この記事では、A型ベビーカーをずっと使うのはアリかまとめます。
私は2歳差の2児を育てて、アップリカのラクーナ(現在はラクーナクッションにリニューアル)のみで通算4年間を過ごしました。
B型ベビーカーを買わなかったデメリットも多少はあるものの、平日は徒歩移動が中心の我が家はA型ベビーカーをずっと使って満足でしたよ!
軽量かつ高機能なラクーナ
A型ベビーカーをずっと使うメリット
A型ベビーカーをずっと使うメリットは次の5つです。
順番に見ていきましょう!
①:2台買うより金銭的な負担が少ない
タイプ | 対象年齢 |
---|---|
A型ベビーカー | 生後1ヶ月~3歳頃 |
B型ベビーカー | 生後7ヶ月~3歳頃 |
A型ベビーカーをずっと使うメリットは、2台買うより安いことです。
A型ベビーカーは、対面と背面に切り替えられるAB型が主流で、1台で生後1ヶ月から3歳ごろまで使えます。
生後7ヶ月になってもB型に移行せず、A型ベビーカーをずっと使う選択もできます。
B型ベビーカーは腰がすわった生後7ヶ月ごろからしか使えないので、A型からB型に買い替えると2台分の費用が必要です。
生後7ヶ月までベビーカーを我慢できないけれど、2台買うのはキツイなら、A型の中でも軽量で背面にもできるAB型がおすすめです。
②:1台のみの保管スペースでOK
A型ベビーカーをずっと使うメリットには、保管スペースの問題もあります。
我が家がB型ベビーカーを買わなかったのは、置き場所の確保が難しかったからです。
マンションで玄関が狭かったため、ベビーカーをたたんでも2台置くとスムーズに通れません。
上の子がA型を使わなくなっても、下の子に残しておきたかったので処分もできない…。
それならA型ベビーカーをずっと使うことにして、そのまま下の子に譲るのが良いとの結論に至りました。
③:背もたれをリクライニングして寝かせられる
タイプ | リクライニング |
---|---|
A型ベビーカー | 深く倒せる |
B型ベビーカー | 浅いor倒せない |
A型ベビーカーをずっと使うメリットは、背もたれのリクライニングの角度もあります。
B型ベビーカーが背もたれを倒せる角度が浅い、または倒せないのに対して、A型は150度以上に深く倒せます。
生後7ヶ月以降も、赤ちゃんがベビーカーでお出かけ中に寝てしまうことはあります。
そのときに、リクライニングが倒せるA型は、B型よりも寝心地が良いものが多いです。
生後7ヶ月になったらすぐにB型に切り替えるより、A型をずっと使う選択肢もありです。
④:走行性が安定していて揺れに強い
A型とB型を比較すると、A型ベビーカーの方が走行性が安定しているのもずっと使うメリットです。
A型ベビーカーは生後1ヶ月から使えるので、赤ちゃんに揺れが伝わりにくい設計になっているのが一般的です。
商品のグレードにもよりますが、アスファルトやでこぼこ道を進むならA型の方が安定して走行できます。
押し心地と乗り心地は、A型ベビーカーがB型に勝る部分も多いです。
⑤:荷物がたくさん積める
A型ベビーカーをずっと使うメリットは、荷物がたくさん積めることです。
私は車より徒歩(ベビーカー)で買い物に行くことが多く、ベビーカーの下のバスケットに荷物を積んで運んでいました。
A型ベビーカーはB型より大きくてしっかりしているので、荷物を多く詰めるものが多いです。
徒歩圏内をベビーカーで移動することが多いなら、A型ベビーカーをずっと使うのもおすすめです。
A型ベビーカーをずっと使うデメリット
A型ベビーカーをずっと使うデメリットは次の5つです。
順番に見ていきましょう!
