この記事では、バランスボールの寝かしつけで揺さぶられ症候群になるのかまとめます。
通常、バランスボールで寝かしつけをしても揺さぶられ症候群にはなりませんが、抱き方や転倒の危険に注意が必要です。
新生児や赤ちゃんをバランスボールであやすなら、リングが付いたバランスボールが安定しやすいですよ♪
バランスボールの寝かしつけで揺さぶられ症候群になる?
バランスボールを寝かしつけに使うことで揺さぶられ症候群になることは稀です。
その理由や安全な方法を見てきましょう!
車やベビーカー、バウンサーの揺れで赤ちゃんは揺さぶられ症候群にならない
バランスボールの揺れが続くと、赤ちゃんが揺さぶられ症候群になってしまうのでは?と心配になりますよね。
揺さぶられ症候群になるほどの揺れとは、赤ちゃんの頭を支えずに激しくシェイクするような動きです。
例えば、車やベビーカー、バウンサーなども体全体を揺らす動きなので、揺さぶられ症候群にはなりません。
ジャンパルーでの悪影響も同じ理由で心配する声がありますが、こちらも通常の使用では問題はありませんよ。
体が不安定な状態で長時間揺れるのは赤ちゃんの負担になってしまうので注意したいですね。
バランスボールの揺れが赤ちゃんの負担にならないよう加減する
バランスボールは、赤ちゃんが大好きな縦揺れを、手軽に再現できます。
寝かしつけをするときにぴったりなのは、ゆっくりした揺れや優しいバウンドです。
バランスボールの寝かしつけで揺さぶられ症候群にならないためには、頭をしっかり支えた抱き方にしましょう。
いくら揺れがゆっくりでも、首すわり前の赤ちゃんの頭がガクガクすると、脳へのダメージも心配になります。
バランスボールからお尻が浮くような激しい動きは、揺さぶられ症候群にはならないものの、赤ちゃんの負担になるので加減しましょう。
赤ちゃんをあやす目的でバランスボールを使う場合だと、ついつい動きが大きくなりがち。
赤ちゃんにとってどんな揺らし方が安全なのか、家族みんなでシェアしておくと安心ですね。
バランスボールの寝かしつけやあやすのは転倒・落下の危険がある
バランスボールは寝かしつけやあやすのに丁度いい揺れをつくれる一方、赤ちゃんが転倒や落下する危険があります。
夜中の寝かしつけで、パパやママがウトウトしてしまうとバランスを崩すこともありますよね。
寝かしつけ中は赤ちゃんを抱っこしているので両手がふさがった状態でず。
大人がバランスボールから転倒・落下すると、赤ちゃんを危険な目に遭わせてしまうことに…。
特に新生児や月齢が低いうちは、転倒が大きなダメージになりやすいです。
疲れ果てているとき、部屋が暗いときには使わないようにするなどルールを決めて利用しましょう。
また、赤ちゃんがバタバタと暴れているときもバランスを取りにくいので、バランスボールでの寝かしつけは控えたほうがいいですね。
バランスボールの寝かしつけにおすすめのサイズ
バランスボールの寝かしつけにおすすめのサイズは、身長によって変わります。
- 165cm以下:55cmのバランスボール
- 165cm以上:60cmのバランスボール
バランスボールは55cm・65cmが主流です。
身長が165cm以下なら、しっかり足がつく55cmのバランスボールが安定感が良いでしょう。
165以上の身長、またはママが160cm以上・パパが170cmなどの場合は、2人が共有できる60cmを選ぶのもおすすめです。
また、リング付きを選ぶと安定感が増し、立ったときにも転がらないので扱いやすいですよ!
バランスボールの寝かしつけはいつまでで卒業?
バランスボールの寝かしつけは生後半年ごろまでに卒業する人が多いです。
理由は次の2つです。
順番に見ていきましょう!
①:赤ちゃんの力が強くなる
生後半年になると赤ちゃんは7~8kgぐらいになり、力も強くなってきます。
バランスボールの寝かしつけ中に赤ちゃんが激しく暴れると、転倒のリスクも高まります。
今までバランスボールで寝かしつけをしていたママも、怖いと感じることが増えてくるでしょう。
②:同じ景色を嫌がる
生後半年の赤ちゃんは視力が良くなってくるので、バランスボールの寝かしつけが退屈で泣くことがあります。
バランスボールの寝かしつけを卒業して、添い寝になれればいいのですが、「抱っこ紐で部屋をウロウロ」に移行するママも多くいます。
バランスボールの寝かしつけでギャン泣きが増えたら、卒業のサインといえます。
赤ちゃんは日に日に成長しているので、そのときに合った寝かしつけの方法を見つけていきましょう!
バランスボールが危ないと感じるなら他のアイテムも検討
バランスボールのデメリットは、転倒や落下の危険があることです。
予算が許すなら、電動ハイローチェアのネムリラは自動でユラユラしてくれるので、寝かしつけの負担が減ります。
ベッドメリーのプーメリーを使って寝かしつけをしている人もいます。
バランスボールと合わせて検討してみましょう!
バランスボールの寝かしつけで揺さぶられ症候群になるのかまとめ
バランスボールの寝かしつけで揺さぶられ症候群になるのかまとめました。
- バランスボールで揺さぶられ症候群にはならない
- メリットは安価に手に入ること
- デメリットは転落・落下の危険があること
バランスボールを使えば、立ってユラユラしたときよりもラクに寝かしつけができます。
一方で転倒の危険があることも理解しながら、上手に、安全に利用しましょう。
なかなか寝ない赤ちゃんのお世話で疲れているママさんは、寝かしつけにアイテムを導入してみて下さいね♪