この記事では、年子はいつから子作りが必要かまとめます。
年子を産むには産後何ヶ月で妊娠すればいいのか、計算がややこしいですよね。
年子はありえないと言われることもあるものの、一気に子育てを終えられるのがメリットなので目指している人も多いですよ。
2人目の子づくりはいつからか計算してみましょう!
年子はいつから子づくりをスタートできる?
年子の子づくりは、母体の回復や生理の再開などの条件が整ってからスタートするのが望ましいです。
年子の子づくりをスタートできる母体の回復
年子の子づくりを始めるには、母体の回復が必要です。
1ヶ月検診で子宮や悪露の状態をチェックしてもらうまでは、基本的に性交渉は禁止です。
健診で医師からOKが出たら、子づくりがスタートできます。
ただ、母体や子宮の回復を考えると産後すぐの妊娠は早産のリスクがあり、おすすめはされていません。
特に帝王切開の場合には、傷口が開かないために「妊娠の間隔は出産から1年あけてください」と言われる場合もあります。
赤ちゃんのお世話にも慣れず、体もフラフラの状態で妊娠するのは、母子ともにリスクになるでしょう。
出産前の体に戻るまでの期間を産褥期と呼び、一般的に8週間と言われています。
少なくともこの期間を過ぎてから、年子の子作りを始めるのがおすすめです。
生理が再開しないと年子を妊娠できない?
一般的には、生理が再開して2人目を妊娠するイメージですが、なかには再開前に妊娠する人もいます。
母乳をあげていると生理はきにくいですが、先に排卵が行われる場合があり、妊娠の可能性はあります。
生理を再開させるために母乳育児を諦めなくても、妊娠している人はいます。
ただ、母乳育児は子宮収縮につながるので、妊娠後は母乳をやめるように指示される場合もあるでしょう。
母乳へのこだわりによっては、年子の子づくりのスタートを見直した方がいいかもしれません。
生理がきて妊娠できるよう、計画的に夜間断乳をする人もいます。
年子はいつから子作りか計算
年子はいつから子作りが必要か計算してみましょう。
そもそも年子の定義にはいろいろな解釈があるので、その点も踏まえて解説します。
年子は1歳差?1学年差?
年子の定義は「同じ母親から生まれた一つ違いの子供」です。
この「一つ違い」の概念が、次の3つで解釈されます。
- ほぼ1歳差(12ヶ月違い)
- 1学年差
- 1歳11ヶ月まで
ほぼ1歳差で出産するのは、ありえないことはないものの、かなり稀です。
また、1歳11ヶ月違いで学年が2つ違うと「2歳差」と言われることが多いでしょう。
この記事では、学年が1つ違いの「1学年差」の年子を中心に、いつから子作りが必要かを詳しく解説します。
年子はいつから子作り?
2人目の子づくりで年子(1学年差)を狙うには、何月に出産したいか考えるのが分かりやすいです。
ジャスト1歳差を希望なら1人目と同じ誕生月、1学年差を希望は該当学年の3月までになります。
具体的に、希望の生まれ月にするには、いつ受胎(子作り)をすればいいのかは次のとおりです。
出産予定月 | 受胎月 |
---|---|
4月生まれ | 7月下旬~8月上旬に受胎 |
5月生まれ | 8月下旬~9月上旬に受胎 |
6月生まれ | 9月下旬~10月上旬に受胎 |
7月生まれ | 10月下旬~11月上旬に受胎 |
8月生まれ | 11月下旬~12月上旬に受胎 |
9月生まれ | 12月下旬~1月上旬に受胎 |
10月生まれ | 1月下旬~2月上旬に受胎 |
11月生まれ | 2月下旬~3月上旬に受胎 |
12月生まれ | 3月下旬~4月上旬に受胎 |
1月生まれ | 4月下旬~5月上旬に受胎 |
2月生まれ | 5月下旬~6月上旬に受胎 |
3月生まれ | 6月下旬~7月上旬に受胎 |
妊娠期間がトツキトオカ(40週0日)の場合は、日数になおすと262日です。
1ヶ月を30日とすると、受胎(子作り)の日から8ヶ月と22日で出産予定日を迎えることになります。
1学年差にギリギリ滑り込むには3月生まれなので、7月上旬までの子づくりが必要です。
ただし、出産予定日はあくまで予定で、出産のタイミングや排卵日の規則性は個人差があります。
二人目が予定日より早く生まれる確率を100人にアンケートしたところ、73%の人が予定日より早く産まれていました。
一方で、27%の人は予定日を超過しているので、必ずしも二人目は早いとは言えません。
必ず受胎のタイミングで生まれ月が確定するわけではないと覚えてきましょう。
正期産は37週0日~41週6日なのでズレる可能性は十分にあります。
1学年差の年子にこだわるなら、予定日超過も見越して6月中には受胎したいですね。
年子を産むには産後何ヶ月で子づくりすればいい?
年子を産むには産後何ヶ月で子づくりすればよいのでしょうか?
ジャスト1歳差の年子は産後3~4ヶ月
ちょうど1歳差(12ヶ月違い)の年子を産むには、産後3~4ヶ月での妊娠が必要です。
産後すぐに妊娠するイメージになりますね。
産後6ヶ月で妊娠した場合は、1歳2ヶ月違いぐらいになるので、このあたりまでは1歳違いと言えそうです。
ただ、産後すぐに妊娠することは母体にもリスクがあります。
一部の人からは「年子はありえない」と無計画に思われてしまうこともあるでしょう。
1学年差の年子は上の子の生まれ月による
1学年差の年子は、産後何ヶ月かは上の子の生まれ月によって変わります。
学年で区切る場合は、出産した翌年度の7月上旬がリミットです。
上の子が4・5・6月生まれなら産後12ヶ月頃まで余裕があります。
一方で、1・2・3月の早生まれなら、産後3~6ヶ月での子作りが必要で1学年差の年子はハードルが高めです。
年子は最短何ヶ月離れになる?
年子は最短で何ヶ月離れになるのか計算してみましょう。
例えば、上の子を4月2日に出産したとします。
産褥期の8週間後から子作りを始めて、すぐに妊娠した場合で解説します。
4月2日 | 第一子出産 |
5月28日 | 子づくりスタート |
5月29日 | 受胎(2週0日) |
6月26日 | 妊娠発覚(3週0日) |
1月19日 | 正期産(37週0日) |
2月9日 | 出産予定日(40週0日) |
2人目が出産予定日に産まれたら10ヶ月差になります。
早産で生まれた場合、年子は最短9ヶ月離れもありえます。
ここで気を付けたいのが、第一子が4・5・6月生まれの場合、1学年差の年子ではなく、同学年になる可能性があります。
年子狙いでも「兄弟で同じ学年は恥ずかしい」と考える夫婦も多いので、上の子が4月生まれの場合は、生後5ヶ月ごろまでは避妊も検討しましょう。
年子はいつから子作りをするかまとめ
年子はいつから子作りをするかまとめました。
- ちょうど1歳差の年子は産後3~4ヶ月で子づくり
- 1学年差のリミットは7月上旬の受胎
- 年子の最短は9ヶ月離れで同学年になることも
年子の子づくりは、上の子のお世話やリミットもあってスケジュールがタイトになるケースが多いです。
1回1回を大切にするために、妊活ゼリーのエッグサポートを取り入れるのもおすすめです。