この記事では、ラカントのメリットとデメリットについてまとめます。
ラカントの摂り過ぎは、お腹が緩くなる・甘みの依存が高まるデメリットがあるものの、適量を守れば体に悪い危険性はないです。
やや値段が高めですが、糖尿病の人やダイエット中の人も砂糖の代用品として使いやすいですよ♪
コクのある風味で煮物におすすめ
すっきりした味で紅茶におすすめ
ラカントの3つのデメリット
ラカントはSARAYA株式会社が販売するカロリーゼロの自然派甘味料ですが、やはりデメリットが気になるもの。
調べて分かったデメリットは次の3つです！
詳しく解説します。
デメリット①：摂り過ぎはお腹がゆるくなり体に悪い
ラカントの摂り過ぎはお腹がゆるくなり、体に悪いデメリットがあります。
ラカントには、エリスリトールという醤油やワインなど発酵食品に含まれている糖アルコールが含まれています。
糖アルコールは、一度に大量に摂取するとお腹がゆるくなる作用があります。
例えば、同じ糖アルコールのキシリトールも1日4～5粒であれば大丈夫ですが、10粒以上食べると下痢になる人もいます。
あえて許容上限摂取量を設定するとすれば、個人差がありますが、成人一日のエリスリトール許容上限摂取量は30～40g前後（男性に対して0.66g/kg体重、女性では0.80g/kg体重）となります。
SARAYA株式会社
ラカントの原料であるエリスリトールは摂取量の上限を設けていませんが、あえて言うなら30～40gが目安です。
ケーキ1個で砂糖30gほどなので、スイーツ1個分程度にとどめておくのが良いでしょう。
お腹がゆるくなるかどうかは体質によるものの、摂り過ぎは体に悪いので注意が必要ですね。
デメリット②：甘みの依存が高まる危険性がある
ラカントを使うと、甘みへの依存が高まる危険性があります。
ラカントは砂糖の代用品として有名ですが、砂糖に比べて甘さが控えめなのが特徴です。
- ラカント：すっきりとした甘さ
- 砂糖：コクのある甘さ
ラカントの主成分であるエリスリトールは、砂糖の7割ほどの甘みしかありません。
同じ量の砂糖と比べて甘みが弱く、人によってはもの足りなく感じることも…。
健康に良いからと使い始めたものの、いつもより甘さを感じにくく、必要以上に量を増やしてしまう危険性があります。
ラカントだけで甘みが足りない時は、いつもの砂糖と併用すると満足度が高くカロリーもおさえられますよ！
デメリット③：値段が高くコスパはイマイチ
ラカントのデメリットは、砂糖に比べて値段が高くコスパがイマイチな点です。
| 商品名 | 価格（税込） |
|---|---|
| ラカントS（1㎏） | 3,555円 |
| 上白糖（1㎏） | 約300円 |
ラカントの1袋あたりの値段は3,555円と、上白糖の約10倍です！
ラカントは、中国南部の桂林という山奥にしか育たない羅漢果（ラカンカ）という希少な果実からエキスを抽出しています。
作るのに手間と時間がかかるため、値段が高くなってしまうのです。
砂糖の代用品として毎日使うには、コスパが悪いと感じますが、カロリーゼロで血糖値が上がりにくいのがメリットでもあります。
1日に10g使っても100日持つので、1日あたりに換算すると36円でカロリーを抑えられると考えると、それほど高くはありませんよ。
コクのある風味で煮物におすすめ
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ラカントの3つのメリット
ラカントの摂り過ぎは体に悪い危険性がありますが、上手く使えばメリットがたくさんあります。
それぞれ、みていきましょう！
メリット①：血糖値が上がりにくい
ラカントのメリットは、血糖値が上がりにくいことです！
ラカントの主成分であるエリスリトールは、血糖値を上げるブドウ糖が含まれていません。
25gのラカントSを含むゼリー（試験食）を12名の糖尿病患者に負荷したところ、砂糖25gを含む対照食と比較して、負荷前および負荷後30分、60分、90分、120分の血糖値およびインスリン値の変動は認められなかった。
滋賀医科大学内分泌代謝内科 近藤慶子
糖尿病患者がラカントSと砂糖を使った食事をそれぞれ摂ったところ、ラカントSを食べたあと血糖値に変化がなかったという研究結果があります。
一般的な砂糖は、ブドウ糖やショ糖を含んでいるため血糖値が急激に上がりやすいのがデメリットです。
血糖値の急激な上昇は、インスリンというホルモンが過剰に分泌され、余分なエネルギーが脂肪となり太りやすくなります。
しかし、ラカントに含まれるエリスリトールは、摂取してもほとんどが尿として排出されるため、血糖値への影響はかなり低いです。
ちょっと食べただけですぐ太る人も、ラカントを取り入れると太りにくい体質を目指せますね！
メリット②：糖尿病の人でも砂糖の代用として使える
ラカントは、糖尿病や糖尿病予備軍の人でも砂糖の代用品として使えるメリットがあります。
ラカントと砂糖を比較すると、カロリーは一目瞭然です！
糖尿病になると、血糖値をコントロールするために摂取カロリーを制限しなければなりません。
その点ラカントは、そもそもカロリーゼロだから、砂糖の代わりに置き換えるだけで手軽に摂取カロリーを減らせます。
血糖値への影響が少ないため、糖尿病患者さん向けにラカントを使ったレシピを紹介している病院もありますよ。
ラカントSは、医師100名のうち99％が推奨する「医師の推奨意向確認済み商品」にも認定されている甘味料です。
血糖値が気になる人も、ラカントを使えば甘いものを我慢せずにすみますね。
メリット③：植物由来の甘味料で体にやさしい
ラカントは植物由来の甘味料だから、体にやさしいのもメリットです♪
「ラカント」は人工甘味料っぽい名前ですが、羅漢果（ラカンカ）という中国の果実から名づけられています。
エリスリトール（中国製造・遺伝子組み換えでない）、ラカンカエキス、甘味料（ラカンカ抽出物）
ラカントの原材料は、エリスリトールと羅漢果（ラカンカ）の2つだけ。
主成分であるエリスリトールは、遺伝子組み換えしていないトウモロコシ由来の天然の甘味料です。
一方、羅漢果（ラカンカ）はウリ科の植物で、「長寿の神果」として古くから漢方として使われています。
甘味料の中には、人工的にカロリーをおさえた商品もありますが、ラカントは体に悪い余計な添加物は入っていません。
ラカントは加熱しても甘さが損なわれないから、お菓子や煮込み料理など、普段の料理に取り入れやすいのも嬉しいポイント！
「手軽にカロリーオフしたいけど、人工的なものはちょっと…」という人は、100％天然素材でカロリーゼロのラカントを試してみてください。
ラカントのメリットとデメリットについてまとめ
ラカントのメリットとデメリットについてまとめました。
- 摂り過ぎは下痢になる・甘みの依存が高まるなど体に悪い影響がある
- 適量であれば血糖値が上がりにくい
- 自然由来でカロリーゼロだから糖尿病や体重管理が気になる人も取り入れやすい
カロリーゼロで体にやさしいラカントですが、食べ過ぎると体に悪いデメリットもあります。
砂糖と同じように使えてヘルシーなラカントで、甘さを我慢しない食生活を始めましょう！
コクのある風味で煮物におすすめ
すっきりした味で紅茶におすすめ
