この記事では、仕事をやめて専業主婦になるのは幸せなのかまとめます。
結婚や転居、出産で環境が変わったり、仕事が負担で「専業主婦になりたい、疲れた」と思う人も少なくありません。
実際に専業主婦をしている100人に、専業主婦は幸せなのか聞いてみました。
専業主婦になりたいのは疲れたから?
そもそも専業主婦の女性は、仕事に疲れたから専業主婦になったのでしょうか?
アンケート調査をしました。
アンケート期間:2023年5月12~13日
対象者:20~49歳の専業主婦
回答数:100人
結果は次のとおりです。
専業主婦をしている人は、出産や病気で専業主婦になった人が多かったです。
妊娠・出産で仕事を辞めざるを得ない状態だったり、体調やメンタルの不調で退職しているのが理由です。
次いで、自分が希望して専業主婦になっている人でした。
パートナーに専業主婦になってほしいと言われた人は少数派で、「専業主婦になりたい」と思ってなった人の方が多いことが分かります。
仕事を辞めて専業主婦は幸せなの?
仕事をやめて専業主婦になって幸せなのか、悩ましいですよね。
- 専業主婦に向き不向きはある?
- また仕事をしたくなることはある?
2点を確認しておきましょう!
①:専業主婦に向き不向きはある?
100人の専業主婦のうち、「とても合っている」と答えた人は、全体の17%でした。
合っていると合わせると52%の人が専業主婦に向いていると感じています。
一方で、残りの約半数はそうではないという回答です。
社会に揉まれない専業主婦は幸せなイメージを持たれがちですが、不向きと感じている人も多いことが分かります。
②:また仕事をしたくなることはある?
仕事を辞めて専業主婦は最初は幸せでも、だんだん働きたいと思う人が出てきます。
働きたいと思うことが「ある」「少しある」と答えた人は全体の81%です。
「疲れた」「働きたくない」と思って仕事を辞めて専業主婦になると、社会復帰は簡単ではありません。
もう少し我慢して仕事を続けるか、辞めるかは慎重に選択しましょう。
専業主婦になりたいメリット
専業主婦になりたいと思うメリットを見ていきましょう!
それぞれを詳しく見ていきましょう。
①:仕事の人間関係や気疲れがない
そもそも働く事に向いていなかったので、人間関係や仕事のスキルの無さから開放されて、専業主婦というのは私には合っている。(子供小学生)
働くことへのストレスがないから余裕ができる。(子供0~2歳)
働くことは好きだがあくまでパート程度で、ストレスを感じやすいので正社員は向いていないと思っています。家事自体は好きなので専業主婦自体は苦でもないしどちらかというと向いている。(子供なし)
以前は正社員として勤務していましたが、ストレスも多く体調を崩すこともありました。専業主婦は自分のペースで家事などを行えて良いと思います。(子供3~6歳)
専業主婦になりたいと考える女性は、「仕事に疲れた」「働きたくない」という理由が多いです。
仕事をしながら家事をしたり子育てをすると、体調面やメンタル面がしんどいと感じることがあります。
社会の荒波に揉まれず、自分のペースで家事をしたい人は専業主婦になりたいと考えています。
②:子供と過ごす時間を増やせる
子供の成長を見逃さずに見られるし、家族中心に考えて動ける。(子供0~2歳)
小学生の子供たちが帰ってきた後、宿題をみてあげたり、一緒に遊んだりすることができる。(子供小学生)
子どもと向き合う時間をたくさん作れるのはとてもいいことだと思います。複数のことを同時にするのが苦手なので、自分の負担もちょうどいいと思います。(子供3~6歳)
子供と一緒にいられる時間がすごく好きです。下の子と毎日ずっと一緒にいられるのも幼稚園に入る前のあと一年間だけなので、大切にしたいと思っています。(子供3~6歳)
子持ちで専業主婦になりたい人の中には、子供との時間を大切にしたいとの声もありました。
子供が小さい間はできるだけ一緒にいてあげたいと考える人や、宿題や習い事のサポートをしやすいと考えている人もいます。
③:自分の自由な時間を持てる
今は育児と家事を優先したく、さらには自分の時間も必ず確保したいから働きには出られません。(子供小学生)
家のことに専念できて自分の時間を持てる。(子供0~2歳)
