この記事では、おむつはずれが早い子と遅い子の特徴についてまとめます。
おむつはずれは2~3歳が平均ですが、はずれる時期には個人差があり、遅い原因や平均年齢が気になりますよね。
子供の知能や発達障害を心配する声があるものの、保育園に通う子より家庭保育の方が遅い傾向で、取り組み方や環境の違いが大きいと言えます。
自宅で練習する人はトイレトレーニングおすすめグッズを使って、おむつはずれを目指しましょう!
おむつはずれが遅い子の5つの特徴
おむつはずれが遅い子の特徴は次の5つです。
それぞれの特徴や原因を詳しく見ていきましょう。
①:トイレに関心がないor嫌い
おむつはずれが遅い子には、トイレに関心がない・便座に座ることが嫌いという特徴があります。
子供によってはトイレが怖いと感じる子もいます。
キャラクターの補助便座を使ったり、トイレ踏み台を用意すると良いですよ。
おしっこが出なくても「トイレに座れたこと」をしっかり褒めてあげることで自信になります。
②:濡れたおむつを気持ち悪いと感じない
おむつはずれが遅い子の特徴に、濡れたおむつを気持ち悪いと感じないことがあります。
最近の紙おむつはとても優秀で、不快さを感じにくくなっているのも原因の1つ。
また、おむつなら遊びを中断してトイレにいく必要もないため、子供にとってはラクなのでしょう…。
中には不快感を示さず、トレーニングパンツが意味ない子もいます。
③:コミュニケーションを取るのが苦手orゆっくりめ
コミュニケーションを取るのが苦手だったり、成長がゆっくりめの子は、おむつはずれが遅くなる傾向があります。
- おしっこが出そうなことを伝えられない
- ママが言っていることが理解できない
おしっこが出そうなタイミングを伝えられない…、そもそもママがトイレに誘っている理由がわからないことも。
発達がゆっくりめなら、トイトレは焦らなくて大丈夫です!
もじもじし始めるなど、おしっこかな?と思われるサインが出たら「おしっこ出そうだね」とママから声かけをして、おしっこの感覚を覚えさせてあげましょう。
トイレトレーニングの絵本をつかって理解を深めるのもおすすめです。
④:家庭保育でお友達の影響を受けることが少ない
家庭保育をしていると、お友達の影響を受けることが少ないため、おむつはずれが遅くなる特徴があります。
子供は、お友達がやっていることを見て「自分もできるようになりたい」と意欲が湧くものです。
トイトレがなかなか進まなかったけど、保育園に入園したら、あっという間におむつがはずれたという子もいますよ!
⑤:下の子のお世話などでママがトイトレに消極的
トイトレは1回やれば終わるものではなく、毎日コツコツ続けているうちに段々とできるようになるもの。
- トイレに行こうと声かけをする
- トイレに座らせてジッと待つ
- 失敗したときは後片付けも必要
親は、根気と忍耐が必要です…!
下の子がまだ小さいと手がかかるため、上の子のトイトレまで手が回らないというママもいます。
2歳差はメリットだらけと言われることもありますが、0歳児がいる状態でイヤイヤ期の2歳児とトイトレを始めるのはかなりの覚悟が必要です。
実際に我が家も長男が2歳のときは、しまじろうのトイトレしかできる余裕がありませんでした。
おむつはずれが早い子の5つの特徴
おむつはずれが早い子の特徴は次の5つです。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
①:トイレに関心があって自分で行きたがる
トイレに関心があり自分から行きたがる子は、おむつはずれが早い特徴があります。
関心をもってもらうためにできる工夫を紹介しますね。
- トイレに子供が好きなおもちゃを置く
- キャラクターの子供便座を使う
- 大人や兄姉のトイレに一緒に誘う
子供が好きなおもちゃを置くなど、「トイレは楽しいところ」というイメージをつくっていきましょう!
②:おむつが濡れると不快に感じる・布おむつを使用
おむつはずれが早い子の特徴のひとつに、布おむつを使用していることがあります。
トイトレを進めるポイントは、おしっこで濡れたときの不快さを覚えさせること!
布おむつは紙おむつよりも、濡れた感覚がわかりやすい特徴があります。
- 紙おむつの中に布パンツを履かせる
- 思い切って布パンツで過ごす
こういった工夫で、濡れた感覚を体験させていくママも多いです。
後片付けが必要になることも多いので、余裕があるときにチャレンジしていきましょう!
③:保育園でお友達や先生とトイトレをしている
保育園に通っていると早いうちからトイトレが始まることもあり、トイレが身近になります。
早いところでは1歳児クラスから、多くの保育園では2歳児クラスからトイトレ開始!
なかには、2歳児クラスになったらおむつを禁止する園もあります。
保育園の先生は、トイトレを何度も経験しているプロです。
そんな先生の見守りや、お友達がトイレに座っている姿を見ることが刺激となり、おむつを卒業していきます。
1歳から保育園に通うと後悔する理由に「保育園の洗礼で風邪をよくひく」という声がある反面、生活習慣が身につくメリットは大きいです。
④:見本となる年の近い兄姉がいる
おむつはずれが早い子には、年の近いお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合が多いです。
下の子は、上の子がトイレで排泄する姿を見てお手本にしています。
そのためトイレを身近に感じられるのかもしれませんね!
⑤:コミュニケーションを取るのが得意
おむつはずれが早い子の特徴、ラストは、コミュニケーションを取るのが得意なこと!
