この記事では、ラズベリーリーフティーは良くないと言われる理由をまとめます。
ラズベリーリーフティーは子宮収縮作用があるため、妊娠初期~中期に飲むのは早産のリスクがありますが、安産のため妊娠後期から取り入れるのはおすすめです。
ラズベリーリーフティーで出産が早まる効果として、分娩時間が10分短くなるデータがありますよ!
ラズベリーリーフティーは胎児に影響があるから良くない?
ラズベリーリーフティーは胎児に影響があるから良くない理由には、次の3つがあります。
それぞれを見ていきましょう!
①:子宮収縮作用による早産の危険がある
ラズベリーリーフティーには子宮収縮作用があります。
子宮が収縮することによって、お腹が張って赤ちゃんが生まれやすくなる効果があります。
妊娠初期~中期は、まだ胎児がお腹にいるべき時期なので、ラズベリーリーフティーを飲むのは良くないです。
逆に、妊娠後期に出産準備としてラズベリーリーフティーを飲むと、分娩時間が短くなることに期待できます。
飲む時期を間違えると早産など胎児に影響がでる危険があるので、気を付けましょう。
②:カフェイン入りのものは胎児に良くない
ラズベリーリーフティーはハーブティーの一種です。
カフェインとノンカフェインがあるので、妊娠中に飲むならカフェインは良くないです。
世界保健機関(WHO)は、2001年にカフェインの胎児への影響はまだ確定はしていないとしつつも、お茶、ココア、コーラタイプの飲料はほぼ同程度のカフェインを含んでおり、またコーヒーはその約2倍のカフェインを含んでいることから、妊婦に対し、コーヒーを1日3から4杯までにすることを呼びかけています。
厚生労働省
カフェインの胎児への影響ははっきりしていないものの、厚生労働省は摂りすぎないことを推奨しています。
飲みすぎなければ問題ないとの見解もありますが、妊娠中は念のためにノンカフェインのラズベリーリーフティーを選びましょう。
③:飲みすぎるとお腹がゆるくなることがある
ラズベリーリーフティーは飲みすぎるとお腹がゆるくなることがあります。
ハーブティーは1日2~3杯が目安と言われていて、飲みすぎはよくありません。
体質によっては飲む量によっては下痢になる場合があります。
妊娠中にお腹を下すと、栄養が出てしまったり、お腹が張りやすくなります。
飲めば飲むほど安産になるわけではないため、飲みすぎには気を付けて、目安量に留めておくのがよいでしょう。
ラズベリーリーフはいつから?早産にならない?
ラズベリーリーフティーはいつから飲むのがよいのでしょうか?
商品説明やサイトによって、ばらつきがあります。
- 妊娠28週(妊娠8ヶ月)から
- 妊娠37週(妊娠10ヶ月)から
ラズベリーリーフティーは子宮収縮作用があるので妊娠初期・中期は控えるようにしましょう。
早ければ妊娠8ヶ月からOKと書かれていますが、妊娠10ヶ月からとの情報もあります。
ラズベリーリーフティーを飲んでも急に出産が早まったり早産になることは稀ですが、体質によってはハーブの効果が出やすい場合もあります。
妊娠8ヶ月でも切迫早産の危険がある場合には、控えた方がよいといえます。
逆に子宮口がしっかり閉じていて経過が順調なら、妊娠8ヶ月以降に出産準備や安産祈願として取り入れのもOKです。
AMOMAのラズベリーリーフティーは、妊娠8ヶ月から飲めると書かれていますよ。
ラズベリーリーフティーは一日何杯から飲みすぎになる?
ラズベリーリーフティーで安産になるなら、たくさん飲んでおきたいですよね。
一日何杯なら胎児に影響ないか調べました。
AMOMAのラズベリーリーフティーは、安産に対する有用性のテストと同じ量の1杯あたり1.2gの量が再現されています。
臨床テストでは1杯1.2gを1日2杯を飲まれていたので、AMOMAでも1日2杯がおすすめされています。
飲めば飲むほど良いという効果は実証されていないため、無理にたくさん飲む必要はないでしょう。
ラズベリーリーフティーはオーガニックで胎児に影響はありませんが、飲みすぎるとお腹がゆるくなる場合があります。
1日2杯を目安に体調に合わせて飲むと良いですね。
ラズベリーリーフティーは産後や妊婦以外が飲むのは良くない?
ラズベリーリーフティーは妊婦以外が飲むのは良くないのでしょうか?
実際は、妊婦さんでなくてもラズベリーリーフティーには他の効果が期待できます。
- ミネラルが摂れる
- 生理痛の軽減
ラズベリーリーフティーにはミネラルが含まれています。
また、生理痛を軽減する効果があるとも言われているので、妊婦以外も飲んでOKです。
産後に飲み続けて授乳をしても、赤ちゃんに悪影響はないと言われています。
ただ、妊婦さんと同じく、ラズベリーリーフティーは飲みすぎると良くないので、1日2~3杯を目安にしてくださいね。
ラズベリーリーフティーの胎児の影響についてまとめ
ラズベリーリーフティーの胎児の影響についてまとめました。
- 子宮収縮作用による早産の危険
- カフェイン入りのものは胎児に影響
- 飲みすぎるとお腹がゆるくなる
ラズベリーリーフティーは安産のために飲むなら、ノンカフェインのものを1日2杯ほど取り入れましょう。
妊娠後期~中期には良くないですが、出産準備にぴったりなので安産を目指したい人は飲んでみてくださいね。