この記事では、産後のご飯はどうしてるのかまとめます。
100人にアンケートした結果、産後1ヶ月は里帰りで全くご飯を作らない人が多く、それ以降もレトルトや宅配弁当・作り置き・手抜きは当たり前との意見もたくさん見られました。
産後は料理より、赤ちゃんのお世話と自分の体を労わることが第一なので、負担なくご飯を食べられる方法を考えておきましょう!
産後1ヶ月のご飯はどうしてる?
産後のご飯はどうしてるのか、100人にアンケートをしました。
アンケート期間:2023年10月20~21日
対象者:3年以内に出産した女性
回答数:100人
産後1ヶ月のご飯についての答えは次のとおりです。
産後1ヶ月のご飯は、「里帰り先や、手伝いに来た家族が作ってくれた」が一番多く全体の半数近くでした。
それぞれを選んだ人の理由を詳しく見ていきましょう。
1位|里帰り先や、手伝いに来た家族が作ってくれた
出産予定日の2週間前から産後1ヶ月までの間、実母が我が家に来て食事を作ってくれていました。
里帰りしていたため、実家の母に頼り切りでした。母は昼間仕事に出ていたので、前日の夕食を多めに作ってもらい、次の日の昼に食べていました。
産後2週間は夫が育休をとっていたのでその間は朝と昼は夫が用意し、夕飯は近所に住む義母が毎日作って持ってきてくれました。夫の育休が終わった後、一週間ほど里帰りしてる間は実母にご飯を作ってもらってました。
産後1ヶ月のご飯は、里帰りや来てもらった母(義母)に作ってもらった人が約半数でした。
第一子は実家に里帰りする人が多く、第二子は里帰り出産しないで親に来てもらうパターンもあります。
出産直後は思うように体が動かず、初産なら赤ちゃんのお世話にも慣れていません。
親に助けてもらえる環境であれば、頼る人が多いです。
2位|産前より時短でできるものを自炊していた
電子レンジや電気圧力鍋でパパッと調理できるものを作って食べていました。食材は夫に買ってきてもらっていました。
出産前に作り置きをしたり、簡単に作れるものを準備していました。
カレーやパスタや丼など、一品のみになることが多く、調理時間や片付けの時間を減らすようにしていた。
産後のご飯は、産後1ヶ月から時短できる料理をしていた人も18%いました。
時短の調理器具を使ったり、中には出産前に作り置きをして冷凍ストックをしていたママもいます。
誰かに頼るより自分でやった方が気が楽な人は、時短できる準備をしておくと安心ですね。
産後の食事レシピ一週間も参考にしてみてくださいね!
3位|夫(パパ)など同居の家族が作ってくれた
夫が1ヶ月育休を取得したので、三食作ってくれた。たまに出掛けるときがあったが、ほぼ行ってくれた。
同居の家族が毎日作ってくれてだいぶ助かりました。
夫に作り置きしてもらっていた。
産後のご飯は、夫や同居の家族が作ってくれるケースがあります。
最近では、男性の育休取得率が上がっていて、産後に2~4週間の休みを取るパパも増えています。
自分以外の家族が料理を得意としている場合は、出産前に産後のご飯はどうするか相談しておくのもよいですね。
3位|産前と同じように自炊をしていた
頼れる人が周りにいないこともあり、退院した日から通常通り自炊してました。普段から簡単な炒め物などだったので、特に何か工夫することもなく、いつも通りつくっていました。
上の子もいるので普通に自炊していた。
特別動くのしんどいということもないから、変更なく普段の自炊を行った。
産後のご飯は、産前と同じように自炊する人もいます。
産後の経過には個人差があるものの、スピード安産の人は退院後も体への負担が少ないケースがあります。
料理が負担にならないのであれば、無理のない範囲でやってみましょう。
5位|宅配弁当やレトルト、惣菜を取り入れることが多かった
週に一度の買い出しの際、スーパーで出来るだけ日持ちのする惣菜を買っていた。カレーや親子丼のレトルトパック、チャーハンなどの冷凍食品も買い溜めして日々のメニューに取り入れた。
妊娠糖尿病がわかってから、以後は冷凍の宅配弁当に変えた。
里帰りや頼れる人がいないママの4人に1人は、宅配弁当やレトルト、惣菜を中心に乗り切っています。
産後は赤ちゃんのお世話が大変なのに、ご飯をどうするかも考えるのは大変です。
「産後1ヶ月は宅配弁当」と割り切った方が、悩まずにすむメリットがあります。
産後2~3ヶ月のご飯はどうしてる
産後2~3ヶ月のご飯はどうしてるのかも、同様に聞いてみました。
産後2~3ヶ月のご飯は、「産前と同じように自炊をしていた」が一番多かったです。
それぞれの回答の理由を見ていきましょう!
