この記事では、授乳しても張りがおさまらない「しこり」についてまとめます。
母乳の出が良い人は授乳後にも胸が張ることがありますが、放置しすぎると詰まってしこりや乳腺炎になってしまうことも…。
授乳のしこりで上側の飲ませ方は難しく、位置によってはなかなかしこりが取れない場合もあります。
母乳外来に通えればいいですが、赤ちゃんが小さいとなかなか受診しづらいもの。
自宅で無理なくケアをするなら、産婦人科病院で取り扱いのあるハーブティー「ミルクスルーブレンド」がつまりを解消してくれますよ♪
授乳しても張りがおさまらないと「しこり」になるのはなぜ?
授乳しても張りがおさまらないで「しこり」ができる理由は、ママ側と赤ちゃん側の2つです。
それぞれを見ていきましょう!
①:ママの母乳の出が良い
授乳していても胸の張りがおさまらない理由に、ママの母乳の出が良いことがあります。
産後1ヶ月の母乳量の平均には個人差が大きいですが、母乳がよく出るのはいいと思われがちです。
でも、胸が張って痛かったり、思わぬときに母乳が勝手に出てしまうため出掛けるときに気を遣うなど、意外とやっかいで悩んでいる人も多いでしょう。
産後3日目に胸が張って痛いと感じていた人は、今後も母乳過多と付き合っていく必要があるかもしれません。
産後の胸の張りを放置し続けると「しこり」ができる可能性もあります。
②:赤ちゃんの飲む量が少ない
授乳しても胸の張りがおさまらないで「しこり」になるのには、赤ちゃん側の理由もあります。
赤ちゃんの飲む量が少ない、飲む力が弱いという場合です。
まだ授乳に慣れていない時期はうまく吸えない子も…。
赤ちゃんの飲む量が少なくても、吸われると母乳はつくられます。
そのため、飲みきれなかった分がママの乳腺にたまり、張ってしまう原因になります。
授乳しても張りがおさまらないのを放置すると「しこり」が悪化
授乳しても張りがおさまらないで「しこり」ができたのを放置すると危険です。
その理由を見ていきましょう。
授乳しても張るのは母乳過多
母乳過多は、赤ちゃんが飲む分よりたくさんの母乳がつくられ、授乳しても胸が張ってしまう状態をいいます。
母乳過多の原因は、ママの体質によるものが大きいです。
退院後も母乳がピューっと出ることが頻繁にあれば、母乳が多く作られている可能性があります。
そして、胸の上側や外側などの飲み残しがある部分に「しこり」ができてしまうのです。
放置していると「しこり」が乳腺炎になる危険も
赤ちゃんが飲みきれなかった母乳をそのまま放置していると、「しこり」が乳腺炎になる危険があるので注意しましょう!
乳腺炎には2種類あります。
- うっ滞性乳腺炎:乳腺の中に母乳が溜まっておこる
- 化膿性乳腺炎:乳頭の傷などから細菌に感染しておこる
初めに乳腺の中に母乳が溜まる「うっ滞性乳腺炎」になり、そこから細菌に感染した場合に「化膿性乳腺炎」になります。
うっ滞性乳腺炎にならないorうっ滞性乳腺炎の時点で「しこり」を取ることが大切です。
授乳しても張りがおさまらない「しこり」対策5選
授乳しても張りがおさまらない「しこり」の対策は5つあります。
乳腺炎を防止するためにできることを見ていきましょう!
①:赤ちゃんの吸わせる向きや抱き方を変えてみる
授乳しても張りがおさまらないとき、いつも決まった体の向きで授乳していませんか?
いつも決まった体の向きだと、刺激される乳管が限定されてしまいます。
刺激されなかった乳腺の母乳が溜まったまま「しこり」になってしまうので、赤ちゃんの吸わせる向きや抱き方を変えてみましょう!
いつもと違う抱き方だと授乳しにくく感じるかもしれませんが、少しずつ変化させてまんべんなく吸ってもらうようにしましょう。
授乳のしこりの上側の飲ませ方は次の記事を参考にしてくださいね。
②:食事に気を付ける
授乳しても胸が張ってしまうのは、飲む分より多くの母乳がつくられているため。
過剰に母乳をつくらないようにするためにも、高カロリーなものを多く食べるのは避けて栄養過多にならないようにしましょう。
母乳をつくるのには多くのエネルギーを使うので、授乳期間はすぐにお腹が空きますよね。
それでも暴食は避けて、栄養バランスの整った食事をとるように心がけてくださいね。
③:マッサージする
胸が張った状態のまま授乳しようとすると、勢いよく出すぎて赤ちゃんがむせてしまうことがあります。
赤ちゃんが飲みやすくするために、授乳の前に圧抜きをするといいでしょう。
- 両手を左右のわきの下にあてて胸を押し上げる
- 乳輪の周りに親指と人差し指をおき、体の内側へ押す
- 位置をずらして優しく押すのを繰り返す
胸が張っているときは、赤ちゃんに吸ってもらうのが1番の対処法です。
圧抜きをすることで乳輪がやわらかくなって、赤ちゃんが吸いやすくなりますよ。
④:少しだけ絞る(絞りすぎは逆効果)
授乳の時間じゃないけれど胸が張って辛いときには、少しだけ絞ると楽になります。
このとき1/10くらいのイメージで、ほんの少しだけ絞るのがコツです。
母乳は「出した分=必要な量」とカラダが認識します。
絞ってすっきりすると一時的な「しこり」対策にはなりますが、絞った分の母乳も必要量だとカラダが認識してしまいます。
さらに胸が張りやすくなる可能性があるので、絞る量は少しだけにしましょう。
⑤:ミルクスルーブレンドで詰まりを防ぐ
ハーブティーの中には、母乳に効くと言われているものがあります。
胸が張って痛いときには、母乳の流れをよくする効果のあるハーブをブレンドした「ミルクスルーブレンド」がおすすめです。
全国700以上の産婦人科病院に導入されていて、母乳の流れをよくして乳腺炎の元になるつまりを予防してくれます。
母乳を抑える効果のあるハーブは入っていないので、母乳が出なくなる心配はありませんよ♪
産後1年の間に母乳のつまりを経験するママは多いので、今後のためにもミルクスルーブレンドを用意しておくと安心です!
授乳しても張りがおさまらないことについてまとめ
授乳しても張りがおさまらないことについてまとめました。
- ママの母乳の出に対して赤ちゃんの飲む量が少ないと授乳しても張りがおさまらない
- 授乳後の張りを放置しているとしこりや乳腺炎の危険がある
赤ちゃんの飲む量とつくる量、需要と供給のバランスがあってくると胸が張ることはなくなります。
それまでにしこりや乳腺炎にならないよう、対処法を試してみてくださいね。
ミルクスルーブレンドには「効果があった」という口コミが多いので、気になる人は公式サイトを見てみましょう!