自分の時間がある程度取れることはとてもメリットだと思う。(子供小学生)
時間を自由に使えるので自分の趣味などに打ち込めます。(子供なし)
専業主婦になりたい理由には、自分の自由な時間を持つこともあります。
仕事・家事・育児に追われていると、なかなか趣味やリラックスの時間が持てません。
専業主婦なら、自分の時間もある程度できます。
専業主婦になりたいけれどお金がないとデメリットも
専業主婦になりたいと思ったときに、デメリットも確認しておきましょう。
それぞれをまとめます。
①:貯金や生活費に不安がある
お金が稼げないので節約生活にうんざりしてしまいます。(子供0~2歳)
自分自身の資産が減る一方で、将来の資金や子供の教育費に不安を感じる。(子供3~6歳)
お金が入ってこないので夫だけの収入で大変です。(子供3~6歳)
専業主婦になりたいと思ったときの一番のデメリットは、貯金や生活費の不安です。
パートナーの収入によってはお金の不安がない家庭もありますが、多くの家庭は専業主婦だと節約生活になります。
毎月の収支がギリギリで子供の教育費やマイホームへの貯金ができない悩みもあるでしょう。
②:自由に使えるお金がない
お金を稼げないので好きなものをあまり買えない。(子供小学生)
収入がほとんどないので、趣味や交際費にお金をかけられない。(子供なし)
自由に使えるお金も息抜きで出掛ける時間もまったくないのでストレスが溜まっていきます。(子供小学生)
専業主婦の中にはおこづかいをもらっている人もいますが、多くは自由に使えるお金は少ないです。
「私は専業主婦だから…」と趣味や交際費にお金をかけられないことはデメリットです。
③:社会からの孤立感がある
社会との繋がりがなくなっていく感じがするのと自分でお金を稼がないと自己肯定感が下がっていく感じがします。(子供なし)
社会から孤立しているのが寂しく感じる。(子供小学生)
社会から取り残されている感じがどうしてもしてしまいす。(子供0~2歳)
社会のストレスを感じないように専業主婦になりたいと思っても、いざ専業主婦になると社会からの孤立感を感じがちです。
「フルタイムワーママはすごい…」と友達と比べて寂しくなることもあるでしょう。
④:家に籠っていて刺激が少ない
毎日が同じ繰り返しで、刺激が少ないと感じる。(子供3~6歳)
主人以外の大人と話さずに一日を終えることがあるのが、寂しいというか語彙力などの低下を危惧する時はあります。(子供0~2歳)
外に息抜きにもあまり行けないしリフレッシュしにくい。(子供3~6歳)
専業主婦は刺激が少ないのがメリットであり、デメリットでもあります。
「専業主婦が出歩くのも良くない」と考えている人もいて、リフレッシュできずにストレスを溜めている人もいます。
専業主婦が暇すぎると感じることもあるでしょう。
⑤:家事や育児が向いていないと苦痛
私は家事スキルがあまりないので主婦という分類に合っているとは言えないと感じています。(子供0~2歳)
元々仕事が好きで、家事をして旦那を支えることにやりがいを見出せない。(子供なし)
働いて動く事が好きなので、専業主婦は性に合いません。(子供0~2歳)
仕事を辞めて専業主婦になった人の中には、家事が向いていないと苦痛な人もいます。
専業主婦ならワンオペ育児は当たり前と考える人もいて、家事と育児が負担になる場合もあるでしょう。
妊娠出産で専業主婦になっても、もう一度働きたいと考えている人も多いです。
専業主婦になりたい人とメリットデメリットについてまとめ
専業主婦になりたい人とメリットデメリットについてまとめました。
- 専業主婦には向き不向きがある
- 専業主婦になりたいと思ってなってもまた仕事をしたくなる人も多い
- 専業主婦になるには経済的な余裕も必要
「仕事に疲れた」「働きたくない」と専業主婦に憧れる女性は多いです。
経済的なデメリットや刺激の少なさもあるので、本当に自分に向いているのかを考えてから一歩を踏み出しましょう!
少しでもお小遣いを稼ぎたいなら、クラウドワークスなどのクラウドソーシングで簡単な仕事を在宅でやってみるのもおすすめです。
在宅で月10万円を目指すなら在宅コールセンターのコールシェアもおすすめです。
通勤時間がなくなるので、家事や育児との両立がしやすいですよ。