①:B型より値段が高い
A型ベビーカーとB型ベビーカーの値段を比べると、A型は高いです。
A型をずっと使うと決めて買っても、低月齢のときはベビーカーにほとんど乗らない子もいます。
低月齢時は抱っこ紐が中心でベビーカーを使わないなら、生後7ヶ月以降にB型ベビーカーだけを買った方が安いです。
生後半年ごろまでに、どれぐらいベビーカーを使うかをイメージして、使用頻度が少ないならそもそもAB型(A型)ベビーカーがいらないケースもあるでしょう。
②:重量が重い
A型ベビーカーをずっと使い続けるデメリットは、重量が重いことです。
例えば、自宅がエレベーターなしの2階なら、ベビーカーをたたんで片手に持ち、赤ちゃんを逆の手で抱いて階段を昇らなければいけません。
また、バスに乗る、電車のホームに階段があるなど、ベビーカーを持ち上げることが多いなら、A型ベビーカーの重さがネックになるかもしれません。
生後7ヶ月になると赤ちゃんの体重も増えてくるので、軽いB型ベビーカーの方が運ぶのに楽です。
③:車に積みにくい
A型ベビーカーはB型よりも大きいため、車に積みにくいデメリットがあります。
生後7ヶ月ごろになると、家族で少し遠くに出かける人も出てきます。
コンパクトなB型は旅先にも持っていきやすいですが、A型はかさばります。
車の大きさによっては、難なくA型ベビーカーを詰めることもあるものの、軽自動車で荷物を詰める量が少なければ出し入れが面倒です。
私は某感染症の影響で遠くに行く機会も少なく、ずっとA型を使っていましたが、ベビーカーを車に乗せることが多いならB型も検討した方が良いでしょう。
④:小回りが利きにくい
A型ベビーカーはB型に比べて、大きいものが多いです。
狭い歩道で電柱が邪魔に感じたり、スーパーなど店内が込み合っているときも通りにくいと思うことがあります。
都会では小回りが利くB型に変えたいと思うことも出てくるでしょう。
ただ、生後1ヶ月から生後7ヶ月までずっとA型ベビーカーを使っていると、大きさにも慣れてきます。
最近のAB型はコンパクトなタイプも多いので、B型とそれほど大きさに差がなくなってきています。
⑤:多用すると壊れる心配
ベビーカーの寿命は3年から5年と言われてます。
メーカーはもちろん、使用頻度によってベビーカーの持ちは変わってきます。
上の子のお下がりを下の子も使う場合、2人の子がA型を使い続けていると、途中で壊れてしまう可能性も…。
我が家は品質重視でアップリカのベビーカーを買いましたが、下の子が2歳(通算4年目)のときに車輪の1つが上手く回らなくなりました。
上の子が0~1歳まで週4ぐらいベビーカーを使って、買い物の荷物も乗せて酷使していたので、寿命を迎えてしまったのだと思います。
ベビーカーが壊れたときに下の子は2歳だったので、B型は買わないでベビーカー自体を卒業しましたが、1歳だったら結局はB型を買うことになっていたでしょう。
ベビーカーをよく使う人で、子供を2人以上考えているなら、下の子のためにA型とB型のベビーカーを良い状態で残しておいてあげるのもおすすめです。
A型ベビーカーをずっと使うなら軽量のAB型
A型ベビーカーをずっと使うなら、おすすめは次の3つです。
順番にまとめます。
①:中古ではなく新品を買う
A型ベビーカーをずっと使うなら、中古ではなく新品を買いましょう!
ベビーカーの寿命は3~5年なので、すでに使っている中古ベビーカーは1年ぐらいで壊れる可能性があります。
壊れたらB型に買い替える気持ちなら問題ないですが、下の子が産まれたらまたA型が欲しくなることも…。
新品を買って大切に使うのが、A型ベビーカーを使い続ける秘訣です。
②:軽量のAB型を選ぶ
A型ベビーカーをずっと使う人が増えていることから、軽量のAB型が主流になりつつあります。
従来のA型ベビーカーは6~8kgの商品が多かったですが、最近ではA型も4~5kg台の商品が増えています。
コンビやアップリカの商品では、軽量のAB型は次のりシリーズです。
コンビ | スゴカル |
アップリカ | ラクーナ カルーンエアー |
これらのシリーズのベビーカーは生後1ヶ月から3歳ごろまで使えて、対面にも背面にもできます。
比較的コンパクトで軽いので、A型をずっと使う人におすすめです。
③:値段を抑えるなら有名ブランドの型落ち
日本のベビーカーブランドで有名なのは、コンビやアップリカです。
値段を比較するとコンビやアップリカの半額ぐらいで買えるメーカーもありますが、A型ベビーカーをずっと使うなら品質重視がおすすめです。
とはいえ、有名ブランドの軽量A型ベビーカーは、最新モデルなら5万円以上はします。
お値段を抑えるなら、2~3年前に発売された型落ちを狙いましょう!
ベビーカーも家電と同じで、古いモデルは楽天やAmazonで安く買えます。
私はアップリカのラクーナを当時34,000円で手に入れて、4年間ずっと使い続けましたよ!
コンビ | スゴカル(走行性重視) |
アップリカ | ラクーナ(走行性重視) カルーンエアー(値段・軽さ重視) |
走行性重視ならコンビ「スゴカル」かアップリカ「ラクーナ」がおすすめです。
走行性よりも値段と軽さ重視なら、アップリカ「カルーンエアー」を選びましょう!
A型ベビーカーをずっと使うメリットとデメリットについてまとめ
A型ベビーカーをずっと使うメリットとデメリットについてまとめました。
コンビやアップリカの型落ちを狙えば、3万円台で高機能な軽量AB型ベビーカーが手に入りますよ!
コンビかアップリカ、好みのメーカーを選んで、A型ベビーカーを大切に使い続けましょう!