この記事では、臨月の骨盤ベルトについてまとめます。
臨月に骨盤ベルトをすると、子宮口が開かずに赤ちゃんが降りてこないのでは?と不安になりますよね。
妊娠中に骨盤ベルトはした方がよいのか、しない方がよいのかまとめます。
一番人気のトコちゃんベルトⅡ
ゆるみがひどい人はトコちゃんベルトⅠ
臨月の骨盤ベルトは降りてこない?
臨月に骨盤ベルトをしても、赤ちゃんが降りてこないことはありません。
むしろ、骨盤がゆるみすぎるとお産の進行に悪影響がでます。
妊娠中の骨盤ベルトで圧倒的な人気の「トコちゃんベルト」の公式サイトには、次のように書かれています。
赤ちゃんはお産のとき、あごを引き、体を小さくしてせまい骨盤(骨産道)を進みます。ところが、骨盤がゆるんで広がった状態だと、あごを引かずに進んでしまうので、うまく子宮頸管など(軟産道)を通ることができません。
すると、お産に時間がかかったり、帝王切開や吸引分娩につながったりすることもあります。
トコちゃんベルト
骨盤が緩んでいると、赤ちゃんがあごを引けず、お産に時間がかかる場合があるのです。
赤ちゃんは頭を下にして、回旋しながら出てくるので、あごを引くことが重要です。
画像の右のように、骨盤ベルトをしないで骨盤が緩んでいると、確かに赤ちゃんは降りてきています。
子宮頚管が短くなりやすいので、早産のリスクが上がると言われているぐらいです。
早く産みたい臨月の妊婦さんにとっては、ちょっと魅力的に聞こえるかもしれません。
ただ、あごを引いていないのでお産の進みに影響してしまうのです。
臨月に適切に骨盤ベルトを使うことは、骨盤がゆるみすぎず本来の位置でキープするために必要です。
骨盤ベルトをすると子宮口が開かず、赤ちゃんが降りてこないことはないので、安心してくださいね。
妊娠中や臨月に骨盤ベルトをしない方がよいとの声もある
「妊娠中や臨月に骨盤ベルトをしない方がよい」と言われることもあります。
これは、特に骨盤のゆるみや腰痛を感じていない人に当てはまります。
骨盤ベルトと似た商品に、妊婦帯があります。
- 骨盤ベルト:骨盤を中心にサポート
- 妊婦帯:お腹と腰回りを中心にサポート
骨盤ベルトと妊婦帯の違いはサポートできる部分で、妊婦帯はお腹と腰回りを中心にサポートできます。
今まで妊婦帯を付けていて腰痛などのトラブルがなければ、無理に骨盤ベルトに変えなくても良いです。
「臨月になったから骨盤ベルトをしないといけない!」と無理に取り入れる必要はないですよ。
ただ、妊娠後期にお腹がはちきれそうで、腰や恥骨が痛む場合には、骨盤ベルトをすると楽になることがあります。
トコちゃんベルトは産後にも使える人気商品なので、1本持っていて損はないでしょう。
臨月の骨盤ベルトは寝るときにしない方がいい?
臨月の骨盤ベルトは寝るときにしない方がよいかは、個人差があります。
臨月の骨盤ベルトを寝るときにした方がよい人
- 腰や恥骨が痛くて寝苦しい
- 朝に腰回りが痛くて起き上がりにくい
臨月に骨盤ベルトをしないで寝ると、腰や恥骨に違和感がある人は寝るときにも付けてみましょう。
合えば寝やすくなったり、朝起きて腰回りが快調になることもあります。
臨月の骨盤ベルトを寝るときにしない方がよい人
- 寝るときに骨盤ベルトをしなくても調子がいい
- 骨盤ベルトを付けていると寝苦しい
骨盤のゆるみがそれほどひどくない場合は、寝るときに骨盤ベルトを付けなくても大丈夫です。
骨盤ベルトを付けていると、体が締め付けられているようで寝苦しいと感じるなら、しない方がよいでしょう。
臨月の骨盤ベルトは胎児に影響はない?
臨月の骨盤ベルトは、正しく使えば胎児に影響はありません。
骨盤ベルトは、骨盤を締めるものなので、太ももの付け根の上あたりと、ベルトのイメージより下に付けます。
上に付けすぎるとお腹が圧迫されるので、胎児に影響が出ることがあります。
骨盤ベルトを買って付け方が不安なら、妊婦検診に持っていきましょう。
私は骨盤ベルトを付けて妊婦検診に行ったところ、「位置が高すぎる」と付け直してもらって、安定感に感動しました。
巻き方のコツも教えてもらうと、骨盤ベルトの効果を感じやすくなりますよ!
臨月の骨盤ベルトは降りてこないのかまとめ
臨月の骨盤ベルトは降りてこないのかまとめました。
- 骨盤のゆるみを改善すると赤ちゃんが良い体勢で降りてくる
- 骨盤がゆるんでいると分娩時間が長くなることも
- 今使っている妊婦帯が合っていれば臨月に骨盤ベルトに変えなくてOK
骨盤ベルトを取り入れるか迷ったら、産後も使えるトコちゃんベルトがおすすめです。
骨盤のゆるみがひどい人は「Ⅰ」、普通の人は「Ⅱ」を手に入れてくださいね。
一番人気のトコちゃんベルトⅡ
ゆるみがひどい人はトコちゃんベルトⅠ
すでに骨盤ベルトを持っている人