がけてみましょう。
前述の通り、男性が肥満であるほど不妊になりやすいため、体重管理が大切です。
自分の適性体重を知り、食事に気を付け、ライフスタイルに合う運動方法を探してみてください。
ただ、これまで楽しみだったことを我慢したり、生活習慣を変えたりすることは、大きなストレスにもつながります。
適度に息抜き・ストレス発散をしながら、前向きに取り組みたいですね。
妊活中は夫婦のコミュニケーションが大切
妊活は、夫婦どちらか一方が無関心だったり、逆に頑張り過ぎたりしてしまうとうまくいかないことが多いです。
現在の状況やこれからのこと、お互いの気持ちを理解しあえるよう、積極的にコミュニケーションをとりましょう。
ウォーキングやストレッチ、ジム通いなど、一緒に運動するのも良いですね。
妊活に良いとされる食べ物やサプリメントなどを一緒に探し、試してみるのもおすすめです!
妊活中の過剰な行動とNGポイント
これまで述べた通り、妊活には男性の協力が不可欠です。
だからと言って、いきなり赤ちゃんの服やおもちゃを買う・名前を決めようとする・行為を強要するなどはNGです。
はりきりすぎたり、先走ったりと過剰な行動はパートナーを不安な気持ちにさせてしまうかもしれません。
大切なのは、お互いの気持ちを知り、寄り添うこと。
すれ違い・一方的にならないよう、妊活をする上でのルールや方向性をしっかり定めておきましょう。
【まとめ】妊活中やってはいけない事
妊活中に男性がやってはいけない事をまとめます。
- 喫煙・飲酒・偏った食事・睡眠不足などの生活習慣
- 下半身をあたためる・圧迫・刺激はNG
- 不妊治療は男性も検査・治療の可能性がある
- 無関心・過剰な行動は避け、お互いに寄り添うことが大切
妊活中は、お互いに無理のない範囲で協力・サポートをしていきましょう。