- 「おしっこが出た」「トイレに行きたい」と言葉で伝えられる
- 親と意思の疎通ができる
トイトレは、子供が言葉で伝えられることも大切になってきます。
また、大人の言っていることを理解できるか、意思の疎通ができるかもトイトレを進めるポイントです!
おむつはずれの平均はいつなのかアンケート
おむつはずれの平均はいつなのか、アンケート調査をしました。
アンケート期間:2023年2月10日~2023年2月11日
アンケート対象:育児経験のあるパパママ
アンケート数:100人
結果を見ていきましょう!
日中のおむつはずれの平均は2~3歳
日中のおむつはずれは何歳か尋ねたところ、46%の子供が「3歳」でした。
次いで「2歳」の31%という結果になりました。
2歳の春から夏にトイトレを始める子が多く、中にはすんなりおむつはずれができる子もいます。
平均は3歳なので焦らずじっくり進めたいですね。
夜のおむつはずれの平均は3~4歳
日中のおむつはと同じく、「3歳」で夜のおむつがはずれた子が一番多かったです。
次いで多かったのは4歳で、2歳までに夜のおむつが外れる子は18%に留まりました。
4歳・5歳のおむつの割合は日中は減ってくるものの、夜はまだ多いです。
おしっこの間隔が空くのには個人差があり、夜のおむつはずれは「5歳以降」も17%います。
まずは日中のトイトレに取り組んで、夜はある程度の年齢になってからの方が始めやすいかもしれません、
おむつはずれが早かった声
おむつはずれが早かった人の声を見ていきましょう!
私は仕事をしていて子供を保育園に預けていました。オムツをはずす練習を保育園でしてくれて、すんなりとオムツがはずれてとても感謝しています。
トイレに行きたくなる前のムズムズする感覚を掴むのが上手でしたし、可愛いトレーニングパンツを本人に選ばせたりトイレに成功したときに褒めたりして、前向きにトレーニングできたからだと思います。
布おむつを使用すると早くはずれるトレーニングになると言われたので、それを実践しました。
少し年上のお友だちが多く、真似してパンツ履きたいと言い出したので少し早かったと思います。
3月産まれで周りにお友達がトイレに行っていて真似していたら早く外れた。
会話の受け答えができるようになった頃からトイレトレーニングを始めたので、わりと早かったと思います。
赤ちゃんの頃からたまにトイレに座らせていたので、スムーズにおむつはずれできた。
夜のおむつ外しについては特に、もともと排尿間隔の長いタイプの子だったようですんなり進みました。
おむつはずれが早い子の特徴でも見てきたように、早いうちから保育園や自宅でトイトレをしている子はおむつはずれが早い傾向にあります。
トイレトレーニングが保育園任せでも、2~3歳にはずれている子が多かったです。
トイトレにやる気を出してくれて、意思疎通が上手くいくとスムーズに進んでいるようです。
おむつはずれが遅かった声
おむつはずれが遅かった人の声を見ていきましょう!
トレーニングを特別行わず、なるべく自然に外れるのを待っていたからだと思います。
身体の成長に個人差があるのが当たり前なので、遅い早いはあまり気にしていませんでした。幼稚園に行き出したら強制的にパンツだったのでそれが良かったようです。
末っ子が遅かったです。おそらく体が小さかったことと恥ずかしさや、お姉さんパンツへの憧れがなかったからです。
おしっこはトイレでするようになったのですが、うんちがトイレでできずに遅かった。
睡眠時間が10時間以上のため、なかなか夜間のオムツ外れができなかった。
うちは遅い方だと思います。おねしょで布団が濡れるので、おねしょをしないようになるまでオムツをはかせてました。小学1年生まではいてました。
2人目が生まれてそちらにてんやわんやで、あまりトレーニングができなかった。
おむつはずれが遅かった人の特徴にもあったように、親がおむつはずれに積極的でないとトイトレは進みません、
トイレトレーニングをしない親も一定数いて、「いつかはおむつがはずれる」と大らかな気持ちで見守っている人もいました。
また、子供がトイレやパンツに興味を示さないと、トイトレが進まない原因になるとの声もありました。
兄弟でも早い子と遅い子がいたりと、子供によって個人差も大きいことが分かりました。
おむつはずれが早い子は賢いのか?遅い子は発達障害の可能性があるのか?
「おむつはずれが早い子は賢いのか?」
「遅い子は発達障害の可能性があるのか?」
このような疑問の声をよく耳にします。
おむつはずれが早い子は、トイレの意味を理解して、コミュニケーションが取れる点で賢いといえます。
生まれ持った能力も影響しますが、次の2点も大きいです。
- 周りの環境
- 子供のやる気
先にもお伝えしたように、保育園の友達や兄弟の影響は絶大です。
トイレトレーニングを頑張らなくても自然とおむつがはずれるパターンがあります。
一方で、親があまりおむつはずれに積極的でなかったり、子供が乗り気にならなければトイトレは進みません。
特に2歳前後はイヤイヤ期なので、トイレを断固として拒否する子も多いです。
3歳になってもおむつはずれがまだでも、発達障害かも…と心配しすぎる必要はありません。
幼稚園に通い始めるなど、環境が変わればすぐにはずれる子もいますよ。
それまでに発達で気になることがあれば、3歳児検診で相談してみるのも良いですね。
おむつはずれが遅い子と早い子の特徴についてまとめ
おむつはずれが遅い子と早い子の特徴についてまとめました。
トイレに関心があったり、保育園でトイトレをしている子がおむつはずれが早い子に多い特徴です。
家庭保育でおむつはずれを目指すなら、トイレトレーニングおすすめグッズを用意して子供のやる気を引き出しましょう!