この記事では、日焼け止めを塗ったまま寝るとどうなるのかまとめます。
日焼け止めを落とさないと、肌を休めることができず、肌荒れやトラブルに繋がりやすいです。
最近では低刺激の日焼け止めも増えていますが、寝る前には落として、肌をしっかり保湿して眠るのが美肌を保つポイントです。
具体的に何が良くないのか、日焼け止めを塗ったまま寝てしまった対処法はあるのか見ていきましょう。
日焼け止めを塗ったまま寝るとどうなる?
日焼け止めを塗ったまま寝ると、肌トラブルが起こりやすくなります。
日焼け止めは紫外線をカットしてくれる反面、落とさずに寝ると肌を休められず、乾燥や肌荒れに繋がります。
お肌のゴールデンタイムは諸説がありますが、次の2つが一般的です。
- 22:00~翌2:00
- 入眠後3時間
よくお肌のためには早く寝ましょう!と言われるのは、ゴールデンタイムのためです。
紫外線、ハウスダストなど、人の肌は日中に多くの刺激を受けます。
最近では低刺激な日焼け止めも増えており、日焼け止めを塗った刺激より、日焼け止めを落とさず寝て肌が休まらないことの方が問題です。
寝ている間の肌のゴールデンタイムは、ホルモンの分泌が盛んにおこなわれます。
「寝る子は育つ」と言われるのと同じで、肌も質の良い睡眠を取って休めることで生まれ変わるのです。
ターンオーバーによって、古い皮膚が新しい皮膚へと変わっていきます。
日焼け止めを塗ったままだと、ゴールデンタイムのターンオーバーを活かせず美肌から遠ざかるでしょう。
肌がダメージを受けたままの状態で、トラブルに繋がりやすくなってしまいます。
日焼け止めを落とさずに寝る肌トラブル
日焼け止めを落とさずに寝る肌トラブルには、次の3つが挙げられます。
順番に見ていきましょう!
①:乾燥する
日焼け止めを落とさずに寝ると、肌が乾燥します。
保湿成分が入った日焼け止めもありますが、通常のスキンケアと比べると大きな差があります。
肌が乾燥すると、次の肌トラブルを感じやすくなるでしょう。
- シワ
- くすみ
- 痒み
日焼け止めを落とさずに寝ると、乾燥からシワやくすみなどに繋がり美肌から遠ざかります。
また、体に塗ったままの場合でも、痒みの原因になることがあるでしょう。
②:ニキビや炎症に繋がる
日焼け止めを塗ったまま寝ると、ニキビや炎症が起こりやすいです。
日焼け止めを放置すると皮脂と混じって汚れとなり、毛穴が詰まります。
毛穴の出口がふさがるとさらに皮脂がたまり、アクネ菌が増え黒ニキビになってしまいます。
悪化すると炎症が起こり赤く腫れ、膿を持った黄ニキビになってしまうことも…。
日焼け止めで毛穴をふさいでしまわないよう、クレンジングでしっかりと落としましょう。
③:肌に年齢を感じやすくなる
日焼け止めを寝る前に落とさないと、肌に年齢を感じやすくなります。
寝ている間の肌のゴールデンタイムでコラーゲンが生成されますが、日焼け止めを塗った状態では肌が休まりません。
コラーゲン不足が続くと、次の年齢肌トラブルが起こります。
- シワ
- たるみ
- 毛穴
- 頬のこけ
シワやたるみによって、目のくまやほうれい線、頬のこけが気になるようになります。
年齢が若ければすぐにはエイジングサインは出ませんが、早くお肌の曲がり角を感じるかもしれません。
美肌を保つためにも、日焼け止めは落としてから良質な睡眠を心がけましょう!
寝る前に日焼け止めを落とさなかった対処法
寝る前に日焼け止めを落とさなかったら、肌のトラブルを招きます。
ただ、お化粧と同じで「疲れていてそのまま眠ってしまった…」と後悔する人もいるでしょう。
対処法は次のとおりです。
それぞれをまとめます。
①:すぐに日焼け止めを落として保湿する
日焼け止めを塗ったまま寝てしまったら、まずは日焼け止めを落として保湿をしましょう。
朝起きて身支度をして外出する場合でも、前日の日焼け止めを塗ったままの状態ではよくありません。
一旦すべてオフして、少しでも肌にうるおいと休みを与えてから、再び日焼け止めやメイクを使う方がよいです。
「しまった…!」と思ったら、すぐに日焼け止めを落としてくださいね。
②:ビタミンやたんぱく質を含む食事を摂る
寝る前に日焼け止めを落とし忘れたら、肌荒れやトラブルが心配です。
栄養バランスが取れた食事が大切ですが、特に次の3つの栄養素を意識しましょう。
- ビタミンA:肌や粘膜を正常に保つ
- ビタミンC:保湿やアンチエイジングに
- タンパク質:健康的な肌へ
ビタミンAはニンジンやほうれん草、ビタミンCはいちごやブロッコリー、タンパク質は魚や肉です。
ビタミンCは特に不足しがちなので、マイシービタミンCなどのサプリで補うのもよいでしょう。
③:良質な睡眠を心がける
日焼け止めを塗ったまま寝てしまった日の翌日は、特に良質な睡眠を心がけましょう。
- 0時まで(できれば22時まで)に眠る
- 熟睡できるよう寝る前にスマホは使わない
- 寝室は暗くする
お肌のゴールデンタイムを十分に受けられるよう、早めにぐっすり眠りましょう。
コラーゲンが生成されて、新しい肌の細胞を作り出してくれますよ。
日焼け止めを塗ったまま寝るとどうなるのかまとめ
日焼け止めを塗ったまま寝るとどうなるのかまとめました。
- 日焼け止めを塗ったままでは肌が休まらない
- 肌トラブルが起こりやすくなるのでクレンジングで落としてから寝る
- 落とさず寝てしまった場合は、すぐに落として食事や睡眠に気を使ってリカバリー
日焼け止めはお化粧と違って肌の負担が少ないと思われがちですが、乾燥や毛穴をふさぐ点は同じです。
肌トラブルに繋がらないよう、きちんと落としてから眠って美肌を維持しましょう!