この記事では、マレーシア移住にかかった初期費用【前編】を解説しています。
わが家は2歳、4歳、現地採用の夫、私の4人家族です。夫の就労ビザ+帯同ビザで移住しました。
項目別に実際にかかった費用をお伝えいたします。
マレーシア移住【引っ越し費用】
日本からマレーシアへ引っ越しにかかる費用です。
マレーシアの物件は基本的に家具、家電が付いていることが多いです。
そのためまず引っ越しの際に考える点は以下の項目です。
- 持ち家の場合、日本に家を残す
- 家を引き払い、実家等に荷物を預ける
- 家、荷物を処分する
わが家は日本で賃貸に住んでいたので、原状回復工事費用59,125円を支払い退去しました。
子どもの年齢や学年、家族の人数によっては日本からダンボールで荷物を送る方もおられますが、
家電や生活備品はマレーシアでも十分揃いますし、ダイソーや無印、ドン・キホーテもあるので、
日本のものをマレーシアで購入することも可能です。そのためわが家は日本から輸送せず、
キャリーケース2つ、リュック2つで引っ越しました。
荷物は少なめにしておく方がええで!
マレーシア移住【航空券代】
現地採用の夫は会社が航空券代を全額負担してくれたので、子ども2人と私の分の航空券を手配しました。
今回は自宅から最寄りの空港まで自家用車で家族に送ってもらいましたが、空港までの交通手段によっては
費用がかかる可能性もあります。
夫の就労先の会社が手配してくれた航空券はエアアジア直行便でした。(日本10:35発~マレーシア16:45着)
2歳、4歳、私の座席料金+機内、受託手荷物のアップグレード2名分を合わせて、11万4000円でした。
クアラルンプール空港から宿泊先までのGrab(タクシー)も、夫の就労先が手配してくれていたので
移動費用としては家族3人分の航空券のみで済みました。
格安航空会社やと安い時で往復1人5万円くらいであるで!
マレーシア移住【宿泊先Airbnb料金】
航空券の手配と同時に宿泊先をAirbnbアプリを使用して予約しました。
スタジオタイプ、クイーンサイズベッド2台で1週間3万5000円でした。
ここで失敗談...。この宿を決めた理由は、
- 夫の就労先の会社が近い
- 賃貸契約するエリアにある
- 宿泊費用が安い
という点でした。4人家族で寝られるスペースがあり、会社も近く、今後住むエリアの偵察もでき、
宿泊費用も周りと比べて安いという点しか見ておらず、まさかのコンロがないことに気づきませんでした。
なのでこの1週間はすべて外食で自炊が一切できず、食費も時間も体力も想像以上に有しました。
宿泊先の探し方として、住みたいコンドミニアムが決まっている場合は、そのコンドミニアムの一室を
Airbnbの宿として掲載している場合もあるので、同じコンドミニアム内であればその後の引っ越しが簡単で、
実際の生活イメージもつきやすくおすすめです!
マレーシア移住【賃貸契約】
わが家はRM2,100/月のお部屋を賃貸しました。(RM1=日本円で32~33円 2024年4月現在)
お部屋のスペックは、2bedroomです。コンドミニアムのスペックは、共有プール、ジム、娯楽スペースがあり
勤務先から徒歩8分、最寄り駅は徒歩5分、徒歩8分にそれぞれあります。各クリニックやレストランも豊富で、
コンドミニアム直結にフードコート、小さなスーパー、インター保育園などもあり、生活環境としては
とても満足しています。
マレーシアで物件の賃貸をする際は、以下のような費用が必要になりました。
- 賃料1か月分 RM2,100
- 賃料2か月分の保証金 RM4,200
- 0.5か月分の公共料金保証金 RM1,050
- アクセスカードキー2枚 RM200
- 賃貸契約書 RM400
合計 RM7,950 (約26万円)
車を保有し駐車場契約が必要な場合や、家族構成、地域によって賃料は変動しますが、
2024年現在の家賃相場イメージとして、2bedroom:RM2,000~RM3,500、3bedroom:RM2,500~RM5,500
となります。戸建てやペット可のお部屋もあるので、選択肢は多く感じます。
マレーシア移住【初期費用前編まとめ】
マレーシア移住するためにかかった費用は、約47万円でした。
- 今住む日本の家、荷物をどうするか
- 航空券の手配
- 賃貸契約前の宿泊先の手配
- 賃貸契約
わが家は最低限の出費に抑えることを意識していましたが初めてのことで費用がかかった場面もありました。
荷物の量、飛行機のグレード、家族構成や住むエリアによっても変動はあるかと思いますが、
家族4人で50万円あれば日本を脱出し、マレーシア移住を叶えることができるとわかりました。
マレーシア移住にかかった初期費用【後編】では、携帯SIMの購入やWi-Fi契約、子どもの学費についてを
まとめました。マレーシアに教育移住を検討されている方も参考にしてみてください。