この記事では、フルタイムが子育てで後悔する理由についてまとめます。
フルタイムの共働きで仕事をしながら子育てをするのは、毎日のタイムスケジュールがきつくて疲れてしまいがちです。
保育園児は風邪をひくことも多く、小学校なら大丈夫かな?といつからフルタイムにするか悩んでいる人も多いです。
一方で、フルタイムワーママにはメリットもあるので見ていきましょう!
フルタイムの子育てが後悔する5つの理由
フルタイムの子育てが後悔する理由には5つあります。
順番に見ていきましょう。
①:子供が体調不良でも無理をさせてしまう
フルタイムで働いていると、子育てより仕事を優先させて後悔するときがあります。
子供が体調不良でも「少しくらいなら」と保育園や学校に行かせてしまう人も多いかもしれません。
- 咳や鼻水が出ていても、大事をとって休ませることができない
- あと少しで週末だからそれまで保ってくれ…と思いながら登園・登校させる
- 熱が出れば祖父母が面倒をみる
フルタイムではなく時短勤務なら、仕事が終わった後に病院を受診しやすいですし、早めに帰って家で休養させてあげる選択もできます。
無理をさせたから風邪が治りにくいと思うと、子供に申し訳なく思ってしまいます。
子供が熱を出しても休めない人は、祖父母を呼んで代わりに面倒をみてもらう家庭もあります。
「ママがいい」と言われても、心苦しく仕事に行く人もいるでしょう。
②:延長保育や学童で子供が寂しい思いをする
フルタイムで仕事をするには、子供を長時間あずける必要があります。
保育園では延長保育、学校では学童にあずけることが多くなり、子供に寂しい思いをさせてしまうデメリットも。
延長保育に仲のいいお友だちがいたり、学童で好きなマンガが読めるなど、子供にとっての楽しみがあればいいのですが、そうではないケースも多いです。
お友だちのママが早く迎えに来るのをみて、寂しい気持ちになってしまう子もいるでしょう。
「早く迎えに来て」と言われると、フルタイムワーママは辛い立場で後悔しがちです。
③:親が疲れていて子供の前でピリピリしてしまう
フルタイムの子育ては、働きながら家事も育児もすべてこなすと、自分の時間はなかなか取れません。
余裕がなくなって、パートナーや子供に対してピリピリしてしまうことも考えられます…。
親がいつもピリピリしていると、子供が人の顔色をうかがうようになってしまう可能性もあるため、家ではなるべく不機嫌な態度でいたくないですよね。
でも、疲れているとどうしても子供に対して辛く当たって後悔することもあるでしょう。
④:料理や洗濯などが手抜きや時短になりがち
フルタイムで子育てをすると、家事にまわせる時間が減って手抜きが多くなります。
- 料理は時短メニューをルーティーン
- 乾かした洗濯物はたたまずそのまま放置
生きていける程度の家事をこなすので精一杯で、散らかった部屋を見て「こんなはずでは…」と後悔する人も多いかもしれません。
⑤:習い事や家庭学習の時間をつくりにくい
子供の勉強をしっかり見る時間がなく、習い事に通わせにくいのもフルタイムで子育てをするデメリットです。
- 平日に習い事に行かせる時間がない
- 宿題をしっかり見てあげる余裕がない
習い事は休日に通えるものしか選べない、という家庭も多いですよね。
フルタイムの共働きだと「子供の面倒をしっかり見ること」がむずかしくなってしまうというのが大きな悩みでした。
フルタイムワーママや共働きので子育てをする4つのメリット
フルタイムワーママや共働きで子育てをする4つのメリットがあります。
それぞれを見ていきましょう!
①:子供の学費にお金を貯められる
フルタイムの共働きでいるメリットはなんと言っても、金銭的な余裕が生まれやすいことです!
子供の学費を貯められる大きなメリットがあります。
- 子供の進みたい学校に通わせられる
- 塾の費用を捻出できる
- 好きな習い事をさせてあげられる
金銭的な理由で、子供にガマンさせることが減らせるでしょう。
フルタイムはしんどいですが、子供が小さいうちにお金を貯めて学費の準備ができるのは大きなメリットです。
②:余暇やレジャーにお金をかけやすい
もうひとつ、フルタイムならレジャーにお金をかけやすいメリットがあります。
仕事のある日は子供に時間を割けない分、休みの日にしっかり関わりましょう!
連休中に旅行にいく、テーマパークに遊びに行くなど、ここぞというときに子供を楽しませる遊びを計画しやすいですね。
「レジャーにお金をかけるべき」とは一概にいえませんが、お金の心配やイライラが減ることは間違いありません。
ゆったりとした気持ちで休日を楽しむことができ、フルタイムと子育ての疲れをリフレッシュしやすくなります。
③:保育園や学童で子供がたくましくなる
延長保育や学童で子供にさみしい思いをさせるデメリットがある一方、子供がたくましく育つというメリットもあります!
延長保育や学童でいっしょに過ごすのは、同学年だけではありません。
年上のお兄さん・お姉さんといっしょに過ごす経験から、新しい遊びを覚えたり、時にはもめ事も経験してたくましくなれるでしょう。
フルタイムの子育ては、ママとパパだけでなく子供も成長します。
④:働く親の姿を見て子供が自立する
毎日、親が働きながら家事をこなす姿を見ていると、子供が自分で自分のことをやれるようになります。
いつも一緒にいると、つい親が手や口を出してしまいますが、適度に手が離れていると自立心がうまれます。
自分でやれるのは当たり前…と思わずに「自分で学校の準備をしてくれて、ママ助かったよ。ありがとう」など、きちんと感謝を伝えられるといいですね!
フルタイムの子育てはいつから?保育園や小学校低学年は短時間勤務を選ぶ家庭も
子育て中にいつからフルタイムで働き始めようかと迷っている人も多いですよね。
- 1歳で入園したとき
- 3歳以上児にあがったとき
- 小学校に入学したとき
- 小学校高学年にあがったとき
保育園に入園するとき、小学校に入学したときなど、フルタイムで働き始めるタイミングはさまざまです。
下の子がまだ未満児で、など家庭の事情もいろいろありますよね。
その中でも、保育園・小学校低学年の子供がいる間は短時間勤務を選ぶという家庭は多いです。
時短勤務なら仕事の調節がしやすく、入園したばかりの頃は体調不良で、小学1年生の早い帰宅時間にも対応しやすいというメリットもあります。
また、フルタイムで共働きするためには、家族で協力し合うことが大切です!
一人で全部をこなすのはしんどいので、家事の負担をどう分担するかなど、家族でよく話し合って決めてくださいね。
フルタイが子育てで後悔する理由についてまとめ
フルタイムが子育てで後悔する理由についてまとめました。
- 子供にしっかり向き合う時間がない
- 忙しさから余裕がなくなり家族に当たってしまう
- 一方で学費が貯まる・子供が自立しやすいメリットも!
フルタイムで働くのは忙しく、子供との時間がなくなってしまうのがデメリットでした。
子供が小さい期間は愛情不足になりそうで、フルタイムにしたことを後悔してしまうかもしれません。
でも、メリットにも目を向けて、家庭に合った働きかたを見つけてくださいね!