赤ちゃんの体重が思うように増えなかったり、平均より小さめだと少し心配になりますよね。
月齢によってその原因と対策は変わってくるので、毎月のように赤ちゃん相談や栄養相談に通っていました。


赤ちゃんの体重が思うように増えなくて悩んでいるママにおすすめの記事です。
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新生児・生後1ヶ月で体重が増えない理由:授乳が軌道に乗っていない

新生児~生後1ヶ月で体重が増えない理由は、授乳が軌道に乗っていないことが挙げられます。
出生体重は平均以上だった息子
息子は予定日より1週間早く産まれてきましたが、3040gと平均より少し大きめ。
私は最初から母乳の出が良くて、問題なく授乳ができていました。
この頃の赤ちゃんは満腹中枢ができていないため、母乳やミルクに関係なく、授乳が上手くいくと順調に大きくなることが多いです。
息子も例に漏れず、生後1ヶ月で4280gに。1日40g近く増えていたので平均以上です。
この頃までは成長曲線の真ん中より上の位置にいました。
新生児~生後1ヶ月の体重増加のポイント
赤ちゃんが産まれてすぐの授乳は上手くできているのか、飲めているのかも分かりづらいもの。
1ヶ月健診で体重の増えが悪いと指摘された場合は、母乳とミルクの割合や授乳法を見直してみましょう。
赤ちゃんもまだ授乳に慣れていない時期なので、少しずつ上達するのを見守ることも大切です。
また、この頃の赤ちゃんは体力がなく授乳中に眠ってしまうこともあるので、足の裏をこしょこしょするなどして途中で終了しないようにするのもいいですね。
- 授乳が順調か否かが体重増加にも影響
- 母乳の出が良くないと感じればミルクを足す
- 授乳中に寝てしまう赤ちゃんは足の裏をこしょこしょ
生後2ヶ月3ヶ月4ヶ月で体重が増えない理由:満腹中枢ができて飲みが悪くなる

生後2ヶ月・3ヶ月・4ヶ月で体重が増えない理由は、満腹中枢ができておっぱいやミルクの飲みが悪くなることが挙げられます。
突然おっぱい飲みが悪くなった息子
生後2ヶ月を過ぎた頃から、息子のおっぱい飲みが悪くなってきました。
飲まないことはないのですが、5分ほどで切り上げてしまうことが多く、それ以上は嫌がるように。
それまで平均以上だった体重が、生後2ヶ月では成長曲線ど真ん中の5000g。
生後3ヶ月で産まれたときの体重の2倍(息子の場合6080g)が目安ですが、5700gと増えがイマイチ。
その後も少しずつ平均から離されていき、生後4ヶ月のときにようやく2倍の6100g。成長曲線で見ると下から3割の位置になりました。
生後2~4ヶ月の体重増加のポイント
4ヶ月健診で相談したところ、哺乳量は赤ちゃんの個人差が大きいと言われました。
満腹中枢ができるため、そんなに飲まなくてもお腹いっぱいと感じる子は体重の増えが鈍くなります。
母乳育児のママは、助産師さんに母乳の出をチェックしてもらい、足りないようであればミルクを足しましょう。
また、生後2ヶ月以降の赤ちゃんは手足をバタバタさせたり、うつぶせ寝や寝返りを始めます。よく動く子はその分体重が増えにくい傾向にあります。
平均以下でも体重が増えていて、うんちをして元気ならば問題ないとのこと。(とは言っても大きくなって欲しいです)
子育て支援センターにベビースケールが置いてあったので、そこで定期的に体重を量っていました。
- 満腹中枢ができるため赤ちゃんの哺乳量に個人差ができる
- 母乳の出が良くないと感じればミルクを足す
- カロリーを消費が大きいよく動く赤ちゃんは体重が増えにくい
- 体重が減らずに元気ならば問題なし
生後5ヶ月6ヶ月で体重が増えない理由:離乳食が軌道に乗っていない

生後5ヶ月6ヶ月で体重が増えない理由は、離乳食が軌道に乗っていないことが挙げられます。
離乳食で体重増加を狙う息子
生後5ヶ月の時点で息子の体重は6400g。
1ヶ月の増加量が300gのため、1日あたりは10gと平均の半分のスピードで増量。
離乳食を始めて体重が増えることを祈ります。
最初は順調に食べてくれましたが、その分授乳が減っている気が。やはり息子は満腹を感じやすいのかも。
生後5ヶ月終わりにズリバイを始めて運動量が増えたこともあり、6600gと安定の増えの悪さでした。
生後5~6ヶ月の体重増加のポイント
4ヶ月健診のときに、離乳食を始めて固形物を与えると体重が増えやすいとの情報をキャッチ。
体重増加に悩むママは、離乳食を生後5ヶ月になると早めに開始するのがおすすめです。
簡単に作れる10倍粥の作り方はこちらの記事で紹介しています。
授乳量は今まで通りでOKですが、離乳食の分飲みが悪くなる息子の例もあるので、あまり悩みすぎずにいきましょう。
- 固形物を与えると体重が増えやすい
- 離乳食は生後5ヶ月からスタート
- 授乳量は今までと同じでOK
- 運動量が多い赤ちゃんは体重が増えづらい
生後7ヶ月8ヶ月で体重が増えない理由:病気や離乳食スランプ

