この記事では、保育園の10月入園の申し込みについてまとめます。
年度のちょうど半分である10月は、キリが良く入りやすい時期なのでは?と考えて保活をする人もいます。
会社の採用の場合には10月は4月に次いで人事異動が多い時期ですが、保育園の場合には関係がない園が多いです。
ごく稀に10月途中入園を特別に募集する自治体や保育園もあるものの、基本的には4月以外の他の月と同じと考えてよいでしょう。
「利用を開始する前月の10日まで」のような申し込みが多いので、自治体の情報をチェックして保活を始めましょう!
保育園は10月入園の申し込みが途中入園しやすい入りやすい?
保育園は10月入園の申し込みができるのか、10月から入りやすいのか考える人が多いです。
7月・8月・9月生まれで保育園の途中入園を希望する人などがいて、子供が満1歳以降に復職を考えるケースがあるからです。
詳しく見ていきましょう。
保育園は10月入園の申し込みが特別にある自治体は稀
保育園は10月入園の申し込みが特別にある自治体は稀です。
なかには、新潟県の長岡市のように10月入園の申し込みを別枠で受け付けている自治体もあります。
令和5年度途中入園対策事業として、10月1日入園の受付を行います。
長岡市
■申込期間:令和5年7月10日(月曜日)から8月4日(金曜日)
■申込方法:希望する園に電話連絡のうえ、保育の認定申請と入園申込を行ってください。
ただ、ほとんどの保育園では4月入園が一般的で、10月をふくむ他の月は途中入園扱いになります。
10月入園の申し込みができるかを、あらかじめお住まいの地域の自治体に確認しておくと安心ですね。
保育園の途中入園の申し込み方法はどの月でも同じ自治体が多い
保育園の途中入園の申し込みは、どの月でも同じ方法をとる自治体が多いです。
- 申請書/証明書を用意
- 利用開始の前月に申し込み
職場復帰なら「就労証明書」など、保育の必要性を認定する証明書を用意して、利用開始の前月に申し込みます。
申し込み期限は「前月の10日まで」「前月の15日まで」など、自治体によって異なるので注意しましょう!
申し込み期限が過ぎると希望の月に入園できなくなってしまうので、早めに確認することをおすすめします。
保育園の途中入園で入りやすい時期は?
保育園の途中入園で入りやすい時期は、空きが出るタイミングです。
5月:入園辞退で空いた枠
5月の保育園は途中入園で入りやすい月のひとつです。
- 入園辞退で空いた枠
- 4月時点で定員に空きがある
4月の一斉入所に申し込みをしたものの、転勤になったり、保育が必要なくなったりといった理由で辞退する人も一定数います。
入園を辞退した子供がいれば、空いた枠の追加募集が5月に行われます。
また、4月時点で定員に空きがあった場合にも引き続き募集されていることがあります。
10月:転勤の時期
4月に次いで10月は人事異動などで転勤が多いシーズンです。
親の転勤で退園する子供が増えることから、10月も途中入園しやすいタイミングです。
春に入園できなかった場合は、9〜10月の秋の入園を目指して活動するのもおすすめですよ。
保育園は10月入園の申し込みをして待機児童になると次の4月に有利?
保育園は10月入園の申し込みをして待機児童になると次の4月に有利になるとの噂があります。
待機児童は加点が付く自治体も
認可保育園に入園できるかどうかは、世帯の状況をポイント化した「点数」によって決まります。
点数が高いほど入園できる確率がアップ!
点数は以下のように、3種類あります。
- 基準点数:親の状況
- 調整点数:家庭環境の状況
- 優先点数:点数が同じときの順位付け
この中で加点・減点式なのは「調整点数」です。
たとえば就労中にベビーシッターを利用したら加点され、祖父母と同居していると減点されるなどです。
点数づけの基準は自治体により異なり、待機児童になると加点されて4月の入園審査で有利になる場合もあります。
役所の担当課で相談するのもおすすめ
待機児童になると点数が加点されるかは、それぞれの自治体によって異なります。
そもそも待機児童の少ない地域では、加点対象になっていない場合も多いです。
安心して途中入園の申し込みを始めるためにも、役所の担当課に相談するのもいいでしょう。
- 自分の点数を把握する
- 待機児童の加点はあるか
- 加点されるポイントを聞く
自治体で算出された点数が、自分でシミュレーションしたものより低いこともあります。
現在の点数を知っておくことで点数を上げる工夫ができるので、はじめに役所に問い合わせるのがおすすめですよ。
保育園は10月入園の申し込みについてまとめ
保育園は10月入園の申し込みについてまとめました。
- 10月入園の特別申込がある自治体は少ない
- 空きの出る5月・10月が狙い目
- 役所に相談するのもおすすめ
保育園の10月入園の申し込みを特別枠で行っている自治体は少ないです。
しかし、転勤シーズンの10月は退園する子が多く、途中入園しやすいタイミングです。
スムーズに途中入園をするためにも、早めにスケジュールを立てて保活をしていきましょう!