この記事では、陣痛を起こすためにジャンプしてよいのかまとめます。
多少のジャンプは胎児に直接的な影響はないと言われていますが、臨月は妊婦さんが転倒する危険が大きいので避けた方が良いです。
早く生みたいなら運動は大切ですが、ウォーキングやスクワットなど骨盤を広げる動きが効果的ですよ。
陣痛を起こすためにジャンプするのは危険
早く生みたいときに、ジャンプをすれば赤ちゃんが下がって陣痛が起こりそうな気がしますよね。
確かに陣痛を起こすために、臨月は適度な運動が推奨されています。
ただ「適度」がポイントであって、ジャンプは危険が伴うので避けた方が無難です。
- 転倒する
- 怪我をする
- 破水する
妊婦さんがジャンプをすると、これらの危険があります。
お腹が大きいので着地のときにバランスが取れず、転倒したり、怪我をすることが考えられます。
地面に手をついたときに痛めてしまったのでは、せっかく生まれてきた赤ちゃんを抱っこするのにも支障が出ます。
また、ジャンプでお腹に圧が掛かって破水する場合もあるでしょう。
破水して陣痛に繋がればOK!という考え方もあるかもしれませんが、破水しても24時間以上も陣痛がこず、陣痛促進剤を入れることもあります。
いずれにせよ、早く生みたいからといって、無理にジャンプして陣痛を起こすのは危険があると言えます。
陣痛を起こすならジャンプよりウォーキングやスクワット
陣痛を起こすなら、ジャンプよりウォーキングやスクワットがおすすめです。
安全な運動であるのと同時に、骨盤を開く動きが加わるからです。
ジャンプすると引力で赤ちゃんが下がりそうですが、赤ちゃんの頭が押しても子宮口が閉じていれば出てこれません。
転倒に気を付けて、壁などを支えにしながらゆっくりスクワットをしましょう。
無理のない範囲で続ければ、陣痛を促す効果が期待できますよ!
早く生みたいときにできることは運動以外にもある
早く生みたいときにできることは運動以外にもあります。
今日にでも陣痛がきてほしいと思ったら、試してみましょう!
①:ツボ押し
安産や陣痛促進の効果があるツボは三陰交です。
くるぶしから指4本分上の位置の内側にあるツボを押したり、温めてあげると良いと言われています。
押してすぐ陣痛がくるわけではないですが、簡単にできるので試してみましょう。
②:乳頭マッサージ
早く生みたいと思ったら、乳頭マッサージをしましょう。
乳頭マッサージには陣痛を促す作用があり、母乳の出をスムーズにする効果もあります。
新生児期は母乳が出てるか分からないと悩むママも多いので、妊娠中から対策をしておくのもいいですね。
③:内診グリグリ
早く生みたいと思っているときに検診がきたら、内診グリグリをしてもらうよう相談するのもおすすめです。
内診グリグリは卵膜剝離のことで、陣痛を起こすために行われる医療行為です。
卵膜を指で剥がすので内診グリグリは痛いと感じる人が大半ですが、陣痛が起こりやすくなる効果あります。
内診グリグリから陣痛までの確率を調査したところ、当日~翌日に陣痛がきた人は38%だったので、今日陣痛がきてほしいならお願いしてみるのもよいでしょう。
④:陣痛ジンクスの食べ物
早く生みたいなら、陣痛ジンクスの食べ物を試すのも一つです。
ジンクスなので医学的根拠がないものも多いですが、次の食べ物が陣痛がくると言われています。
- オロナミンC
- 焼肉
- パイナップル
- ピザ
- カレー
今日の献立に迷ったら、焼き肉やカレーにしてみるのも良いですね。
⑤:ラズベリーリーフティー
ラズベリーリーフティーは出産が早まると言われているお茶です。
正確には、分娩時間が短くなるのですが、子宮収縮作用の効果もあります。
分娩時間が10分短くなる安産のお茶なので、ラズベリーリーフティーを飲んでお産に備えましょう!
陣痛を起こすためにジャンプはありなのかまとめ
陣痛を起こすためにジャンプはありなのかまとめました。
- 臨月にジャンプをすると転倒や怪我の危険がある
- 早く生みたいなら骨盤が開くスクワットがおすすめ
- 他にもツボ押しや陣痛ジンクスを試す人もいる
早く生みたいと思ってもジャンプは少し強引な方法です。
安全にできる方法で赤ちゃんが早く生まれてくることを願いましょう!