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妊活、不妊治療、不育症、状況に合わせた夫への伝え方や、夫の気持ちとは?

この記事では、妊活や不妊治療、不育症で夫婦が一致団結できるように、

夫と理解し合える方法をまとめました。

女性にはない男性脳を持つパートナーが一体なにを考え感じているのか見てみましょう。

タップできる目次

夫婦が試されるとき【妊活・夫の気持ち】

妊活とは妊娠を望むカップルが妊娠に向けて行う準備のことです。

排卵日を予測したり、性交のタイミングを合わせるだけが妊活ではなく、

妊娠について話し合ったり、妊娠に関する正しい知識を学んだりすることも含まれ、

妊活といっても取り組み方は多種多様です。

  • 生活習慣の見直し
  • 葉酸の摂取
  • ブライダルチェックの受診
  • 基礎体温の計測・記録
  • タイミング法
  • 男性はトランクスにチェンジ

生活習慣の見直し

妊娠に向けてまずは自分の身体が健康であることが重要です。バランスの良い食生活や適度な運動習慣、

質の良い睡眠、禁煙や飲酒量を適量に留める、過度なストレスをためないなど健やかな身体づくりは大切です。

健康的な生活習慣を獲得できると、後の妊娠期、産後、育児にも良い影響を与えますので、妊娠前から

心がけられると良いですね。

葉酸の摂取

妊活中の女性に葉酸摂取が勧められる理由は、胎児の神経管閉鎖障害の症状リスクを予防するためです。

胎児がさまざまな器官をつくり発達成長するためには細胞の働きに深く関係する葉酸がとても重要です。

食事から必要量の葉酸をすべて摂取しようとすると大変なので、サプリメントと合わせて摂取することが

勧められています。

妊娠初期に葉酸が不足していると、二分脊椎や無脳症などの胎児の先天性異常につながります。

妊娠1か月以上前から妊娠3か月程度までは葉酸を十分に摂取することで

先天性異常の発症リスクは低減できるため妊活中の女性はぜひ葉酸を摂取してほしいです。

今日が妊娠1か月前かもしれません!赤ちゃんがほしいと思ったその日から葉酸は十分に

摂取しましょう。

※これらの先天性異常がすべて葉酸不足から起こるというわけではありません。

最近ではパートナーと一緒に飲める葉酸サプリメントや、女性用・男性用とふたりで飲める

内容は違ったサプリメントをペアに組んで発売しているメーカーもあります。

薬局でも葉酸サプリメントは数多く売られていますので、自分に合った商品を見つけるのも楽しいですよ♪

ブライダルチェックの受診

ブライダルチェックとは妊娠に影響する病気の有無を確認する検査のことで、女性・男性とも受けられる検査です。

産婦人科や男性の場合は泌尿器科でも受けられるところがあります。

検査内容や金額はクリニックや病院によって変わりますが、多くは血液検査、エコー検査、超音波検査、

性感染症検査、子宮内診、精液検査などが含まれます。

基礎体温の計測・記録

女性は排卵をしないことには自然には妊娠できません。その排卵が身体でいつ起こっているのか、そもそも

排卵しているのかを知るための一つの方法として、基礎体温の計測があります。

基礎体温は目が覚めたらそのままの姿勢で基礎体温計(婦人体温計)を使用して舌の裏側で測ります。

記録は携帯アプリを使用すると便利ですし、体温計とアプリが連動し自動記録ができる優れものもあります。

記録の際は、体温だけでなく、なにか症状(おりものや頭痛など)や生理、性交渉も合わせて記録すると

今後産婦人科へ受診した際に有益な資料として提出できます。

また産婦人科や不妊治療クリニックでは、基礎体温を紙に書いて提出するよう言われることもあるので

基礎体温表をダウンロードして紙に記入しておくのも良いです。

最近では排卵検査薬や排卵日をチェックできるおりものシートも売られているので

活用してみるのもおすすめです。

タイミング法

基礎体温や排卵検査薬などを使用して排卵日の予測がついたら、受精する確率を上げるために

排卵予定日前後に性交のタイミングを合わせます。

男性はトランクスにチェンジ

妊活中の男性はパンツをトランクスにするのがベスト!

