ソイプロテインは絶対ダメな女性とは?おすすめできないデメリットを徹底解説
この記事では、ソイプロテインは絶対ダメな女性についてまとめます。
ソイプロテインは大豆イソフラボンの効果で、美容やダイエットにおすすめですが、摂りすぎは女性ホルモンに影響するデメリットがあります。
特に、イソフラボンやエクオールのサプリを飲んでいたり、妊娠中の女性はソイプロテインの飲みすぎは絶対にダメです。
適量を飲むと美容や健康に良い効果が多いので、栄養素の許容量を超えない範囲で取り入れましょう!
ソイプロテインは絶対ダメな女性とは?
ソイプロテインは絶対ダメな女性はいるのでしょうか?
知恵袋や口コミで「ソイプロテインは絶対ダメ」という書き込みを見て、「なぜ?」と不安に思った方も多いはず。
そもそもソイプロテインは大豆でできているので、大豆にアレルギーがある人は飲んではいけません!
また、大豆イソフラボンは摂りすぎると女性ホルモンに影響する可能性があります。
次に該当する人は、「ソイプロテインは絶対ダメ」ではないものの、量を調整して飲む必要があります。
- イソフラボンやエクオールのサプリを飲んでいる
- 妊娠中や妊娠計画中
それぞれを見ていきましょう。
①:イソフラボンやエクオールのサプリを飲んでいる
ソイプロテインは絶対ダメな女性に多いのは、イソフラボンやエクオール入りのサプリを飲んでいる人です。
「イソフラボン」は大豆に含まれる成分で、美肌効果やホルモンバランスを整える作用が期待できます。
そのイソフラボンが腸内細菌によって変化し、美容や健康成分をさらにパワーアップさせたのが「エクオール」です。
内閣府の食品安全員会では、大豆イソフラボンを含むサプリの使用について、次のように説明しています。
- 食事で摂取する以外にサプリメントで大豆イソフラボンを摂取しているが、大丈夫ですか。
-
特定保健用食品としての、大豆イソフラボンの安全な一日上乗せ摂取量の上限値を30mgとしております。
特定保健用食品以外の個別の「健康食品」については評価を行っておりませんが、この考え方をご参考に過剰な摂取とならないようにご注意ください。
大豆イソフラボンの摂取量は、サプリ単独の場合は1日30㎎まで、食品(大豆製品)+サプリの場合は70~75㎎を上限としています。
たとえば納豆1パックで36㎎、豆乳200mlで41㎎、木綿豆腐半分で42㎎なので、納豆と豆腐を食べたうえでサプリやソイプロテインを飲んでしまうと、過剰摂取になってしまいます!
イソフラボンやエクオールは女性に嬉しい成分が含まれているものの、摂り過ぎは生理不順や肌荒れを引き起こす原因です。
日常的にこれらのサプリを飲んでいる人は、一旦サプリを中止するか、ソイプロテインの量を控えるなど、イソフラボンの摂り過ぎに気をつけましょう。
②:妊娠中や妊娠計画中
妊娠中や妊娠計画中の女性は、ソイプロテインの飲みすぎは絶対にダメです!
ソイプロテインに含まれるイソフラボンを妊娠期に摂り過ぎると、胎児に悪影響を及ぼす可能性があると説明しています。
「妊婦及び胎児においては、動物実験において有害作用が報告されていること、大豆イソフラボンのトポイソメラーゼII阻害作用※を鑑みると、特定保健用食品として日常的な食生活に上乗せして摂取することは、推奨できない」
農林水産省
イソフラボンは普段の食事でとり入れる分には問題ありませんが、プロテインや健康食品もプラスして摂取するのは、推奨されていません。
少しでも心配な方は、妊娠中にソイプロテインを飲むのは避けた方が安心です!
出産後、育児や生活が落ち着いてきたときの楽しみにとっておきましょう♪
ソイプロテインは絶対ダメではないけれどおすすめできない人
ソイプロテインは絶対ダメではないけれど、おすすめできない人もいます。
次に該当する人は多少なりともデメリットがあるので、飲む量や体質に合わせて調整してみてください。
それではみていきましょう!
