この記事では、つわりがひどかった時の子の8つの特徴についてまとめます。
つわりがひどいと女の子・男の子などの性別ジンクスや、安産・元気・頭が良いなどの噂、発達障害や染色体異常の不安の声もあります。
どの噂が本当なのか、つわりがひどかったママ100人に、子供の特徴をアンケートした結果を発表します!
つわりがひどかった時の子の特徴
つわりがひどかった時の子に特徴は、安産で元気な子が多く、発達障害のリスクが増えることはないとの調査結果になりました。
私はつわりがひどい方で、「こんなにつわりに苦しんでいるのだから、せめて安産であってほしい」などと願う日々でした。
当時の私と同じ気持ちや、不安な思いの妊婦さんの気持ちがすっきりするよう、100人にアンケート調査をしました。
アンケート期間:2023年3月21~22日
アンケート対象:つわりがひどかった女性
アンケート数:100人
つわりがひどい時の子に特徴はあるのか、結果を発表します。
今回アンケートした項目は8つです。
つわりの重さと生まれてきた子の特徴は次のとおりです。
安産で体が丈夫な子が多く、成長のスピードも平均的で、発達障害には関係ない結果でした。
つわりの重さによるママの特徴も調査しました。
生理痛がひどい人は、つわりも重い傾向にありました。
一方で高齢出産や不妊治療をしている人は、そうでない人とつわりの重さは変わらなかったです。
それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
この記事の内容は医学的根拠に基づくものではありません。あくまでアンケートの結果をまとめたものなので、「つわりがひどいと必ず○○になる」とは限らないことを理解いただいたの上で読み進めてください。
つわりに苦しんでいる妊婦さんが前向きな気持ちになれることを願っています。
つわりがひどかった時の子の特徴①:性別はやや女の子が多い
つわりがひどかった時の子の性別は、やや女の子が多かったです。
男の子が47%、女の子が53%とほぼ半々のため、つわりと性別はあまり関係ないともいえるでしょう。
性別ジンクスにも「つわりがひどいと男の子」と思っている人と、その逆のどちらもいて、当たった人や当たらなかった人がまちまちです。
つわりのひどさで性別を予測するのは難しいと分かりました。
ちなみに「一番当たる性別ジンクス」をアンケートした結果、1位はお腹の出方でした。
お腹が前に突き出すと男の子、横に広がると女の子と言われています。
性別ジンクスが当たった100人のうち41人は「お腹の出方が当たった」と答えているので、性別が気になる人はこれからのお腹の出方に注目ですね。
つわりがひどかった時の子の特徴②:安産が多い
つわりがひどかった時の子の特徴として、8割以上の妊婦さんが「安産だった」と答えています。
「難産」の回答より「すぐに産まれた」が多いので、希望が持てますね!
つわりと安産の直接的な関連性は解明されていません。
ただ、つわりがひどかった人は、つわりが終わった後の妊娠生活がバラ色のように感じることが多いです。
- 何を食べても美味しい
- やりたいこと行きたいところがたくさんある
- 安産のために体を動かしてマタニティライフを楽しもう
アクティブな妊婦さんほど、安産の人が多い傾向にあります。
「初産でスピード出産の理由」を調査したところ、妊娠後期に意識して体を動かしている人が7割超でした。
今はつわりでしんどくても、終われば楽しいマタニティライフが待っています。
きっと安産になれると信じて、つわりを乗り切りましょう!
つわりがひどかった時の子の特徴③:発達障害は関係なし
つわりがひどかった時の子は「発達障害の確率が上がる」という噂を聞くと不安になりますよね。
アンケートの結果、発達が平均と比べてゆっくりめの子より速い子が多いことが分かりました。
医学的にも、つわりのひどさと発達障害や染色体異常には関連性があるとの声は見当たりません。
むしろ、つわりが重いとIQが高い子が多いとの研究も進んでいるぐらいです。
もちろん成長には個人差があるので、1~2歳で成長が少しゆっくりめの子も、年齢が上がって追い付くパターンも多いです。
どちらにせよ、つわりがひどいことで成長が遅れたり発達障害の確率が上がることはなさそうです。
ダウン症になりやすいとの噂も真実ではないので安心してくださいね。
つわりがひどかった時の子の特徴④:体が丈夫な子が多い
つわりがひどかった時の子の特徴で一番はっきりしていたのが、元気が良い子が多いことです。
なんと半数以上が「普通の子」以上に「体が丈夫で元気がよい」との回答でした。
結果はアンケートに基づくもので医学的根拠はありませんが、つわりがひどくて苦しんでいるママにとっては希望が持てる結果ですね!