ピタッとしたタイプの下着は身体に密着し、精巣の温度を上げてしまいます。

男性は女性とは真逆で生殖器を温めないほうが良いのです。実際男性の生殖器は女性と違って

身体の外側に出ています。これは体温より温度が低い方が望ましいからです。

男性の下着の種類は男性不妊や精子の質と関係していると言われています。

精子は熱に弱く、37度以上になると数や運動率が大きく下がってしまうのです。

精巣が最もよく機能するのは体温より2~3度ほど低い温度だそうです。

ふんどしにしろとまでは言えませんが、トランクスのようなゆとりのある下着が好ましいです。

妊活・夫の気持ち

女性は基礎体温を測ったりサプリメントを飲んだりと、妊活を始めると日常にアクションが増えます。

そのストレスや焦る気持ちから、夫やパートナーの言動がどこか他人事で非協力的だと感じることが

あるようです。

一方男性はどう感じているのでしょうか。

男性は私たち女性が思っている以上にデリケートな生き物のようです。

プレッシャーに弱く、すぐに傷つくんだとか...。それなのに尊敬され尊重されていることに

とてもこだわる、それが男性脳なんだとか。

なので妊活といっても自分に原因があるかもしれないなんて発想はなく、考えすぎやろ~くらいにしか

はじめは思えないようです。

女性から「タイミングはいついつ」「今日が排卵日」、あれしてこれしてと言われると、プレッシャーに

感じてしまい、うまく妊活の波に乗れないこともしばしば。

また仕事で疲れていたり、妊活を優先順位のトップにもってくるには時間ときっかけが必要なのです。

男性すべてがこういったわけではありませんが、男性脳と女性脳には違いがあるようです。

足並みそろえて妊活する方法

男性のプライドを傷つけることなく、過度にプレッシャーを与えないためにも、

とにかく会話することが大切です。妊娠について、こどものいる未来について、お互いがどのように

考え、感じているのか、見ている先は同じか、温度差はないか、妊活に対する思いを確かめ合うなど

何度も話し合うことが重要です。

妊活は女性が主役になりがちですが、ふたりの子どもであり、お互いがしっかり向き合っている必要があります。

男性にも自分事として捉えてもらえるように、たくさん会話をしてみてください。

どこかのタイミングで男性の本音がポロっと聞けるかもしれませんよ!

またふたりでYouTubeなどを観たりして、女性から男性へ伝える・教えるというより、一緒に知識を学ぶという

姿勢も大切です。

女性がひとり焦っていると、一番近くで見ている男性はどしたら良いのだろうとアタフタしてしまうので

足並みをそろえられると良いですね。

夫婦が試されるとき【不妊治療・夫の気持ち】

日本では夫婦の約5分の1が何らかの不妊治療を受けているといわれています。

不妊治療大国と呼ばれる日本。そこにはどのような背景があるのでしょうか。

2021年のデータによると、全出生数81万人に対し、体外受精による出生数は約7万人にも上ります。

これは約8%の子どもが体外受精で生まれていることを表します。

健康なカップルが適切なタイミングで性交してもひと月に妊娠できる確率は20%ほど。毎月排卵があるとして

適切なタイミングで性交しても一年に12回しかチャンスがないと考えると、人間は他の動物と比べて

妊娠しずらい生き物なんだな~と感じます。

また近年の晩婚化なども相まって、日本の不妊治療の件数は増えています。

不妊の原因を特定することは非常に困難で、いかに妊娠というプロセスが複雑で奇跡的なことなのかが理解できます。

妊娠に影響を与える要素が非常に多く、原因を見つけることから不妊治療は始まります。

おかん

今できるすべての検査を受けても「異常なし」となるのに1年以上妊娠しないということは珍しくない。治療や検査を繰り返し進めるなかで原因を探求していくことが必要やな~

不妊治療

生活習慣の見直しや、基礎体温の計測・記録、タイミング法を行ってもなかなか妊娠に繋がらないときは

専門医への受診を検討しましょう。

自己流では限界があるので、ふたりで話し合い受診へ繋げられると良いですね。

【主な治療法】

  • タイミング法(各検査を受け排卵日を予測しタイミングを図る)
  • 排卵誘発剤などのホルモン療法
  • 内視鏡手術(ポリープや子宮筋腫の除去など)
  • 人工授精(パートナーから採取した健康な精子を排卵に合わせて子宮内へ注入)
  • 顕微授精(顕微鏡下で授精する)
  • 静索静脈瘤の治療(男性)
  • 無精子症治療(男性)

細かく治療法を挙げると数が多くなりますが、そのくらい今は多方面から原因を追究し、治療する技術が

あるということです。

有効性や安全性が確認された不妊治療は保険適用されるものもあり、生殖補助医療については保険適用と

先進医療として保険と併用できるものがあります。

自治体によっては不妊治療をサポートする取り組みがあるなど、負担額が大きい不妊治療も少しは

挑戦しやすくなったのではないかと思います。

おかん

保険適応や自治体サービスには対象年齢や回数の要件があるから要チェックやで~!