①:筋肉を付けたい
ソイプロテインは絶対にダメではありませんが、筋肉をつけたい人にはおすすめできません。
なぜなら、植物性のソイプロテインには、筋肉づくりに欠かせないアミノ酸の量が少ないからです。
またソイプロテインは体内への吸収スピードがゆっくりなため、筋トレ後に素早くたんぱく質を補給するのには向いていません。
筋力アップ目的の人は、ソイプロテインよりもホエイプロテインがおすすめです!
ソイプロテインに比べてアミノ酸が豊富で、体内への吸収スピードも早いから、効率よくたんぱく質を補給できますよ♪
②:胃腸が弱っている人
胃腸が弱っている人や体が疲れている人にも、ソイプロテインは向いていないでしょう。
ソイプロテインは腹持ちが良いのが魅力ですが、他のプロテインに比べ消化に時間がかかるデメリットも。
プロテインに含まれるたんぱく質は、体内に吸収されるときに一度アミノ酸に分解されます。
しかしソイプロテインの場合、アミノ酸の結合が多く、消化に時間がかかってしまうのです。
特に胃腸が弱っている時にたんぱく質を摂り過ぎると、腎臓や肝臓に負担がかりやすくなります。
プロテインは一旦お休みして、お粥やうどんなど消化に良いものを食べるように心がけましょう。
③:味が好みではない
ソイプロテインは絶対ダメではないもの、味が好みでない人にもおすすめしません。
ソイプロテインの場合、大豆をプロテインに加工する際、酵素の働きによって苦みやえぐみが生じる場合があります。
フレーバーで美味しさをカバーしている商品が多いですが、ノンフレーバーだと苦みや大豆っぽさが気になってしまうかもしれません。
またソイプロテインは、他のプロテインに比べて水に溶けにくい性質があります。
最近では、簡単に溶けるプロテインも増えているので、ダマや粉っぽさが苦手な人は「溶けやすさ」に注目して選んでみるのもいいですよ♪
ソイプロテインとホエイプロテインの違い
ソイプロテインとホエイプロテインの違いを簡単にまとめてみました!
比較項目 | ソイ | ホエイ |
---|---|---|
原料 | 大豆 | 牛乳 |
吸収速度 | ゆっくり | 早い |
特徴 | 腹持ちがいい | 筋力増強 |
飲むタイミング | 間食 | トレーニング前後 |
植物性たんぱく質のソイプロテインは脂質が低く、食物繊維も含まれているため腹持ちが良いのが特徴です。
ダイエットはもちろん、おやつや小腹が空いた時に飲むと、カロリーを抑えられつつ満足感もあります。
動物性たんぱく質のホエイプロテインは、体を鍛えたい人や運動後の栄養補給にぴったり!
プロテインはたんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルなども含まれているので、朝食を食べる時間がない人でも手軽に栄養が摂れます。
プロテイン選びに迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください♪
ソイプロテインがおすすめの女性
- 産後太りが気になる人
- ダイエットだけでなく美容にも良いものを摂りたい人
- 腹持ちがいいプロテインを探している人
- 乳製品アレルギーをもつ人
- 牛乳を飲むとお腹がゆるくなりやすい人
- ヴィーガンの人
イソフラボンの抗酸化作用には、肌のハリや髪のツヤなど女性の美しさをサポートしてくれる働きがあります。
ダイエットもしたいけど、無理なくキレイに痩せたいという女性には、ソイプロテインがぴったりです♪
もちろん男性が飲んでもOKですよ!
またホエイプロテインに比べて腹持ちがいいので、食欲をおさえたい人や間食をやめられない人にも向いています。
動物性たんぱく質が含まれていないソイプロテインは、牛乳を飲むとお腹がゆるくなりやすい乳糖不耐症の人や、ヴィーガンの方にもおすすめです。
ソイプロテインは絶対ダメな女性についてまとめ
ソイプロテインは絶対ダメな女性についてまとめました。
- 大豆アレルギーがある人はソイプロテインは絶対ダメ
- イソフラボンのサプリを飲んでいると過剰摂取の恐れがある
- 妊娠中や妊娠予定のある人も控えた方がベスト
- 適量であれば美容や健康に良い効果が期待できる
ソイプロテインは絶対ダメではありませんが、摂り過ぎると女性ホルモンに影響を与えるデメリットがあります。
とはいえ、美容やダイエットに良い効果が期待できるので、飲む量や、摂り過ぎに注意しながら上手に取り入れてみてください♪