この記事では、離乳食にバナナはダメな理由についてまとめます。
バナナは離乳食には甘すぎるので、味覚形成に影響があってダメとの声があります。
離乳食初期に与えるなら、ヨーグルトや野菜に混ぜるなどの工夫をすると甘さも気にならず与えやすいですよ!
離乳食にバナナはダメな2つの理由
離乳食にバナナはダメとの声があるのは、次の2つの理由です。
- 甘すぎるからダメ
- 生のバナナはダメ
どちらも離乳食初期~中期に当てはまる内容で、順番に見ていきましょう!
①:離乳食にバナナは甘すぎるからダメ
離乳食にバナナがダメと言われるのは、甘すぎるからです。
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんに、甘みが強いバナナを与えると、薄味の食材の食いつきが悪くなる可能性があります。
バナナ自体が良くないのではなく、バナナの美味しさの影響で野菜などを食べなくなっては困るからです。
もちろん赤ちゃんの味覚や好みには個人差があります。
- バナナを食べても野菜も食べる
- バナナが好きではない
- バナナも野菜も食べない
バナナを食べると野菜を食べなくなる子ばかりではないので、気にせず与えても問題ありません。
バナナは生後5ヶ月の離乳食初期から食べられる果物です。
甘すぎないか気になる人は、最初は次の2つの工夫をしましょう。
- ヨーグルトやほうれん草に混ぜる
- デザートとして最後に与える
離乳食でバナナの甘さが気になるなら、ヨーグルトやほうれん草に混ぜて与えましょう。
ヨーグルトは離乳食中期、ほうれん草は離乳食初期から取り入れられる食品です。
また、他のおかずやお粥を食べないことがないよう、バナナはデザートとして食事の最後に与えるのもおすすめです。
②:離乳食に生のバナナはダメ
離乳食に生のバナナはダメとの声があります。
生後5~6ヶ月ごろまでは、細菌に対する赤ちゃんの免疫が弱いので、バナナも加熱する方が安心です。
離乳食のバナナを生であげてしまったとしても問題がない場合が多いですが、離乳食初期は加熱しておきましょう。
離乳食中期以降は、赤ちゃんの体調や気温などで気になることがなければ、生で食べさせてもOKですよ。
離乳食に毎日バナナはダメ?
離乳食も後期以降になると「バナナは毎日の離乳食に欠かせない」と感じる人も増えてきます。
毎日与えても良いのか見ていきましょう。
離乳食に毎日バナナでもダメではない
離乳食に毎日バナナを与えてもダメではありません。
バナナは離乳食後期~完了期に活躍するメリットが多い食品です。
- 調理不要で使いやすい
- 安価で取り入れやすい
- 手づかみ食べの練習にも良い
- 甘くておやつにもぴったり
これらの理由からバナナを離乳食に毎日使う人もいるでしょう。
離乳食はなるべくいろいろな食材をバランスよく食べさせることが推奨されています。
毎食バナナばかりだど栄養の偏りが心配ですが、3食はバラエティに富んでいて、おやつは毎日バナナなら問題ないでしょう。
偏らない程度に、バナナを使いたいですね。
離乳食に毎日バナナは赤ちゃんが飽きることも
離乳食に毎日バナナを与えていると、赤ちゃんが飽きて食べなくなることがあります。
我が家も生後10ヶ月ごろ、手づかみ食べの練習もかねて、おやつはほぼ毎日バナナでした。
息子はバナナが好きで、喜んで食べてくれていました。
1ヶ月ぐらい経つと、だんだん食いつきが悪くなり、バナナがダメになってしまいました…。
離乳食に毎日バナナを与えると、食べてくれなくなったときに使えず痛手です。
しばらく期間を空けるとまたバナナも食べてくれましたが、与えすぎには気を付けた方がよいでしょう。
離乳食にバナナはダメな理由についてまとめ
離乳食にバナナはダメな理由をまとめました。
- 離乳食初期にバナナは甘すぎて他の野菜を食べなくなる可能性がある
- 離乳食初期は生のバナナを与えてはダメ(加熱推奨)
- 栄養が偏りすぎなければ毎日バナナをあげても良いが、赤ちゃんが飽きることも
バナナは離乳食に活躍するだけでなく、大人が小腹を満たすのにもぴったりです。
バナナケースを買っておけば、外出時のおやつや軽食にも役立つので、さらにバナナが便利になりますよ!