ひまし油を顔に塗って寝ると危険？シミが消えたor濃くなるどっち？

この記事では、ひまし油を顔に塗って寝ると危険なのかまとめます。

ひまし油は「シミが消えた」「シミが濃くなった」の2つの声があり、実際はどちらも正解です。

シミへの効果と、実際にひまし油を顔に塗って寝ている私の体験談を紹介します。

私が使っているひまし油

ひまし油を顔に塗って寝ると危険？

ひまし油は顔に塗って危険との噂がありますが、美容目的で精製されたものを正しく使えば危険はありません。

もちろん、肌に合う・合わないはあるものの、ひまし油自体は危険は成分ではないです。

詳しく見ていきましょう！

ひまし油とは？

ひまし油は、ひまというアフリカ原産の植物の種子で、このひまの種子を搾るとひまし油になります。（参考：伊藤製油）

古くから使われてきた原料で、昔は次の2つに利用されていました。

口に入れる下剤ならともかく、エンジンオイルのひまし油を顔に塗って寝るのはちょっと危険です。

工業用に精製されたひまし油は、顔や体には塗らないでくださいね。

ひまし油は美容オイルとして人気が高まっている

最近では、ひまし油はキャスターオイルと呼ばれていて、美容オイルとしても人気が高まっています。

美容用に精製されたひまし油は、顔に塗って寝ても危険はありません。

天然の植物油脂なので、肌への刺激は少ないですよ。

ただ、初めてひまし油を使うなら、パッチテストをしましょう。

どんな成分でも合う合わないはあるので、いきなり顔にたっぷり塗って寝ると、赤くなる可能性もゼロではありません。

私は敏感肌で問題なくひまし油を使えていますが、稀に合わない人がいることは理解しておきましょう。

ひまし油はシミが消えた？濃くなる？

ひまし油は使い方によって、シミが消える場合も濃くなる場合もあります。

それぞれを見ていきましょう！

ひまし油を顔に塗って寝るとシミが薄くなる

ひまし油を顔に塗って寝ると、シミが薄くなる効果が期待できます。

理由は次の2つです。

ひまし油は保湿効果が高く、シミを作りにくい肌を目指せます。

肌の乾燥は紫外線のダメージを受けやすく、シミが濃くなりやすいため、保湿は重要です。

シミが消えるためには、レーザーなどで取る以外は、ターンオーバーで薄くするのが一般的です。

肌が生まれ変わるサイクルに合わせて、少しずつ色素沈着が薄くなるようケアしましょう。

ひまし油を塗ることで、肌のターンオーバーを促進する効果にも期待できます。

ひまし油を顔に塗って出掛けるとシミが濃くなる

ひまし油を顔に塗って出掛けると、シミが濃くなる場合があります。

これはオイルの酸化によるもので、油焼けとも言われます。

ひまし油は酸化しやすいため、顔に塗った状態で紫外線を浴びると、シミが濃くなる危険があります。

美容向けに精製された商品は、酸化しにくいものが多いですが、少しでもリスクを避けるなら、夜に塗って寝て朝は洗顔しましょう！

このように、ひまし油は夜に塗って朝に落とすのが一番シミが消えやすいと言えます。

美容用でないひまし油（食用など）は酸化しやすく油焼けでシミが濃くなる危険があるので、美容向けの商品を選んでくださいね。

ひまし油を顔に塗って寝ると翌朝しっとり

ひまし油を顔に塗って寝ると、保湿効果で翌朝は顔がしっとりうるおいます。

実際に私が使っているひまし油を紹介します。

ひまし油を顔に塗って寝るならスキンケア用

ひまし油が美容に良いと聞き、VELUSのキャスターオイルを買いました。

こちらを選んだ決め手は次の3つです。

どのひまし油が良いのか分からなかったので、コスパが良く人気で、ひまし油100%の無添加を選びました。

スキンオイルと書かれていて、美容向けに精製された商品であることが分かります。

使い方は、気になる部分に馴染ませるだけでOKです！

注意点が1つあり、「使用したお肌に日光があたって異常が現れた場合は使用中止」との記載があります。

ひまし油でシミが濃くなる理由で紹介したように、美容向け商品でも少しは油焼けのリスクはあるので、気になる人は夜のケアがおすすめです。

ひまし油のテクスチャーはトロミが強い

ひまし油を手に取ってみました。

匂いはほぼなく、ほんのり黄色味を帯びた透明です。

ひまし油は潤滑剤として使われることがあるぐらい、トロミが強いテクスチャーです。

私が使っているひしま油は、肌に使いやすく精製されているので、通常のひしま油よりは伸びが良いです。

ワンプッシュを手に広げると、べたつきを通り越して、テカテカしています。

実際に使うときには半プッシュ以下の量で十分です。

いつものスキンケアのあとで、気になる部分に薄くひまし油をなじませましょう。

ひまし油は多少べたつきますが、寝る前に顔に塗るならそれほど気になりません。

ひまし油でスキンケアをした後に化粧をするとヨレそうなので、やっぱり夜に顔に塗って寝るのが一番良さそうです。

翌朝起きると肌がかなりしっとりしていますよ！

人工的な成分が多い保湿商品より、天然由来成分でケアしたい人におすすめです。

ひまし油と重曹を混ぜて顔に塗って寝るとシミが取れる？

ひまし油と重曹を混ぜて顔に塗って寝ると、シミがポロポロ取れると噂されています。

これは嘘ではなく、実際に取れる可能性があります。

美容クリニックのほくろ消しクリームにも、ひまし油と重曹で作られたものがあるぐらいです。

ひまし油と重曹を混ぜたクリームを継続的に塗り続けると、皮膚が剥がれシミもポロッと取れるかもしれません。

「かもしれない」というのは、成分上そのような反応が起こる可能性があっても、実際にひまし油と重曹でシミを取っった事例がほぼないからです。

シミだけが取れるというより、皮膚ごと剥がれるので、リスクがあるのとアフターケアは慎重に行う必要があります。

自宅で作ったシミがポロっと取れるクリームはぶっちゃけ実験のようなもので、やってみるのはおすすめできません。

ひまし油自体は重曹を混ぜなければ危険はないです。

保湿力があり、肌のターンオーバーを促進してくれるので、私も顔に塗って寝ていますよ！

ひまし油を顔に塗って寝ると危険なのかまとめ

ひまし油を顔に塗って寝ると危険なのかまとめました。

ひまし油は顔はもちろん、かかとのケアやネイルケアにも使えます。

1本持っているとトータルでケアができるので、試してみてくださいね。