この記事では、首すわりが早い問題点についてまとめます。
赤ちゃんの首すわりの平均は3ヶ月前後で遅いと心配されますが、逆に生後1ヶ月で早すぎるのも発達障害なのか心配になりますよね。
首が座るのが早い子の特徴を見ていきましょう!
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首すわりが早いと発達障害なの?
首すわりが早いと発達障害が心配されますが、因果関係は報告されていません。
逆に生後4ヶ月になっても首すわりがまだでも、発達障害とは限らず、生後6ヶ月以降に首がすわる子もいます。
育児書の平均どおり成長しないと、「何か問題があるのでは…」と心配するパパママは多いです。
そもそも、2,000gで生まれる子と5,000gで生まれる子がいる時点で、平均値から大幅に離れた新生児がいます。
2倍以上もスタートが違う赤ちゃんたちがいる中、首すわりの平均の目安が3ヶ月です。
育児書どおりに成長していく子の方が稀なので、首すわりが早いと感じても気長に見守りましょう。
生後1ヶ月で首を持ち上げると問題あり?
生後1ヶ月で首を持ち上げる赤ちゃんがいても、大きな問題はありません。
しいて言うなら、次の3つに気を付けましょう。
順番にまとめます。
①:大人が無理に首すわりをさせていないか
赤ちゃんが成長していくのは喜ばしいことですが、無理に早く首すわりをさせるのはNGです。
生後1ヶ月でうつぶせ寝にして、首が上がるかチェックするのはまだ早いです。
首すわりの練習をする場合には、生後2ヶ月の終わりごろから始めることをおすすめされます。
早いうちから赤ちゃんに首に負担をかけるのはやめましょう。
②:寝返りも早い可能性がある
生後1ヶ月で首を持ち上げたり、生後1ヶ月半で首がすわると、その後の寝返りも平均より早い可能性があります。
寝返りが早いと要注意なのが、赤ちゃんがベッドから落下したり、寝ている間にうつぶせになって窒息する危険です。
寝返りは生後4~5ヶ月が一般的なものの、首すわりが早い子は生後3ヶ月で寝返りをすることも考えられます。
いつ寝返りを始めても良いように、赤ちゃんの安全対策の準備をしておきましょう!
③:首がすわっていない可能性もある
生後1ヶ月で首すわりが完了する可能性はゼロではないですが、実際はまだ首が座っていない可能性もあります。
首すわりが少しぐらつくと感じたら、完了はまだと考えた方がよいです。
- 赤ちゃんの頭が後ろに倒れないように支えて抱っこ
- 首すわり完了後のベビーグッズは使わない
生後1~2ヶ月で首がすわったと思っても、まだ完全でない場合が多いです。
赤ちゃんの首を痛めないように、今までどおり横抱きが中心の方が安心です。
首すわり後に使えるベビーチェアや抱っこ紐も、まだ使わない方がよいでしょう。
首すわりはある日突然できるものではなく、少しずつ首が強くなっていくイメージです。
本当に首がすわったかは、3ヶ月検診で確認してもらうのが安心ですよ。
首すわりが早い子の特徴
首すわりが早い子の特徴は、次の4つです。
これらに当てはまれば必ず首すわりが早いとは限りませんが、早い傾向にありますよ。
①:十分成長して生まれてきた
ママのお腹の中で十分に成長して生まれてきた子は、首すわりが早い特徴に当てはまります。
早産になった場合に比べて、予定日超過ならお腹の中である程度大きくなって育っています。
大きい赤ちゃんは育てやすいと言われるのも、新生児の時点で生後1ヶ月ぐらいよく食べよく寝て、体もしっかりして、ある程度は首が強いからです。
十分成長して生まれてくれば、スタート地点で一歩前に行っている分、その後の成長も早いことが多いです。
②:頭が小さい
首すわりが早い特徴は、頭が小さいことです。
首すわりは、首の筋肉がついてきて、自分の頭を支えられるようになった状態です。
頭が大きい赤ちゃんに比べて、小さいと支える重みも少なくて済みます。
体に対して頭が小さい赤ちゃんは、自分で首を持ち上げやすいです。
③:まわりのモノや音に興味が強い
首すわりはある日突然に完了するのではなく、少しずつ筋肉がついてきてできるようになります。
産まれてすぐの頃から、まわりのモノや音に興味が強い子は、首を動かす機会が多いです。
最初はほんの少ししか動かせなくても、筋肉が付いてくるとキョロキョロできる範囲が広がります。
こうやって周りのモノに興味を示しているうちに、首すわり完了に近づいていきます。
④:縦抱きが好き
首すわり前の縦抱きはよくないと言う人もいますが、赤ちゃんによっては新生児でも縦抱きが好きな子がいます。
首に気を付ければ縦抱きにしても問題ないため、横抱きで機嫌が悪ければ、縦抱きにするケースもあります。
「首への負担」と「首の訓練」は紙一重で、まったく負担ゼロの動かさない状態では筋肉がつきません。
縦抱きで多少は首に負担があった方が、首すわりが早い場合があります。
ただ、抱き方が良くないと赤ちゃんの発達に悪影響になるので、しっかり首を支えて抱くようにしましょう。
首すわりが早いと発達障害の危険があるのかまとめ
首すわりが早いと発達障害の危険があるのかまとめました。
- 首すわりの早さと発達障害に因果関係はない
- 無理に首すわりをさせないように注意
- 首すわりの完了は3ヶ月検診で確認してもらうのが安心
赤ちゃんの成長は一喜一憂することが多いものです。
育児書どおりに育つ赤ちゃんは稀なので、神経質になりすぎず見守ってあげましょう!
私は、赤ちゃんの泣き声から感情を分析できたり、育児日記を付けられる「パパっと育児」のアプリを使っていました。
成長を記録したり、泣き声を診断してもらうことで、客観的に赤ちゃんの成長を見守れますよ。