この記事では、新生児おむつを買いすぎた活用法についてまとめます。
新生児のおむつの使用量は1日10枚弱で、1ヶ月の消費量は250~300枚(2~3パック)ぐらいです。
新生児おむつは産まれたときの体重で、いつまで何パック使うかが大きく違ってきます。
胎児が標準的な大きさ(3000g前後)で生まれる予定なら、サイズアップは生後1ヶ月で、新生児おむつの購入は3パックをおすすめします。
新生児おむつは何パック使った?
新生児おむつは何パック使ったのかを調査すべく、先輩ママにアンケートをしました。
アンケート期間:2023年1月2日~1月4日
アンケート対象:オムツ育児をしているパパママ
アンケート数:100人
結果を見ていきましょう。
新生児おむつはいつまで使った?
全体の74%の赤ちゃんが生後1~2ヶ月まで新生児おむつを使っていたことが分かります。
月齢が上がるにつれておむつ替えの頻度は減りますが、中には生後4ヶ月に新生児おむつを使っている子もいます。
赤ちゃんの出生体重によって、新生児おむつを使う期間やSサイズおむつがいつからかは大きく変わってきますね。
新生児おむつは何パック使った?
新生児のおむつの使用量は1日10枚弱で、1ヶ月の消費量は250~300枚(2~3パック)ぐらいです。
月齢が上がるごとにおむつ替えの頻度が減るのが一般的です。
また、産後5~6日は産院のおむつを使うことを考えると、次のようになります。
新生児おむつ | 何パック |
---|---|
新生児まで | 1~2パック |
生後1ヶ月まで | 2~4パック |
生後2ヶ月まで | 4~6パック |
生後3ヶ月まで | 6~8パック |
生後4ヶ月まで | 8~9パック |
アンケートでは、生後1~2ヶ月まで新生児おむつを使った人が多かったので、2~6パックが過半数となります。
どれぐらい準備しておくと良いのか、パターン別に見ていきましょう。
新生児おむつは何パック買うべき?
新生児おむつは何パック買うべきでしょうか?
先にもお伝えしたように、いつまで使うかは赤ちゃんによって個人差が大きいです。
その理由は、赤ちゃんの出生体重の違いがあります。
母子手帳の成長曲線を見ると、出生時の体重は2000g~3500gが成長曲線の範囲内です。
新生児おむつは5kgまでが目安ですが、2000gで産まれた子と、3500gで産まれた子が5kgに達する時期は大きく違います。
出生体重における購入数は、次の目安を参考にしてみてください。
出生体重 | 何パック |
---|---|
3500g | 1パック |
3000g | 2パック |
2500g | 3パック |
2000g | 4パック |
この量を購入すれば買いすぎで余ることはほぼありません。
平均的な成長スピードなら、+1パック買っておいても大丈夫なぐらいです。
新生児おむつは出生前に買っておく人がほとんどなので、出生体重は予測することになります。
- 胎児が大きめ:1~2パック
- 胎児が標準的:2~3パック
- 胎児が小さめ:3~4パック
- 帝王切開の予定:3~4パック
産まれてくるタイミングにもよりますが、これらを目安にしましょう。
38週の時点で3000gを超えている場合は、新生児おむつと合わせて、Sサイズおむつも3パックほど買っておくと安心です。
3500gで産まれた赤ちゃんは、生後1ヶ月以内に5kgを超えてサイズアウトの可能性もあります。
胎児が標準的な3000gで生まれる予想なら、私は3パックを購入します。
新生児おむつを買いすぎたときの活用法
新生児おむつを買いすぎたときでも、活用法はたくさんあります。
私が余ったおむつを使った方法を紹介します。
それぞれを解説します。
①:大量のうんちのおむつを替えるとき
新生児おむつを買いすぎたら、うんちのおむつ替えに活用するのがおすすめです。
うんちのときのテープのおむつの替え方は、次のとおりです。
- おむつを開く
- 赤ちゃんの足を上に持ち上げてお尻を拭く
- 新しいおむつに変える
②のときにユルうんちが大量だと、拭きにくいしこぼれそうだし大変です。
大量のうんちだと、おむつを2~3枚犠牲にしてしまうことがよくあります。
余った新生児おむつがあれば、赤ちゃんのお尻を拭く前に、余りの1枚に交換してその上で拭いてあげるとスムーズです。
②:出すぎる母乳を吸わせる
新生児おむつを買いすぎて余ったら、母乳パッドやタオル代わりに活用しましょう。
産後1~2ヶ月は母乳量が安定せず、吸わせ始めは出すぎる人もいます。
母乳がピューっと出るときのために母乳パッドがありますが、シャワーのように出る場合はすぐにボトボトになります。
赤ちゃんが飲んでいる方の胸と反対に、新生児おむつを当てておくと上手く吸水できます。
③:料理の油を吸わせる
新生児おむつの余りを育児に使っても、まだ余った…という場合には、吸水性を活かして料理に使う方法もあります。
一番ぴったりなのが料理の油を吸わせることです。
- フライパンに多めの油をひいたときに吸わせる
- 揚げ油の処理の新聞紙代わりに使う
揚げ焼きをした後のフライパンに残った油は、キッチンペーパーで拭いている人が多いと思います。
おむつを裏返してミトンのように手にはめれば、たっぷり油が取れて排水溝がギトギトになりにくいです。
また、揚げ油の処理のときに牛乳パックに入れた後でおむつに給水させながら蓋をするのにも便利です。
④:掃除に使う
買いすぎた新生児おむつは、掃除に使う活用法もあります。
おすすめは次の2つです。
- シンクの水気を取る
- こぼれたミルクやお茶を拭く
晩ご飯の片付けが終わった後で、シンクの水気を拭きとっておくと水カビが発生しにくいです。
タオルで拭いて洗って干すのが環境にも良いですが、産後の大変な時期はおむつで拭いて楽しましょう!
赤ちゃんが順調に成長して新生児おむつがサイズアウトしたのは、ママやパパの頑張りが大きいです。
たんすの肥やしになるぐらいなら、掃除に使っちゃいましょう!
生後6ヶ月になっても買いすぎた新生児おむつが余っているなら、こぼれたミルクやお茶を拭くのにも使えます。
離乳食が始まってマグやコップを使うと、赤ちゃんが振ったり吐き出したりして床が汚れることが多いです。
おむつなら吸水性が良いので、掃除が楽になります。
⑤:寄付する
新生児おむつを買いすぎて余ったら、寄付をする方法もあります。
おむつの寄付先は、次の3つがあります。
- 自治体
- 保育園
- 発展途上国
お住いの自治体や近くの保育園におむつは必要ないか尋ねてみる方法があります。
保育園は生後3カ月以降で通える場合が多いので新生児おむつは使わないかもしれませんが、保健所などは活用できる場合があります。
ワールドギフトを通じて、発展途上国に寄付することもできます。
世界中で育児をするパパママにおむつを届けられるのは、心が温まりますね。
新生児おむつの使用量と買いすぎたときの活用法まとめ
新生児おむつの使用量と買いすぎたときの活用法をまとめました。
- おむつが余ったら育児や家事、寄付ができる
- 胎児が標準的な場合は2~3パック用意する
胎児が標準的な大きさであれば、まず3パック買って様子を見ましょう。
買いすぎた場合もうんちのおむつ替えなどに活用できるので、20~30枚ぐらい余っても十分に消費できますよ♪