不妊治療・夫の気持ち

検査や排卵を予測するために頻回に受診をすること、不妊治療と仕事の両立というのは

かなり女性にとってストレスなことと感じます。なんで私ばっかり、、、と先の見えない迷路に

迷い込んだ気持ちにもなります。

そんな女性の姿を見て男性は何を感じ思うのでしょう。

女性だけでなく不妊症の48%は男性側にも原因があるとされています。

何度もふたりで話し合い、いざ不妊治療開始!となっても、未経験の検査項目もあり不安になるのは

男性も同じです。

不妊治療外来や産婦人科の不妊外来などは待合室の大半が女性。スタッフも女性が多く、男性にはやや窮屈な

場所といえます。

ふたり揃って同じ病院でもいいですし、男性が負担に感じているようであれば、泌尿器科や男性不妊を

扱っている病院もあり、検査できるところが増えてきましたので、そうしたところを受診するのも

一案です。男性の気持ちに寄り添うのも支え合うなかで大切なことです。

採精室もなかなかの雰囲気で、かなり男性にはプレッシャーになるだろうなと想像がつきます。

採精室の順番を待つカップルが同じ待合室にいること、採精室からでる時間の早さ、長さ、など

考えんなくてもいいことを、きっと男性脳が邪魔をして考えてしまう。

病院に行って検査を受けるだけでもたくさんの葛藤があるんだろうなと思います。

ほんま、なんとかならんのか採精室!と強く感じます。もっと尊厳された空間に整備してほしい..。

それに自宅で精液を採取し、人肌に温めながら病院へ持っていくのも、なかなかの重圧。

その中で出た検査結果に「これほんまなん?」「俺は本領発揮できてないで」と首をかしげるのも理解できます。

妊活、不妊治療は男性にとってもかなり心理的側面が大きく、抵抗感があります。

また男性側が、楽観的であったり、消極的であったりとふたりで治療に向き合えない場合もあります。

「そのうちできる」「ストレスが良くないから治療は無駄だ」という男性も少なくありません。

男性にとっては励ましたり、プレッシャーをかけたくないという優しさから出る言葉かもしれませんが

私ばっかりと孤独に感じる女性もいます。逆にこうした態度がむしろありがたいと感じる女性もいるでしょう。

女性側だけの治療や検査であっても、毎回情報を共有し意見を求め、男性にも主張する権利があり、

考える、知る必要性があるということ、これはふたりの問題なんだと意識付けすることも

今後の治療、そして子育てに向けて重要なことです。

夫婦が試されるとき【不育症・夫の気持ち】

不育症とは妊娠したものの流産、死産を2回以上繰り返す状態をいいます。

不育症についてはわかっていないことも多く、検査を行っても約半数は原因が特定できないとされています。

初期流産の原因の多くは胎児の染色体異常によって起こる偶発的なものですが、頭ではわかっていても

心では自分自身を責めてしまう女性は多いです。妊娠がわかったときから女性はすでにママになっているのでしょう。

偶発的なことが続くと悲しみは増し、なんで?としか考えられないほど辛く、自責の念、悲しみ、絶望感が

襲います。なんとか自分自身を奮い立たせ、不育症検査にたどり着くのですが、

不育症は医療機関によって認識や対応に差があります。

私の知るドクターのなかにも、流産は3回くらいは自然によくあることだと説明し、不育症検査を

待つよう指示する先生がいました。

これを聞いて、「いやいや回数も大事かしらんけど、3回も辛い思いせなあかんの?」

「本人が検査・治療を求めるなら、2回だろうと検査したらええやん!」

「またかもと不安を抱えながら妊活、妊娠するのは残酷すぎるで!」と私は焦りました。

不育症専門のクリニックもあるので、自分から情報収取をして納得のいく選択を掴んでほしいと強く願っています。

不妊治療も不育症治療も、場合によってはセカンドオピニオンを受けることが効果的です。

ただし、セカンドオピニオン、サードオピニオンを行いすぎて、更にわからない問題が増え、治療の着手が

遅れることは避けましょう。

人体、妊娠というのは、検査でわかることには限界があることを理解しておきたいですね。

不育症・夫の気持ち

女性の喪失感が強いと、何から手をつけてよいかわからない男性。気の利く言葉も言えずただそばにいる。

でもこれが一番女性としては心強くないですか?

