この記事では、寝返りが早い要注意ポイントについてまとめます。
首すわり前に寝返しそうなら、窒息の危険を防ぐための対策が必要になりますが、発達障害や病気との関連性はありません。
寝返りが早い子について詳しく見ていきましょう!
寝返りが早い要注意なポイント5選
寝返りが早いと要注意なポイントは5つあります。
思わぬ事故にならないように対策をしましょう。
①:窒息に要注意
寝返りが早いと要注意なのが、窒息の危険です。
赤ちゃんは寝返りができても、自分で元に戻れない時期があります。
他の発達に比べて寝返りだけが早いと、全身の筋力はまだ十分に発達していないことが考えられます。
特に夜間に寝返りをすると、パパやママも気づきにくく窒息の危険があります。
赤ちゃんが苦しい体勢にならないように気を配ってあげましょう。
②:ベッドやソファからの落下に要注意
寝返りが早いと要注意なのが、ベッドやソファからの落下です。
これは寝返りを始めた赤ちゃん全般にいえますが、急に動くようになると思わる落下があります。
ちょっとだけと思ってソファに寝かせたら、寝返りをして落ちてしまうので気を付けましょう。
寝返りが早いと、赤ちゃんの体はまだふにゃふにゃしています。
生後3ヶ月と生後6ヶ月では落下のダメージも違うので、特に要注意です。
③:ベビーベッドに挟まらないか要注意
これまでベビーベッドで寝ていた赤ちゃんも、寝返りを覚えるとベッドが手狭になってきます。
ベットの柵の間に足や腕が入っても、赤ちゃんは自分で抜けない場合があるので要注意です。
寝返りは4ヶ月以降と思って油断していると、思わぬ動きをしていることがあります。
寝返りが早い赤ちゃんには、早めにプレイマットなどを用意してあげると安心です。
④:赤ちゃんの周りに危険なものがないか要注意
赤ちゃんの寝返りが早いと、赤ちゃんの生活スペースの確保が追い付いていないことがあります。
ベビーベッドの中にぬいぐるみやおむつを置いていると、これまた窒息や事故の危険があります。
赤ちゃんが動き出したら、安全を重視したお部屋づくりを目指しましょう。
⑤:無理に寝返りをさせていないか要注意
赤ちゃんの成長は嬉しいものですが、大人が無理に寝返りをさせていないかも要注意です。
ちょっと赤ちゃんが体をひねったから、反動をつけてあげて寝返りが完了!
生後2~3ヶ月で無理に寝返りをさせるのは、赤ちゃんにとって危険があります。
生後3ヶ月になれば首すわりの練習のためにうつぶせ寝にするのは良いですが、早く寝返りができるように無理な体勢を作らないように気を付けましょう。
寝返りで腕が抜けないときに助けてあげるのはOKです。
首すわりよりも寝返りが早いと窒息に要注意
首すわりよりも寝返りが早いと窒息に要注意です。
赤ちゃんの成長の順番は、次のパターンが一般的です。
多くの赤ちゃんは生後3ヶ月頃に首すわりが完了します。
そして生後4~5ヶ月ごろに寝返りをしますが、寝返りが生後3ヶ月で逆転すると要注意です。
首すわり前に寝返りをしてしまうと、寝返りでうつぶせ寝になっても、顔を持ち上げられずに窒息の危険が増します。
特に就寝時の事故は多いので、寝返り防止グッズなどを使って対策しましょう。
寝返り防止にペットボトルを置く人もいますが、使い勝手や安全性を考えるとベッドインベッドエイドがおすすめです。
寝返りが早い子は発達障害や病気ではない
寝返りが早いと発達障害や病気なのか気になりますよね。
実際は寝返りが早いと発達障害の確率が上がることはありません。
「寝返りが早いと発達障害」と言われることもあれば、逆に「寝返りが遅いと発達障害」との声も聞かれます。
赤ちゃんの成長が平均から少し外れると発達障害を心配するママがいますが、これは気にしすぎな場合が多いです。
赤ちゃんが元気そうで、検診で指摘されることがなければ問題ありませんよ。
過剰に心配しすぎずに、周囲に危険がないかに注意して見守ってあげるのが良いですね。
寝返りが早い子の特徴
寝返りが早い子の特徴は次の3つです。
これらに当てはまる子は寝返りが早い傾向にあり、運動神経とは関係ないことが多いです。
①:首すわりが早かった
寝返りが早い子の特徴は、首すわりが早い赤ちゃんです。
一般的に、首すわり後に寝返りをする赤ちゃんが多いので、成長が早めの子は寝返りも早い特徴があります。
生後2~3ヶ月で首がすわった子は、早々に寝返りをするかもしれません。
②:まわりのモノや音に興味がある
寝返りが早い子は、まわりのモノや音に興味を持っている特徴があります。
遠くのおもちゃを取ろうと思った弾みで寝返りができたり、手足を動かして楽しむことも多いです。
いろいろなモノに興味があると、寝返りの機会も多くなります。
③:うつぶせ寝が好き
寝返りが早い子の特徴には、うつぶせ寝が好きなことも挙げられます。
寝返りをすると、うつぶせ寝になります。
仰向けよりうつぶせ寝の方が好きな子の方が、寝返りをしたい気持ちが強いでしょう。
寝返りしそうなサインは足と腰
寝返りが早い子のサインは、体をひねったり腰を回そうとする動きです。
「新生児で寝返りしそう」と言うママもいますが、これは赤ちゃんの体が反っていたり、首が横を向いているだけのケースがほとんどです。
腰回りに筋肉が付かないと寝返りはしないので、新生児で寝返りはできませんが、早ければ生後3ヶ月(まれに2ヶ月)でする子もいます。
早く寝返りをすればするほど、リスクもあるので、対策は万全にしましょう!
寝返りが早い要注意なポイントについてまとめ
寝返りが早い要注意なポイントについてまとめました。
- 窒息や落下の事故に気を付ける
- 赤ちゃんの周りに危険がないかチェックする
- 寝返りが早いことと発達障害に関連はない
赤ちゃんは寝返りを覚えると活動範囲が広くなります。
動きやすいスペースを確保できるように工夫をしましょう!