1位|産前と同じように自炊をしていた
料理が好きで気分転換になるので、身体が動くようになってからは普段通り料理をしていました。
赤ちゃんが寝ている間に産前と同じようにご飯を作れるようになった。
家に帰り、自炊をしていた。夫が育休を取っていた事もあり、兄弟児の世話などは夫に頼っていた。
産後2~3ヶ月になると40%のママは、産前と同じように自炊をしている結果になりました。
自炊ができる気がしないママも落ち込む必要はありません。
「赤ちゃんが良く寝る」「夫が育休」「料理が息抜き」などの理由がある人も多く、家庭の状況には個人差があります。
余裕が出てきて、料理をしたいと思ったら始めましょう。
2位|産前より時短でできるものを自炊していた
まだまだ子どもに手がかかるので、時間のかかる煮込み料理などは作れず…。ただ。野菜を切って肉と炒めるくらいのことはできるようになりました。味噌汁なども作れる時は作っていました。
産後少しずつ慣れたとしても睡眠がとれないし。やる事がたくさんで忘れる事もあるぐらい多忙だったので、麺類や鍋など味付け変えてできるだけ身体を休めていました。
炊き込みご飯や海南飯など、炊飯器にて1操作で作れるレシピを調べ自炊していた。その際出来るだけ多めに作り、冷凍ストックを増やしていた。
産後2~3ヶ月では、産前より時短でできるものを自炊する人も増えてきます。
毎日作るのは大変でも、味噌汁やカレーを大量に作って2~3日食べたり、麺類や鍋などサッと作れるものを用意するママが多いです。
次に紹介するレトルト類との併用もよく見られます。
3位|宅配弁当やレトルト、惣菜を取り入れることが多かった
里帰りを終えたため、自宅に帰ったが、なかなか自分で作れず宅配やテイクアウトに頼っていた。
コープで冷凍食品のおかずをよく買っていました。また、お惣菜だけスーパーで買って、ご飯と汁物だけ自分で作るということが多かったです。
まだまだ深夜授乳もあり眠たいので、弁当や惣菜をスーパーで買ったりしてやりすごしました。
生後2~3ヶ月はまだ夜間の授乳が多く、体も回復しきっていないため、レトルトや宅配弁当を利用する人が多いです。
それ以前は里帰りで親に頼っていた場合、家に戻っていきなり家事全般をこなすのは厳しいもの…。
テイクアウトを利用したり、旦那さんにスーパーで惣菜を買ってきてもらうのもおすすめですよ。
4位|里帰り先や、手伝いに来た家族が作ってくれた
産後の血圧が高く、三ヶ月里帰りしたままでしたので、実母が作ってくれていました。
3ヶ月里帰りするという、たっぷり甘えました。
産後3ヶ月ごろまでのご飯は、里帰りや親の頼っていた人もいます。
中には体調が思わしくなく、里帰り期間を伸ばしているケースもあります。
いづれにしても、親が頼っていいと言うなら、体と相談してお願いするのも良いですね。
5位|夫(パパ)など同居の家族が作ってくれた
夫が育休を取れたので、夫が作ってくれたり、自分が作ったり半々くらいの割合で自炊しています。
同居の家族が毎日作ってくれたから楽させてもらってました。
産後1ヶ月に引き続き、夫や同居の家族がご飯を作ってくれる場合があります。
頼れる場合は、素直に頼っておくのもよいでしょう。
体調が良ければ、動ける日は手伝ったりするのも良いですね。
産後のご飯はどうするべきか先輩ママのアドバイス
産後のご飯はどうするべきか、先輩ママ100人のアドバイスをもらいました。
大きく次の5つに分けられます。
それぞれのアドバイスを見ていきましょう!