ある研究結果によると男性は流産により精神的影響を受けるが、そのレベルは男女で違い、男性は女性ほどの

影響を受けないようであると記されています。一般的に男性は妊娠の身体変化を経験していないため、胎児との

愛着形成や現実感が乏しく、男女の感じ方に差異が生じるようです。

またストレスに対する対処行動にも男女差があることが研究されており、不妊症の夫婦において男性は

「距離を置く」「自分の感情をコントロールする」「計画的に問題を解決する」といった方法をとりますが

女性はほとんど用いられないといった性差があるのだとか。

女性は男性より流産、死産について多く思い出し、話したいと感じているが、男性の多くは話す必要を

感じないか意図的に回避する傾向にあると報告されています。こうした態度の違いや感じ方の違いは

一緒に悲しみを乗り越えようとしない姿に見えてしまいますが、男性は無意識にストレスを回避しようと

してしまうのでしょう。悪気があるわけではありません。

女性が流産や死産を経験することがどれほどの喪失感なのか話し、気持ちの共有をぜひ行ってほしいです。

さらにほかの研究結果を補足すると、夫は妻の流産、死産を知ったとき、妻の心身両面の痛みへのケア

求めるのだそう。なにも考えていないように見えて、妻のことを一番に考えてくれていると思うと、

その不器用さが微笑ましくないですか?

夫は、妻に流産兆候である下腹部痛や出血が突然出現し、緊急に受診した場合には、痛みを軽減させることを

優先するとともに、流死産への不安を強く感じているため気持ちのケアも求めると結果として書かれています。

また胎児の実感が湧いたあとの流死産について夫は、悲しい経験を繰り返すと、次の妊娠への不安が大きく

胎児のことを考えられない時期がある。その後妊娠経過が進み徐々に胎児への思いを抱き始める。胎児の

心拍や姿を超音波画像で確認し、胎児を実感した後に流死産をすると、初期流産よりも悲しみをより強く

感じていた。とのことです。

男性なりに妻の心身のこと、流産、死産という現実を理解し受けと入れること、そして夫としての自分自身を

グルグルと頭と心のなかで一生懸命考えているのでしょう。

男性は寄り添ってほしいなど精神的なところはそんなに気にしておらず、一番精神的に安心するのは

おそらく実効性のある、何か次の糸口が見つかることなのだそうです。さすが男性脳!問題解決型ですね。

そのため同じ経験者の成功体験を聞くことや、医師からの妊娠継続に有効な治療法に関する情報を望むようです。

もしかしたら男性は、ぐっと悲しんだあと、気持ちを切り替えて次を見ようと、前を向こうとしているのかも

しれません。それでもすぐ横を見れば、まだまだ悲しみのどん底にいる女性。その女性を無視して次へは

いけませんから、見守るという選択肢を選ぶのではないでしょうか。これが女性からすると、どこか他人事で

温度差や孤独を感じるのかなと思います。

男性は男性なりに悲しみ考えています。夫も同じように支援されるべき対象者であることを忘れず、

お互いが歩み寄れることが理想です。

夫婦が試されるとき【まとめ】

いかがだったでしょうか。

ぽーっとして何も考えてないような、何を考えているかよぉわからんというのが男性ですが、

彼らは彼らなりに受け入れ考え行動に移しているようです。

妊活、不妊治療、不育症は決して楽なものではありません。心身ともに疲弊し、なんのためなん?と

苦しくなることもあります。他人の妊娠報告に素直に祝福できない、毎月の生理に絶望する、

無事に生まれるか出産のその日まで不安でいっぱい、そんな女性の気持ちはきちんと言葉も添えて

伝えないと男性には響きません。

そして自分ばかり辛いと思いすぎず、ふたりの問題として女性からも男性に寄り添っていってほしいです。

男性にはたとえ小さくてもプライドがあります。素直になれないこともあるでしょう。今日明日に言えなくても

何度も話し合い、共有し向き合うことで、きっと男性の本音は見えてくるはずです。

一致団結し、パワーアップした夫婦、カップルになれることを祈っています。

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タップできる目次