この記事では、生後1ヶ月・2ヶ月の授乳間隔についてまとめます。
一般的に生後1ヶ月ごろまでは、夜間も3時間おきに赤ちゃんが泣いて、3~4時間の授乳間隔が目安と言われています。
中には6時間以上朝まで寝る子や、昼間ずっと寝てる子もいるので、授乳間隔の対処法を見ていきましょう!
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生後1ヶ月・2ヶ月で朝まで寝ると脱水になる?
生後1ヶ月・2ヶ月で朝まで寝ると脱水が心配ですが、大丈夫な場合が多いです。
体重の増えが悪くて、夜間授乳を勧められている場合を除けば、生後1ヶ月で夜通し寝ても問題ありません。
ただ、あまりに寝ている時間が長いと脱水の心配がないかチェックしましょう。
それぞれをまとめます。
①:体温や顔色
生後1ヶ月・2ヶ月で朝まで寝るために脱水が心配なら、赤ちゃんの体温や顔色をチェックしましょう。
脱水になると体温が上がって、顔色が悪くなります。
体温は体温計を使わなくても、首の後ろや脇を触ってみましょう。
普段より熱いと感じたら、脱水の可能性があります。
②:おしっこの量や色
生後1ヶ月・2ヶ月で朝まで寝るために脱水が不安なら、おしっこの量や色を見てみましょう。
寝ている赤ちゃんを起こさないように、こっそりおむつをチェックします。
- おしっこの量が少ない
- おしっこの色が濃い
脱水症状だと、おしっこの量が少なくなります。
また、黄色っぽい色ではなく、オレンジに近い濃いめの尿がでます。
逆にいつもどおり、おしっこをしっかりしていれば、脱水の危険は低いでしょう。
生後1ヶ月・2ヶ月で5~6時間以上の授乳間隔で起こすべき?
生後1ヶ月・2ヶ月で5~6時間以上の授乳間隔でも、基本的には起こさず見守ってOKです。
ただ、次に当てはまる場合には起こして授乳しましょう。
それぞれを解説します。
①:脱水の疑いがある
生後1ヶ月・2ヶ月で5~6時間以上の授乳間隔でも、脱水になることは稀です。
ただ、授乳間隔があまりに空く場合には、脱水や熱中症の危険もゼロではありません。
脱水の疑いがあるときには、起こして授乳する方が安心です。
②:体重の増えが悪い
生後1ヶ月・2ヶ月で5~6時間以上の授乳間隔で、体重の増えが悪い場合には、1ヶ月検診などで相談しましょう。
医師から「起こして授乳するべき」と言われてたら、そのとおりにしましょう。
起こさなくても、哺乳量や授乳回数を調整することで、上手く体重が増えていく場合もあります。
③:ママが乳腺炎になりそう
生後1ヶ月・2ヶ月は、まだ母乳量が安定せず乳腺炎になりやすい時期です。
授乳間隔が空きすぎて胸が張る場合には、搾乳するか起こして飲ませましょう。
そのまま放置しすぎると、授乳しても張りが治まらないでしこりができる可能性があります。
よく寝る赤ちゃんはありがたいですが、乳腺炎が心配なママは、母乳のつまり対策のハーブティー「ミルクスルーブレンド」で予防しておきましょう。
生後1ヶ月・2ヶ月で5~6時間の授乳間隔があってもよい
生後1ヶ月・2ヶ月で、5~6時間の授乳間隔があってもよいです。
授乳間隔の目安や、寝すぎる対処法を見ていきましょう!
生後1~2ヶ月の授乳間隔の目安
生後1~2ヶ月の授乳の目安は次のとおりです。
月齢 | 母乳 | ミルク |
---|---|---|
生後1ヶ月 | 2~3時間おき (9回) | 4時間おき (6回) |
生後2ヶ月 | 3~4時間おき (7回) | 4時間おき (6回) |
育児書に書かれているのはあくまで「目安」なので、すべての子が当てはまるとは限りません。
そもそも生まれた週数が37週と41週では1ヶ月の差がありますし、生後1ヶ月の体重も3kgの子もいれば6kgの子もいます。
睡眠時間や一度に飲む量も、赤ちゃんによって個人差が大きいので、「目安」どおりにしようと思いすぎない方が良いですよ。
ただ、生後1ヶ月で授乳間隔が6時間、1日の授乳回数が4回の場合は、哺乳量が少ない可能性があるので工夫をしましょう。
生後1~2ヶ月で5~6時間の対処法
生後1~2ヶ月で授乳時間が5~6時間あくと、授乳回数が減って体重の増えが悪くなる懸念があります。
対処法は次の2つです。
- 1回の授乳量を増やす
- 寝すぎたとき以外の授乳間隔を狭める
それぞれをまとめます。
①:1回の授乳量を増やす
生後1~2ヶ月で5~6時間になる場合、赤ちゃんの体や胃袋が大きいケースが考えられます。
生後1~2ヶ月の時点ですでに、生後3ヶ月並に成長している赤ちゃんもいます。
ミルクの場合、授乳量と授乳回数の目安は次のとおりです。
月齢 | 1回の目安 | 1日の授乳回数 |
---|---|---|
1~2ヶ月 | 140ml | 6回 |
2~3ヶ月 | 160ml | 6回 |
3~4ヶ月 | 200ml | 5回 |
生後2ヶ月は140ml×6回が目安ですが、大きめの赤ちゃんで授乳間隔が空くなら、160mlや200mlを飲ませて5回にしてみるのもよいでしょう。
大きい赤ちゃんは育てやすいと言われるのは、よく飲んでよく寝る理由もあります。
大切なのは1日のトータルの哺乳量が、赤ちゃんに合っているかです。
母乳の場合でも、一度にたくさん飲める子なら、目安より授乳回数が少なくても問題ありません。
②:寝すぎたとき以外の授乳間隔を狭める
生後1~2ヶ月で夜間の授乳間隔が5~6時間になる場合、日中の授乳間隔を狭めるのもおすすめです。
夜は6時間空くけれど、日中は3時間おきにしてもOKです。
トータルの哺乳量や回数を1日で調整しましょう。
赤ちゃんに合うペースや量には個人差が大きいので、様子をみながら与えられると良いですね。
生後1ヶ月・2ヶ月で朝まで寝る赤ちゃんも一定数いる
生後1ヶ月・2ヶ月で5朝まで寝る赤ちゃんは特別めずらしいことではなく、一定数います。
ネット上の声を見てみましょう!
生後1ヶ月で、すでに朝まで寝る子や、5~6時間寝ている赤ちゃんは一定数いました。
夜間はそのまま寝かせて置いて、日中は5~6時間で起こして授乳しているママが多かったです。
赤ちゃんの哺乳量や脱水、ママの乳腺炎に気を付けて、寝ている赤ちゃんを見守りましょう!
生後3ヶ月では好きなだけ寝かせる家庭も増えてきますよ!
生後1ヶ月・2ヶ月で朝まで寝ると脱水になるのかまとめ
生後1ヶ月・2ヶ月で朝まで寝ると脱水になるのかまとめました。
- 生後1ヶ月・2ヶ月で授乳時間が5~6時間空く子もいる
- 基本的には起こさずにそのまま寝かせてOK
- 脱水・体重の増え・乳腺炎に気を付ける
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