①:頼れる人は頼った方がよい
3人目は里帰りせずに頑張りましたが、初産の方は里帰りした方が絶対いいですよ!特に1人目の時なんて、赤ちゃんにどう接したらいいかもまだわからないのに、ご飯の心配までしてたら鬱になっちゃいます。里帰りしてご飯を作ってもらってください。里帰りが無理なら、旦那に作ってもらう又は買いに行かせるが本当に正解だと思います!
誰かに頼めるなら自分自身が休むために頼んだ方がいいと思います。特に産後1ヶ月の時は必ず。
無理せず周りの力を借りるべきと思います。思った以上に産後は大変で、思うように動けないし後からガタがきます。素直に周りの言うことを聞き、甘えていいと思います。
妊娠経過が良ければ、産後のご飯も今までどおり作れると考える人もいますが、産後は思ったよりも大変です。
里帰り出産や頼れる人がいるのであれば、素直に頼るのが良いとの声は多いです。
②:ママの体調や赤ちゃんのお世話の大変さは個人差が大きい
体の回復は個人差があるので、無理せず状況に合った食事を作れば良いと思います。もちろん、レトルトや宅配弁当に頼るのも全然ありです!とにかく、自分の体優先が一番です。
産後すぐに動けるかどうかは人によるので、動けない場合どうするかを想定しておいた方がいい。
生まれてきた赤ちゃんがよく寝る子か寝ない子かだけでも家事のできる分量が全然変わってくるので、もし旦那さんの協力が難しそうなら親に頼るか、宅配などを検討した方が良いと思います。
産後のママの体調に差があるのはもちろん、赤ちゃんのお世話の大変さも個人差があります。
新生児の「魔の3週目」でずっと泣き続ける赤ちゃんがいる一方で、生後1ヶ月・2ヶ月で朝まで寝る子もいます。
自分だけ自炊ができていない…とマイナス思考にならず、個人差が大きいことは理解しておきましょう。
③:体を休めることを最優先した方がいい
まだ体も元に戻らない時期なので無理はしないで過ごしてください。
産後一二ヶ月はまだ赤ちゃんの授乳間隔も短く、なかなか体も休まらないと思うので、頼れる家族がいれば作ってもらうのがよいです。家族のサポートが難しければ冷凍食品やレトルト、生協などを使って、体を休めることに時間を割いたほうがいいと思います。
産後のご飯をどうするかより、ママが体を休めて回復することが最優先です。
特に産後6~8週に無理をすると、その後にガタがくるので、体は大切にしましょう。
④:料理をするなら手抜きや時短、作り置きが大切
長く立っていられなかったりして、キッチンにいられる時間が短くなるので、電子レンジや電気圧力鍋など時短でできる料理がおすすめです。
まずは休むことが大事なので、できるときに、簡単にできる具だくさんのスープや炊き込みご飯を作っておくと、栄養もあって手軽に食べれるので便利です。
カレーや鍋など煮込み料理に助けられました。調理家電もおすすめです。
産後のご飯を手作りしたいなら、手抜きや時短、作り置きがおすすめです。
毎日作るのは大変なので、赤ちゃんが良く寝てくれた日に作っておくのも良いでしょう。
⑤:宅配やレトルト、惣菜を頼ることも必要
レトルト食品や宅配のミールキットなど便利なものがたくさんあるので、必要なときは活用して無理せず過ごすといいと思います。
無理をせず、お惣菜や出前にたくさん頼っていいと思います。
今はお弁当の宅配や、冷凍冷蔵キットみたいなものもあるので、たくさん使って育児に専念してほしいです。
産後のご飯は、レトルトやお惣菜などに頼ることは大切です。
冷凍弁当や冷凍キットはストックしておくだけで安心感がありますよ!
産後のご飯はどうしてるのかまとめ
産後のご飯はどうしているのかまとめました。
- 産後1ヶ月は里帰りやレトルト、惣菜を使いできるだけ体を休めるべき
- 産後2ヶ月以降はママの体調によって時短できる料理を始める人も多い
- 宅配や惣菜も使って無理をしないことが大切
産後の肥立ちと呼ばれる6~8週は無理をすることは禁物です。
それ以降も赤ちゃんのお世話で寝不足が続くため、家族や宅配などに上手く頼って乗り切りましょう!