なかなか食が進まず、赤ちゃんへの影響を心配している人も多いかと思いますが、できる範囲で栄養を摂ればきっと大丈夫。
つわりがひどくて耐えていると、元気な子が産まれる…と願って辛い時期を乗り切りましょう!
つわりがひどかった時の子の特徴⑤:ママの高齢出産は関係なし
つわりがひどいと高齢出産が原因かも…と不安になりますが、年齢はあまり関係がないという結果でした。
出産の年齢は30歳頃が多く、つわりがひどい人のグラフの分布も妊娠した平均年齢と近い形になっています。
高齢出産の場合、つわりのときに体力面で辛さを感じることがあるので、無理をしないよう体を大切にしてくださいね。
つわりがひどかった時の子の特徴⑥:不妊治療はあまり関係なし
つわりがひどいと不妊治療をしたからかな…と気になりますが、あまり関係ない結果でした。
不妊治療をする人は全体の10%台と言われていて、つわりがひどかった人の割合とほぼ同じです。
不妊治療をしたらつわりがひどくなることはなさそうなので、これから妊活をする人も気にしすぎる必要はないでしょう。
つわりがひどかった時の子の特徴⑦:生理痛がひどい女性が多い
つわりがひどかったママの特徴で多かったのは、生理痛がひどいことです。
生理痛が軽くてつわりがひどい人は少数派で、生理痛が辛い人はつわりも大変な傾向がありました。
体やホルモンバランスの変化に敏感な体質の人はいるのかもしれません。
中には妊娠超初期の生理予定日頃からつわりが始まる人もいます。
耐える期間が長いと体力や気力もすり減って、つわりは終わりかけがしんどいと感じやすいです。
つわりを早くから感じている人ほど、無理をせず体を最優先にしましょう。
つわりがひどかった時の子の特徴⑧:1人目の出産がつわりがひどい
つわりがひどかった時の子の特徴として、1人目の子が多かったです。
2人目以降より、1人目のつわりがひどかったママは3倍以上という結果でした。
「こんなにつわりがひどいなら2人目も耐えられる自身がない…」と不安になっているママも、希望が持てますね。
二人目のつわりが軽い理由は、1人目の経験も大きいです。
つわりの軽減グッズを活用できたり、いつかは終わることを体感しているため、気持ちに余裕が湧きやすいこともあるといえます。
今回…まさに今が妊娠生活の山場と思ってつわりが終わるのを待ちましょう!
つわりがひどい時のよくある疑問や悩み
つわりがひどい時のよくある疑問や悩みをまとめます。
つわりは日本人だけにあるの?
つわりは日本人に多いイメージですが、外国人であってもつわりを経験する人は多いです。
日本ではつわりの薬を処方されることは少ないものの、アメリカでは症状によっては処方されます。
日本人は昔から「耐え忍ぶことが美学」が特徴の人種ですが、つわりがひどいときは楽になる方法を積極的に取り入れるべきです。
吐き気が治まるツボを押す「つわりバンド」は、医療用の登録を受けていて効果を感じている人も多いですよ。
つわりがひどすぎておろしたい…
つわりがひどすぎて気が滅入ると、もう妊娠生活を続けられないと考える人もいます。
気持ちはとても分かりますが、妊娠した日の喜びを思い出してみてください。
どんなに辛いつわりも、いつかは終わります。(ごく稀に妊娠悪阻が重症化するケースもあります)
そして、つわりがひどくて「もう二度と妊娠はしない」と言っていた人も、いざ産んでみると2人目を望むケースが多いです。
苦労して産んだ子ほど可愛く、大切にしたい気持ちになるので、一日一日を乗り切りましょう。
つわりになりやすい人の特徴は?
つわりになりやすい人の特徴に、ビタミンB6の不足があります。
産婦人科診療ガイドライン2020にも、妊娠悪阻の治療の1つとして「悪心の緩和に,ビタミン B6(Pyridoxine)を投与する」と書かれています。
ビタミンB6が不足していたり、つわりで栄養が足りていない場合は、体力的につわりがひどく感じてしまいます。
つわノンは葉酸が摂れるだけでなく、ビタミンB6も配合されています。
妊娠期に必要な栄養素を摂ることで、つわりの症状が緩和される可能性もあります。
レモンジンジャーのさっぱりした味なので、食べやすいと感じる妊婦さんも多いです。
つわりがひどかった時の子の特徴についてまとめ
つわりがひどかった時の子の特徴のアンケート結果をまとめました。
- つわりがひどくて発達障害になる確率は上がらない
- 安産で産まれてくる子が多い
- 体が丈夫で元気の良い子が多い
つわりがひどいとネガティブな気持ちになりやすいです。
アンケートを集計すると、お産は安産で、元気な子が産まれることが多い結果でした。
辛い時期はいつか終わるので、前向きに乗り越えられるよう願っています。Z