生後7ヶ月8ヶ月で体重が増えない理由は、病気や離乳食スランプが挙げられます。
体調不良でさらに体重が増えない息子
生後6ヶ月を過ぎると病気になりやすくなるということを、都市伝説ではないと証明した息子。
鼻風邪や発熱により、メルシーポットのお世話になること多数でした。
病気になると離乳食も授乳も減少し、生後7ヶ月で6850g。
生後8ヶ月を前にようやく7000gを超えました!生後4ヶ月で6000g台になって以来、7000gの壁が遠かったです。
このあたりで成長曲線の下限ギリギリです。栄養相談にも毎月通います。
生後7~8ヶ月の体重増加のポイント
授乳回数が多い場合は、離乳食を食べる量に影響することも。
赤ちゃんの機嫌が悪いとおっぱいで解決しているママは、授乳リズムを作るようにしましょう。
また、病気や離乳食スランプになると体重が減ることも。
離乳食の対策は難しいですが、硬さや味付けに変化を付けて試してみましょう。
体重が増えないのに食べてくれないと本当に思い悩みますが、めげずに頑張りましょう!
- 授乳回数が多い場合は減らすことを考える
- 病気になると一時的に体重が減ることも
- 離乳食スランプを打破する作戦を立てる
生後9ヶ月10ヶ月で体重が増えない理由:離乳食の食いつきが悪い

生後9ヶ月10ヶ月で体重が増えない理由は、離乳食の食いつきが悪いことが挙げられます。
手づかみ食べブームの息子
あまり食べ物への意欲がなく、スプーンをかじることが好きだった息子に転機が。
突然、手づかみ食べブームがやってきました。ご飯を自分でつかむことが楽しいようで、食べる量が増加!
息子が寝たあとにおやきを焼きまくっていたのは良い思い出です。
その甲斐もあってか、生後10ヶ月の検診では7850gに!
今まで低空飛行だった成長曲線の角度が一気に上向きました。
生後9~10ヶ月の体重増加のポイント
離乳食はいくらママが頑張っても赤ちゃん次第なところがありますが、メニューを工夫するなどチャレンジしてみましょう。
夜間断乳をすると日中に離乳食をたくさん食べるのでは?っと思い相談しました。
食に対する興味が薄い子は日中の量が変わらず、結果としてエネルギーが減る場合もあるようです。
また、赤ちゃんによって座って遊ぶのが好きな子と、動き回るのが好きな子に分かれるので、運動量が多いと体重は増えづらい傾向にあります。
- 離乳食の調子が体重増加に影響する
- 夜間断乳は慎重に
- 運動量が多い赤ちゃんは体重が増えづらい
生後11ヶ月・1歳で体重が増えない理由:体質も大きく関係する

生後11ヶ月・1歳で体重が増えない理由には、体質も大きく関係します。
成長曲線内に踏みとどまった息子
食べムラはあるものの、離乳食の調子が比較的良い時期が続きました。
同じ月齢の目安量より10%ほど多く食べていたため、1歳ちょうどで8520gに。
なんとか1年間、成長曲線の範囲内で推移することができました。
生後11ヶ月~1歳の体重増加のポイント
栄養相談で繰り返し言われたのが、食べる量や体重増加は個人差が大きいということ。
極端に増えが悪い場合は別ですが、体重が減っていなくて元気であれば見守ることも大切とのことでした。
ママ自身では判断が難しい部分もあるかと思うので、栄養士や病院に相談してみるのがおすすめです。
- 食べる量や体重増加は個人差が大きい
- 体重が減っていなくて元気であれば見守る
体重が増えにくいのも赤ちゃんの個性
赤ちゃんによって食べる子・食べない子、食べても体重が増えない子など、体質による個人差もあります。
我が家は、早生まれ・男の子・パパママが小柄。
少しでも大きくなってほしい三拍子が揃っていたので、いろいろチャレンジしてきました。
ママの頑張りだけではどうにもならないことも多いですが、取り入れられるポイントを試しつつ、成長を見守りたいものですね。
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